2022年07月14日
メルマガの配信時間は、開封率やクリック率にはもちろん、コンバージョン率にも大きく影響します。
それは、個人やその個人が属する集団ごとに、生活リズムや行動パターン、それらに影響を与える環境が異なってくるからです。
分かりやすい例として、下記の3つの例を見てみましょう。
多くの会社員にとって、平日の朝の9時前後から夕方の18時前後は就業時間です。
そして、朝の情報収集として、通勤電車の中で情報収集を行う方も多いのではないでしょうか。
このような会社員にとって、最適なメルマガ配信時間は「8時前後」となります。
メルマガ開封率が低くなる理由
逆に日中はプライベートなメールを確認する余裕がなく、
メールに気づくことはできても開封される確率は低く、後で見返してくれる確証もありません。
通勤途中の電車内で、届いたメールを確認する余裕がある方なら、継続して購読してくれる可能性があるので、是非試してみてください。
学生の多くは、日中授業を受けているため、メールに気づきにくい傾向があります。
気づいて開いたとしても、じっくり読まない可能性の方が高いと言えます。
現代の学生にとってメルマガは、
SNSよりも優先度が下がっており、本当に読みたいものに厳選している
と言えます。
このような学生にとって、結果が出やすいメルマガ配信時間は、午後8時以降と言えるでしょう。
学生向けメルマガ配信の最適な時間帯
授業やアルバイトが終わり、家路の途中やリラックスタイムへのメルマガ配信が有効です。
現代の学生でメルマガ配信を許可してくれている人は、コアなファンになってくれる可能性も高いので、ぜひ最適なメルマガ配信時間で配信してみてください。
個人事業主と一口に言っても、多様な業種があります。
ここでは、プログラマーとして会社から独立し、個人で案件を獲得しながら働く30代の男性をイメージすることにします。
プログラマーの個人事業主は、比較的時間の調整が容易なパターンが多く、夜間に作業を集中する働き方も多く見受けられます。
個人事業主向けメルマガ配信の最適な時間帯
このような個人事業主にとって、ランチ以降17時までの時間帯は、情報収集の時間や自由時間として過ごす方も多いことから、15時前後にメルマガを配信してみてはいかがでしょうか。
メルマガの配信時間を最適化するうえで、見直したいポイントは次の2つです。
これら2つのポイントを押さえることが、配信時間最適化の実現につながります。
以下にて、2つのポイントを見直す際の具体的な手順を紹介していきます。
B to B向けのメルマガの場合、メルマガが開封される時間は、15時がピークとされています。
B to B向けの効果的なメルマガ配信時間帯
メルマガ開封率15時ピークの理由
理由の1つとして、多くの企業にて仕事が一段落するタイミングにあたる15時に、業務連絡などを確認するビジネスマンが多数存在するからだとされています。
午前8時~9時が狙い目の理由
15時以外に効果的なタイミングとしては、ビジネスマンがPCで業務整理等を行う事が多い、午前8時~9時の時間帯も狙い目です。
現時点で、最適な配信時間を把握するための、データを保有できていない場合は、上記で紹介した2つの時間帯に配信する中で積み重ねたデータを基に最適化しましょう。
B to C向けの場合は、メルマガの読者の属性により、最適な配信時刻が細分化されることを押さえておかなければなりません。
B to C向けの効果的なメルマガ配信時間帯
メルマガ開封率が高くなる理由(社会人・学生向け)
学生や社会人の読者が多数のメルマガの場合は、通学・通勤の時間帯や昼休みの12時 ~ 13時に開封率が高くなるとされています。
メルマガ開封率が高くなる理由(主婦・フリーランス向け)
一方で、主婦やフリーランスの読者が多数を占めるメルマガの場合は、家事が一段落する午前10 ~ 11時や落ち着ける時間帯である午後8時以降に開封率が高くなるとされています。
このように、運営するメルマガごとに最適な配信時刻は異なります。メール配信を行う前に、所属する読者の属性をきちんと整理したうえで、ピーク時間にメール配信を継続することが、メルマガの効果的な運用につながります。
これまでに紹介したように、メルマガの配信時間は、読者それぞれの生活リズムを知ることが求められます。
しかし、マーケティング担当やECサイト運営の方々で、メルマガ運営以外の業務を抱える場合、一人ひとりの読者の情報を把握することは非常に困難ですし、把握できたとしても送り分けることは不可能に近いです。
このような方々におすすめしているのが、当社のメルマガ配信システム、コンビーズメールプラスに搭載されている配信時間最適化機能の活用です。
具体的には、次の2つの指標を基に配信時間の最適化を実現します。
指標となる配信時間の最適化
この2つの時間を常に収集しており、配信のたびにこれらの時間に最適化されるようになります。
つまり、読者の生活パターンに沿うよう、1人ひとりの配信時間が最適化されるのです。
配信時間最適化機能なら、読者の開封時間とクリック時間の傾向を基に、最適化することが可能です。
例えば…
読者Aに8時~9時までにメール配信を開封する傾向と、9時~10時までにメール配信に挿入されたリンクを、クリックする傾向がみられた場合、配信時刻最適化機能を活用すれば、9時のタイミングで自動的に配信されます。
このように、読者一人ひとりの傾向を読み取り、読者一人ひとりに最適なタイミングで配信することを実現します。
配信時刻最適化機能と併せて、冒頭で紹介したセグメント配信について簡単に解説します。
※ セグメント配信
セグメント配信とは、特定の属性に沿って絞り込んだ読者に対して、メール配信を行う方法です。ここで用いる属性は、ステータス系の属性(年代、性別etc.)と行動系の属性(商品購入履歴、ネット閲覧頻度etc.)の2つに分類されていきます。このような、特定の属性を基に読者を絞り込むことで、より具体的でニッチな情報を届けることが可能となります。その結果、読者の関心を引く内容のメール配信につながり、開封率やクリック率を向上させることができます。
ここで紹介したセグメント配信の具体的な活用方法については、以下の関連記事を参考にしてみてください。
セグメント配信でメルマガ配信時間を最適化する
メルマガの開封率をアップさせる方法
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