2022年09月13日
画像とテキスト(文章)を織り交ぜたメルマガを作成して、メール配信したいと思ったことはありませんか?
当社が提供するメール配信システムのCombz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)では、簡単に画像とテキストを合わせたメルマガが作れる、「リッチテキストメール」という機能があります。
リッチテキストメールを使うと、文字の装飾や画像の挿入が可能なため、ビジュアル面で商品やサービスを訴求することができます。
HTMLメールとよく似ていますが、画像が主体でテキストの分量が少ないグラフィカルなメールをHTMLメールといい、テキストが主体で画像や装飾が施されているメールをリッチテキストメールといいます。
今回は『画像付きのメルマガはリッチテキストメール!作り方を解説』と題し、リッチテキストメールの操作方法などについて解説します。
リッチテキストメールの紹介だけでなく、初心者でもわかるメルマガの作り方や例文も掲載していますので、合わせてご覧ください。
目次
メルマガを作成する際、テキスト形式とHTML形式の2つの方法があります。
テキスト形式の場合はテキストメールとなり、HTML形式の場合はリッチテキストメールとHTMLメールに分類されます。
リッチテキストメールやHTMLメールでは、文字自体を装飾したり、画像を挿入することが可能です。
ただ、双方は若干仕様が違い、それぞれに特徴があります。
テキストメールについてはこちら
リッチテキストメール
リッチテキストメールは簡単にいうと、文章と画像が合わさったものです。
作成方法としてはテキストが中心で、ビジュアル面での訴求としては、画像の挿入や文字の装飾となります。
HTMLメールに比べると、手軽に画像付きのメルマガの作成ができるので、難しい知識は必要ありません。
テキストメールと同様の感覚でメルマガを作成できるのが嬉しいですね。
リッチテキストメール メリット |
リッチテキストメール デメリット |
---|---|
文字の大きさ、太さ、色を変更して強調できる | HTMLメールほど複雑なレイアウトはできない |
画像をを貼り付けることができるので、ビジュアル面での訴求が可能 | 受信側のメールソフトの環境によっては正確に表示されない場合がある |
開封率の計測ができる | - |
HTMLメール
HTMLメールとは、HTMLというマークアップ言語を用いて作成するものです。
リッチテキストメールよりもデザイン性が高く、チラシのようなメールを作ることができます。
HTMLメールメール メリット |
HTMLメール デメリット |
---|---|
チラシのようにデザインされたメルマガを作成できる | HTMLの入力が必要で、多少の知識がいる |
開封率の計測が可能 | 受信側のメールソフトの環境によっては、レイアウトが崩れる場合がある |
HTMLメールの詳細は下記リンクをご参照ください。
HTMLメールとテキストメールが持つメリットとデメリットについてはこちら
まずはリッチテキストメールを使う前に、メルマガの作り方について解説します。
メルマガをメール配信するということは、最終的なコンバージョン数(購入などの成果)アップが目標かと思います。
メルマガにおけるコンバージョンの設定は主に「メルマガの到達率を高めたい」「メルマガの開封率やクリック率をアップしたい」「メルマガからの問い合わせを増やしたい」「メルマガを介して成約件数を高めたい」などがあげられます。
まずはメルマガをメール配信することで得られる、最終的な目標を設定しましょう。
メルマガにおけるコンバージョン率を取得する目的、数値を調べるうえで必要なツール・Google Analytics(アナリティクス)についてはこちら
メルマガは闇雲にメール配信しても、効果が発揮されるわけではありません。まずは、ご自身のサイトに訪れる顧客が、どんな方々かを知ってターゲットを絞り込む必要があります。
絞り込まれたターゲットに対して、的確な内容のメルマガをメール配信することで、開封してくれたり、メルマガを介してコンバージョンアップに貢献してくれる可能性が高まります。
コンビーズメールプラスでは、メルマガ読者の属性(出身地、年齢、性別など)をもとにターゲティングを行い、絞り込んだターゲットのみにメール配信する、セグメント配信という機能もあります。
セグメント配信でメルマガ配信時間を最適化する
メルマガ開封率についてや開封率を上げる方法のほか、効果測定についてはこちら
メルマガを活用して商品やサービスの情報を、読者に伝えることでコンバージョン数アップにつながる場合があります。
文章を作成するうえで大切なのは、読者のニーズに情報がマッチしているかなど、きっちり精査する必要があります。
また、「何を伝えたいか、何を知ってほしいか」も明確にしないといけません。
メルマガのマンネリ化を防ぐ対策や効果的な配信方法についてはこちら
メルマガをメール配信しても、開封してもらえないと意味がありません。読者が目を引く件名(タイトル)を付けることを心がけましょう。
文字数としては、長くても30文字前後にして、冒頭10文字~15文字に重要な情報を記載すると良いでしょう。理由は、人間が瞬時に認識できる文字数が13文字~15文字程度といわれているためです。
読者が開封したくなるメールタイトルの作り方のコツ、効果測定について
メルマガ開封率についてや開封率を上げる方法のほか、効果測定の方法についてはこちら
メルマガの効果を発揮させるためには、開封してもらい、内容を読んでもらう必要があります。メルマガをメール配信する際には、配信するタイミングも見極めなければいけません。
学生、主婦(主夫)、有職者によって生活サイクルは大きく違います。もちろん、BtoBとビジネス面でも1日のサイクルは違います。
各属性にマッチした曜日や時間帯に合わせて、メール配信しましょう。
メルマガ最適化について併せて読みたい記事
どの曜日に配信を行うと開封されやすいかについてはこちら
メルマガをメール配信し続けていると、メルマガの内容に行き詰まるときがあるかと思います。そんなときは、雑学や季節の挨拶などを用いてはいかがでしょうか?
詳しくは下記リンクを参照ください。
手紙やメールを送るときの、ひと工夫として時候の挨拶についてはこちら
7月、8月、9月、10月、11月、12月分の時候の挨拶についてはこちら
ブックマークする価値あり!今すぐ使えるメルマガのネタやネタ探しのヒントについてはこちら
リッチテキストメールはHTML形式に分類されますが、マークアップ言語であるHTMLの入力は基本的に必要ありません。
状況に応じて使用するイメージで良いと思います。
コンビーズメールプラスの入力フォームには、リッチテキストメールを作成するための便利な機能を用意していますので、以下の7つの各項目について解説します。
「段落」をクリックすると、「見出し」が表示されます。
例えば文章を作成する際、見出し1(最も大きな見出し)で段落分けをすることができます。
また、1段落の文章を分割した場合は、見出し2(二番目に大きい見出し)を使うと読みやすくなります。
イメージ
「B」をクリックすると、文章内で強調したい部分を太字にすることができます。
など、特に知って欲しい情報を強調させることができます。
「左揃え」や「中央揃え」など、文章を好みのそろえ方に設定することができます。
別枠で強調したいエリアがあるときなどに使うと、読者の目を惹くことができます。
「A」の下に「_」があるボタンをクリックするとパレットが開き、文字を好みの色に変えることができます。
例えば②で紹介した例文で太文字にした部分を、さらに目にとどまりやすくするために、赤色に変えることができます。
写真のイラストのアイコンをクリックすると、別のフォームが表示されます。
「アップロード」を選択すると、「イメージを参照」と「ここに画像をドロップ」の2つのアップロード方法が出てきます。
「イメージを参照」を選択すると、パソコン内のフォルダが立ち上がり、フォルダ内にある画像を選んでアップロードができます。
「ここに画像をドロップ」は、ドラッグ&ドロップで画像をアップロードすることができます。
鎖のイラストのアイコンをクリックすると、別の入力フォームが表示されます。
「リンク先URL」にURL、「タイトル」にリンク先のページ名などを入力します。
URLが隠れるため見た目がスッキリします。
目のイラストのアイコンをクリックすると、プレビューが表示されます。
内容の途中経過がチェックできます。
例文をベースに、メルマガの作成を順に解説していきます。
最低限の機能やアイテム挿入を使って、作っていきます。
アイテム挿入で使用するものは、「装飾」「置換文字」「いいね」です。
例文はパソコン幅を意識し、1行35文字以内にします。
アイテム挿入に関しては、テキストメールと共通ですので、以下のリンクをご参照ください。
テキストメールについてはこちら
件名を付ける際は長くても30文字前後、重要な情報は冒頭の10文字~15文字以内に入れます。
理由としては、人が瞬時に読める文字数が13文字~15文字程度だからです。
写真のイラストのアイコンをクリックして、画像をアップロードすると、入力フォーム内に画像が表示されます。
自社が取り扱っている商品、イメージ写真などを貼り付けて、購買意欲をかき立てましょう。
件名に入力した文章をタイトルとしてそのまま使うと、本文との整合性が取れます。
もちろん、別のタイトルを考えて訴求しても良いでしょう。
「段落」の「見出し2」を使うと、タイトルが大きくなり、顧客の目にとまりやすくなります。
さらに「太文字」に変えるとより目立ちます。
「アイテム挿入」にある「装飾」を使うと、装飾用の線が選択できるようになります。
タイトル部分を装飾して、タイトルと本文を区別すると読みやすくなります。
タイトル部分の装飾には、ライン装飾による囲みがおすすめです。
弊社ではメルマガに関するテンプレートや装飾を、メディアで発信しておりますので、ぜひブックマークしてご活用ください。
メルマガdecoのメール装飾
例えば新商品の入荷、新サービス開始のほか、割引情報などの特典情報は太文字、赤字にすると強調されて、顧客の目を惹くことができます。
「アイテム挿入」にある「置換文字」を選択すると、一覧が表示されます。
その中にある「読者の名前(敬称あり)」をクリックすると「$$$dearname$$$」と表記されます。
「$$$dearname$$$」はメール配信後、顧客の名前と敬称に置き換わります。
本文が完成したら、「アイテム挿入」にある「いいね!」を追加すると、いいねボタンが表示されます。
リッチテキストメールは開封率を計測することができますが、いいねの数も顧客の興味関心を数値化するのに使えるので、追加をおすすめします。
また、署名欄は「装飾」にある線で囲うと目立つので、どこに問い合わせ先などがあるかが分かるようになります。
「クリックカウンター」を加えると、メルマガ内にあるURLがどのくらいクリックされたかが分かります。
効果測定する際に役立ちますので、クリックカウンターは設定しておくことをおすすめします。
作成したものをメール配信すると、以下の画像のような感じで顧客のメーラー(メールを閲覧するためのソフトウェア)へ届きます。
作ったメルマガが、そのまま配信されているのがわかります。
メール配信システムを用いてメルマガを配信したあとは、効果測定を行い実際に効果があったかを知る必要があります。上記でも紹介したとおり、「いいね」の設定や「クリックカウンター」により、メルマガの効果を測定することが可能です。
ここでは、効果測定に必要な知識として、覚えておいた方が良いものをピックアップし、ご紹介します。
開封率とは、メルマガがどれだけ開封されたかを数値化したものです。誰がいつ開封したかを調べることができるため、開いてもらいやすい件名や配信の時間帯などを、見極めることができます。
メルマガ開封率についてや開封率を上げる方法のほか、効果測定の方法についてはこちら
クリック率とは、メルマガ内に記載したURLが何回クリックされたかを数値化したものです。誰がいつどのURLを、何回クリックしたかを調べることができます。
クリック率を上げる方法についてはこちら
配信先として、登録したメールアドレスの増減を年単位、月単位、日単位で確認することができます。
ユーザーの属性(個人情報など)、アンケート結果など、最大3つまで組み合わせてグラフを作成したり、レポートを作ったりできます。
オプション機能でメール配信がもっと便利になる具体的な使用方法などについてはこちら
コンビーズメールプラスではリッチテキストメールだけでなく、テキストメールやHTMLメールといった、あらゆる方法でメール配信ができます。
リッチテキストメールは、文章と画像で手軽にメルマガが作成できます。
「HTMLメールは自信がない」という方にはおすすめとなっています。
コンビーズメールプラスでは、予算にマッチするようにさまざまな料金プランを用意しています。
さらに、当社のメール配信システムは「業界最安値で配信数無制限」となっています。
アドレス件数1,000件、月額4,000円からスタートできます。
ぜひ、料金プランをご参照ください。
「最初から有料は…」という方は、30日間の無料トライアルをおすすめします。
ぜひ、無料でメール配信を体験してみてください。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
リッチテキストメールはHTMLメールと比べて、難しい知識は不要です。画像とテキストを貼り付けるだけで、ビジュアル面での訴求が可能となります。
さらに、メルマガの作成に困った際は、合わせて紹介したメルマガの作り方を参考にしてみてください。また、メルマガはメール配信するだけで終わらず、効果測定も行いましょう。効果を計ることで、次のメルマガをメール配信する際の傾向と対策を打ち出すことができます。
以上、『メルマガの作り方を徹底解説!画像付きのメールはリッチテキストメールで』でした。
料金プランや運用のご相談まで、あなたの専属コンサルタントがサポートします
コンビーズのサービスをご紹介していただくと、あなたも紹介者さんもおトク
お客様が安心してご利用いただけるようセキュリティ対策もバッチリ。第三者認証であるISMS(ISO27001)を取得済み。