2023年06月25日
カレンダーを見ていると、曜日が太陽系の惑星になぞらえていることが何となくわかりますが、なぜそのように決まったのかはご存じでしょうか?そのルーツは古代バビロニアにまでさかのぼります。
そこで今回は『【メルマガネタ】曜日の歴史・由来は?知って冒頭文などに活用【例文付】』と題して、一週間の成り立ちや曜日の由来などについて紹介します。
しかし、このような知識が、なぜメルマガに必要なのでしょうか。
みなさんは、メルマガの内容がマンネリ化してしまったなと感じることはありませんか?ユーザーは日々多くの情報に触れているため、単調なメルマガだと読み飽きてしまい、最終的には開封率、クリック率、コンバージョン数(購入などの成果)などが低下する可能性があります。
売り上げなどを重視した文章を作成し、メルマガとしてメール配信し続けることも大切な業務ではありますが、時々一風変わった内容でユーザーの興味を引かせることもマンネリ化打破につながるかもしれません。
雑学をメルマガの冒頭文(書き出し)に書くことで開封率が高まるかもしれません。また、本文や後書きなどにも使用することで、最後まで内容を読み進めてくれる可能性も高まります。
本記事ではラストに、メルマガの例文を掲載していますので、ぜひお使いください。
※ご注意
今回の記事はアカデミックな内容ですので、諸説あるなかのひとつの解釈としてご覧ください。
目次
普段何気なく使っている曜日ですが、なぜ各曜日は月曜から日曜日と呼称されているのでしょうか?曜日の名前からなんとなく「太陽系の惑星の名前や並び順からきているのかな?」と想像するかもしれません。また、なぜ一週間は7日制なのかも不思議ですよね。
以下では、その疑問について解説していきたいと思います。
一週間を7日制にしたのは、メソポタミアの古代帝国である古代バビロニアの時代(紀元前1900年ごろ~紀元前1595年)であると考えられています。
古代バビロニアでは、太陰暦である月の満ち欠けの周期を新月から29日、あるいは30日まで数え、7日ごと(7日目、14日目、21日目、28日目)を安息日としていました。これが一週間の起源といわれています。
一方ユダヤ教の場合、旧約聖書に神は6日間で天地を創造し、7日目に休息したと記されています。これにより、7日目は安息日としました。のちにこれはキリスト教にも習慣として引き継がれ、週の始めの日はキリストの復活の日である主の日としました。
ただ、これらが同じ発生源を示しているかなどについては、定かではないとのことです。
次は、1日1日に呼び名が誕生した経緯についてです。
それぞれの日に曜日として呼称が付くようになったのは、占星術説か音楽説が影響しているといわれています。
これはローマ帝国の政治家であり歴史家のルキウス・カッシウス・ディオ・コッケイアヌス(155年〈または163年か164年〉~229年以降)<略称はディオ・カシウス>が執筆した『ローマ史』において、曜日の名前を決めるための方法として占星術説と音楽説の2つを記していたことに端を発します。
ただ実際は、なぜ惑星の名前が付けられたのかや、方法については明確には分かっていないそうです。
ここでは、有力とされている占星術説と音楽説について紹介します。
1日1日に惑星の名前を付けたのは、紀元前2世紀ごろの古代エジプトで、占星術をもとに行ったとされています。
この時代の天動説としては、地球から最も遠い惑星から順番に、土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月と考えられていました。
占星術では、各惑星に神が存在して時間ごとに人の運命を支配していると、考えられています。これになぞって、地球の1日は5つの惑星、月と太陽により、1時間おきに支配されていると想定されています。
支配している順番は「土星、木星、火星、太陽、金星、水星、月」となっており、各時間を支配する惑星がその日を代表する星となります。各時間ごとに代表となった惑星をもとに、曜日が名づけられました。
各時間ごとに代表となった惑星をもとに、曜日が名づけられました。
順番にあてはめていくと、24時間を5つの惑星にくわえて月と太陽で支配していくので、各時間を担当する星は3つずつ、ずれているのがわかります。
この呼び名は、のちにローマ帝国で受け入れられることとなります。
時間 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | … | 22 | 23 | 24 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1日目 | 月 | 土星 | 木星 | 火星 | 太陽 | 金星 | 水星 | … | 月 | 土星 | 木星 |
2日目 | 火星 | 太陽 | 金星 | 水星 | 月 | 土星 | 木星 | … | 火星 | 太陽 | 金星 |
3日目 | 水星 | 月 | 土星 | 木星 | 火星 | 太陽 | 金星 | … | 水星 | 月 | 土星 |
4日目 | 木星 | 火星 | 太陽 | 金星 | 水星 | 月 | 土星 | … | 木星 | 火星 | 太陽 |
5日目 | 金星 | 水星 | 月 | 土星 | 木星 | 火星 | 太陽 | … | 金星 | 水星 | 月 |
曜日 |
もう1つの説としていわれているのが、古代ギリシアの音楽理論であるテトラ・コードです。このテトラ・コードとは、4つの音を1つのまとまりとして考えるもので、これを天体にあてこみ1日1日に惑星の名前を付けたといわれています。
古代ギリシアの音階は「ラ」を基本とし、ラに土星をあてこむと4つ目は太陽となります。これを順番に続けていくと、土日月火水木金となります。
メルマガを常に作成しメール配信していると、少しずつネタ切れを起こしてしまうことがあります。
結果的に、メルマガの内容がマンネリしていき、開封率などやコンバージョン数(購入などの成果)が下がることも考えられます。
内容を少しでも工夫して、低下を避けたいのは誰もが考えることかと思います。
そこで、今回ご紹介した曜日の歴史や由来をうまく取り入れると、一風変わった文章ができてユーザーの興味を少しでも引くことができるかもしれません。
メルマガを開封して、まず目に入るのが冒頭文(前文)です。前文を作成する場合、本文を要約するとユーザーが瞬時に内容を把握することができます。
〇例文
皆さんこんにちは!
唐突ですがクイズです。
一週間が7日制になったのは古代バビロニアで、新月の周期をもとに7日間ずつにしたそうです。
では、1日1日に曜日が付けられたのは古代エジプトだそうですが、どんな方法を使って呼称を決めたのでしょうか?
ヒントは〇星術説
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今回の記事はいかがでしたでしょうか?
一週間の成り立ちや曜日の由来など歴史を紐解いていくと、あっと驚くことがたくさんあります。その驚きを、メルマガを読むユーザーにも発信すると、その方々にも驚きを共有することができます。
こうした一工夫が「メルマガを続けて読みたい」という気持ちにすることができるかもしれませんので、ぜひ、普段とは違うメルマガをメール配信する際は、雑学をメルマガネタとして活用してみてください。
以上、『【メルマガネタ】曜日の歴史・由来は?知って冒頭文などに活用【例文あり】』でした。
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