2021年10月14日
メルマガ運営されている方の中には、このようなことを考えられている方もいらっしゃるでしょう。
このような方向けに、コンビーズメールプラスでは「セグメント配信」という機能を用意しています。これは顧客リストの中から特定の条件に合致したユーザに対しメルマガを配信する仕組みで、このセグメント配信の活用によって、上記の課題を解決できます。
今回はこの「セグメント配信」の特徴と注意点について詳しく解説いたします。
メールマーケティングで欠かせない機能の1つに「セグメント配信」機能があります。求められるユーザに求められる内容を配信できる機能であり、メルマガを効果的に利用するためには必要不可欠な機能といえます。
それでは、この「セグメント配信」とはいったいどのような機能なのでしょうか?それを理解するためには、まず「属性」「セグメント」について知っておく必要があります。
コンビーズメールプラスにおける「属性」とは顧客の特徴を表す指標です。わかりやすいところで言えば、年齢、性別や住まいの住所、家族構成や趣味など多岐にわたります。そしてこのような情報はマーケティングには非常に重要な情報です。
属性とセグメントの関係については、こちらの記事に詳しく書いてありますので、合わせて読んでいただけると嬉しいです。
特定のニーズに合わせた情報をメール配信で送信する方法についてはこちら
同じ属性の顧客をひとまとまりとして分類することを「セグメント」と呼びます。例えば、男性・女性それぞれのグループを作る、などです。そして、そのグループに向けて配信することを「セグメント配信」といいます。
さらに、グループ分けの条件は1つではなく、複数の属性を条件とするケースもあります。例えば「東京都・男性」といったように複数の属性を組み合わせ、ターゲットとなる層をグループ化することで、より対象となる顧客を分類することも可能です。
セグメント配信の例は、こちらの記事の活用事例の章にまとめてありますので、よろしければご覧ください。
反応率を上げるために欠かせない配信手段についてはこちら
セグメント配信は、マーケティングに有用である反面、配信先リストの管理が大変ではないかという不安もあると思います。メルマガ配信ツールの中には、セグメント配信という機能を搭載しているとしながらも、実際は、リストを複数管理できるだけだったという場合もあります。しかし、この仕様が悪いのではなく、複数のリストを管理することがメリットになる使い方もあれば、そうではない場合もあるということです。
中には、顧客情報をデータベースとして管理し、その上で絞り込み条件を設定していく方式を採用しているものもあります。例えるなら、エクセルで対象となる人物を絞り込むようなイメージです。これにより、管理者は1つの配信先リストを管理するだけで済むようになります。
セグメント配信の大きな特徴は、顧客の中から対象となるグループに対してメール配信ができる点です。簡単な例を挙げるなら、若い女性向けの新作ワンピース情報を配信する場合です。ここで、30歳以下の女性を対象とした絞り込み配信ができたら、一斉に配信するよりも一歩踏み込んだ内容にしたいと思いませんか?
セグメント配信の狙いは、対象を絞り込んで配信できることそのものではなく、その対象に合わせて最適な内容にしたくなることだと考えています。これにより、メルマガ運営者には多くのメリットが生まれます。
1つ目はメール開封率、およびクリック率の向上です。セグメント配信により、メルマガ運営者はターゲットとするユーザを絞り込めるため、そのターゲットごとにに響くメールを書くようになります。すると、メールの読者は自分宛てに最適な情報を配信してくれている感じ、その結果としてクリック率の向上や、その後のメールの開封率向上が期待できます。
セグメント配信によるメリットやデメリットについては、以下の記事でも詳しく取り上げています。特に、1章では簡潔にまとめられているので、ぜひお読みくださいね。
セグメント配信によるメリットやデメリットについてはこちら
2つ目は、顧客との関係性向上です。セグメント配信は、顧客1人ひとりにマッチした情報提供を可能とする機能です。これにより、特定層に対して具体的で興味を持ってもらえる情報提供が可能になります。ユーザーは、最適な情報を提供してもらえるメールであれば、解除しようとしませんし、お店ならその店舗を信頼するきっかけにもなります。
たとえば、自分に関係ないことも含まれるメルマガと、自分が気になる内容に絞られたメルマガでは、どちらを読みたいと思いますか?多くの方が後者と答えること思います。必要な情報に絞って配信することが、顧客満足度につながることは、実はみなさんがすでに体験していることでもあります。
ほかにも、顧客ランクを属性として用いて、ランク別のセグメント配信を行う方法もあります。顧客ランクの引き上げを図ることで、売上の全体の底上げに寄与することになります。
これらの使い方を含めた、ワンステップ上の活用方法は、こちらの記事の第3章に書かれてあります。よければ参照してみてくださいね!
ワンステップ上の活用方法についてはこちら
メール配信による効果を最大化するセグメント配信ですが、利用時に注意すべき点はどのようなことがあるのでしょうか?セグメント配信でもっとも注意すべきポイントは、属性やセグメントを正しく設定することです。
顧客にアクションを起こしてもらうためには、配信する情報と受け取る側のセグメントがマッチしていることが必要なので、これを間違えてしまっては意味がありません。
セグメントの設定を適切に実施しなかったことにより、配信する情報と受け手の期待が異なってしまった場合、顧客のアクセス意欲を失わせ、最悪の場合メルマガの登録を解除するという、逆効果になることも考えられます。
顧客の立場になって考えると、自分とは関係のない情報が多数送られてきたとしたら、そのメルマガに必要性を感じなくなり、必然的に読むのをやめ、メルマガの登録を解除してしまうといった行動を取ることになると思います。
セグメント配信は、配信したい情報と受け手の属性がマッチして初めて効果的に働く機能ですので、慎重に設定、運用することが求められます。
そうは言うものの、メール配信に慣れていない方が、最初からセグメント配信の設定を正しく行うことは非常にハードルが高い作業といえるでしょう。
コンビーズメールプラスでは、専門家による運用代行を実施しております。セグメント設定が不安な方、運用が手間で工数削減したい方などはお気軽にご相談ください。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?セグメント配信機能は、顧客ごとに必要な情報を提供したいときに便利な機能であり、これにより、顧客満足度の向上やメール開封率・クリック率、さらにはコンパ―ジョン率を向上できる便利な機能です。
属性、およびセグメント設定は慎重にする必要があり、初めてメール配信に取り組む方にとってはハードルの高い作業となりますが、コンビーズメールプラスでは、運用代行も行っております。メール配信システムのご契約後は、専門家のサポートも受けられるため、安心して運用できます。
みなさんも、この機会にコンビーズメールプラスのセグメント配信機能を、利用されてはいかがでしょうか?
以上、セグメント配信の特徴と注意点について、ご紹介いたしました。
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