進化し続けるメールマーケティングの歴史とトレンド

2022年10月14日

進化し続けるメールマーケティングの歴史とトレンド

メール配信システムといえば、セキュリティが万全な環境のなかで、高速に多量のメルマガを送ることができます。

多くの場合BtoB、BtoC問わずユーザーに対して、自社の商品やサービスなどの情報をメルマガにして、メール配信しているのがほとんどかと思います。

このようにメルマガは、メールマーケティングのひとつとされています。

現在では確立されてきたメールマーケティングですが、実は想像よりも歴史が長いのを知っていましたか?

そこで今回は『進化し続けるメール配信システムの歴史とトレンド』と題して、メールマーケティングの歴史をひも解くとともに、今後のトレンドについて解説したいと思います。

※ご注意
本記事はアカデミックな内容なので、「諸説あり」ということをご理解ください。

    目次

  1. 1これまでのメールの歴史を解説
  2. 1.1電子メールの誕生から現在
  3. 1.1.1電子メールの起源と原型
  4. 1.1.2電子メールの普及と現状
  5. 2メールマーケティングの誕生とできごと
  6. 2.1世界初のメールマーケティング
  7. 2.1.1スパムメールが増加
  8. 2.1.2日本国内のメールマーケティングの歴史
  9. 2.1.3電子メールに関する法律(一例)
  10. 2.1.4スマートフォンの登場で誕生した新たな技術
  11. 2.1.5プライバシーの保護が重要視される
  12. 3メルマガのトレンドについて
  13. 3.1今でもテキストメールは現役
  14. 3.2ユーザー情報からメルマガを最適化
  15. 3.3APIを活用したメール配信
  16. 3.4SNSとメール配信の併用
  17. 4まとめ

これまでのメールの歴史を解説

現在では日常的にメールがあって当たり前ですが、1970年代に電子メールの原型が誕生して以降、メールマーケティングはどのように進化をとげたのでしょうか?

電子メールの誕生から現在

この段落では、電子メールの誕生から現在について解説します。

電子メールの起源と原型

電子メールの起源は1965年とされており、当時はタイムシェアリングシステムでメッセージをやり取りしていました。

この方法は、1台のコンピューターを複数のユーザーが同時に使い、その中でメッセージをやり取りしていました。

電子メールの原型

現在の電子メールの原型とされているのは1971年に誕生しており、開発したのはアメリカの技術者であるRay Tomlinson(レイ・トムリンソン)です。

2台のコンピュータ間でメッセージを送信する方法で、最初に送られたのは文章ではなく、文字の羅列だったそうです。

また、メールアドレスに「@」を採用したのは彼で、送信相手の場所を示す記号として用いました。

電子メールの普及と現状

一般ユーザー向けに電子メールが普及したのは、1990年半ばとされています。

電子メールを使う場合、契約したプロバイダからメールアドレスを取得し、付属されているメーラーで送受信するのが基本ですが、一般的に電子メールの利用に貢献したとされるのが、フリーメールです。

1990年後半に、フリーメールのサービスが開始されます。

最初にWebブラウザ上でサービスを展開したのは、Hotmail(1997年)です。

フリーメールの登場で、より多くのユーザーがコミュニケーションツールの一つとして、電子メールを使うようになります。

現状では、電子メールを使っているユーザーは、世界中で約40億人いるといわれています。

2021年には約41億人、2022年は約42億人、2023年は約43億人とされています。

毎日約3,000億通以上の電子メールの送受信が、全世界で行われています。

メールマーケティングの誕生とできごと

この段落では、メールマーケティングの誕生と、できごとについて解説します。

世界初のメールマーケティング

世界初のメールマーケティングを行ったのは、Gary Thuerk(ゲイリー・サーク)で1978年のことです。

彼はDigital Equipment Corporation(デジタル・イクイップメント・コーポレーション)に在職していた際、販売促進のために393人(397人とも)へ、商品に関する情報のメールを送ったのが起源とされています。

最終的には1,200万ドル(または1,300万ドル)の売り上げがあったといわれています。

この時代は、受信するユーザーの承諾なしに、一方的にメールを送れる状態(現在では違法行為)でした。

当然ながら、開封率やクリック率などといった効果測定もなかったため、正確な効果は未知数でもありました。

スパムメールが増加

世界初のメールマーケティング誕生後は、ゲイリー・サーク氏の施策を真似する者が増えてしまい、スパムメールが生まれたきっかけともなりました。

スパムメールは電子メールの利用増に比例して増えていき、1998年ごろには問題視されました。

こうした事実を受け、各プロバイダはユーザーがスパムメールに困らないよう、「迷惑メールフォルダ」を追加するようになっていきます。

日本国内のメールマーケティングの歴史

日本国内でメールマーケティングのひとつであるメルマガが流行したのは、ITバブルの1999年から2000年の間とされています。

1990年代にはすでに電子メールの利用は増えていましたが、その中でも普及の手助けをしたのが、NTTdocomoが開始したサービス、iモードといわれています。

簡単にいうと、iモードのおかげで携帯電話からでもメールの送受信、Webページを見ることができるようになりました。

iモードにより、さらに電子メールが身近になったため、パソコン向けのメルマガだけでなく、携帯電話向けのメルマガも普及し、より多くのユーザーが閲覧するようになりました。

このころには、パソコン向けはテキストメールだけでしたが、携帯電話向けにはHTMLメール、デコメールといった、新たなメルマガが増えました。

モバイル向けメールの種類

  • テキストメール
  • リッチテキストメール
  • HTMLメール
  • デコメール

電子メールに関する法律(一例)

スパムメールが増加したため、アメリカでは2003年に、メールマーケティングを規制するための法律であるCAN-SPAM法ができました。

CAN-SPAM法

CAN-SPAM法とは、商用メールに対し、すべてのユーザーが配信の拒否をすることができるものです。違法行為が認められた場合、企業に対して罰則が与えられます。

日本国内においても、さまざまなインターネットに関する法律ができました。

そのなかで、メールマーケティングに関係するものでは、特定電子メール法があります。

2001年、携帯電話からのインターネット接続が可能になって以降、一方的に広告宣伝に関するメールを配信する、迷惑メールが増加しました。

これに伴い、2002年に特定電子メール法ができました。

主に、送信の同意を得た者以外の者への送信禁止、一定の事項に関する表示義務、送信者情報を偽った送信の禁止、送信を拒否した者への送信禁止などがあげられます。

スマートフォンの登場で誕生した新たな技術

1996年にヨーロッパで、最初のスマートフォンをNokiaが発売して以降、2007年にiPhone、2008年にAndroidを搭載した端末が発売され、世界的に普及していきました。

スマートフォンの普及で、これまで以上に携帯電話で画像の閲覧がしやすくなったり、デザイン性のすぐれたものを見ることができるようになりました。

こうした変化を受け、メールのレイアウトがさまざまな画面サイズに自動最適化される、レスポンシブデザインが誕生するようになります。

電子メールにおいても、レスポンシブデザインが取り入れられるようになりました。

2010年ごろになると、メールマーケティングは活発だったため、ただ配信するだけでなく読まれやすくするために、ビジュアル面やテキストに対しての工夫や、戦略がより必要になりました。

プライバシーの保護が重要視される

2018年になると、個人情報保護のための法律が施行されるようになります。

欧州連合(EU)では、消費者データプライバシー法(GDPR)、アメリカではカルフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)が施行されました。

日本国内では…

日本国内でいえば、2003年にできた個人情報保護法があります。
ITの発達など情勢の変化に応じて、3回改正されています。

メールマーケティングへの影響としては、オプトイン、オプトアウトといった、データの使用目的への同意をユーザーに求める必要がでてきました。

メルマガのトレンドについて

今でも活躍している、メールマーケティングのひとつであるメルマガですが、現在はどのような施策が用いられているのでしょうか?

ここからは現在、主流となっている方法について紹介します。

今でもテキストメールは現役

初期は、テキストメールでしか作成できなかったメルマガも、時代とともにグラフィカルになっていきました。

現代では、デザイン性に優れたHTMLメールや、画像と文章を合わせたリッチテキストメールといった、視覚に訴えかけるメルマガの運用も多くの方が使用しています。

しかし、古くからあるテキストメールも現役で使われています。

理由としては、テキストメールは文章のみで構成されたメルマガのため、簡潔に伝えたい情報だけを発信でき、クリックしてほしいWebサイトのページへ誘導しやすいからです。

また、作業工程が少ないのも魅力のひとつです。

難しい知識なしでメルマガが作成できるテキストメールとは?

ユーザー情報からメルマガを最適化

インターネットを介してのビジネスが増えるに比例し、これまで、さまざまなマーケティングツールが開発されてきました。

マーケティングツールを使うことで、ユーザーがインターネットを使用した際の行動履歴(検索、サイト閲覧など)から、あらゆるデータを収集することができ、マーケティングに活用することができます。

この方法はメール配信システムにも取り入れられ、ユーザーの行動履歴や個人情報(メルマガ登録時に入力された情報)を取得し、配信先やメルマガの内容を絞り込んで、よりニーズにマッチした情報発信が増えてきています。

APIを活用したメール配信

APIを活用して他のシステムと連携を行い、メール配信する例も増えています。

APIとは?
APIとは、Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)の略称で、他のアプリやシステムの機能を自身のアプリでも、使用できるようにするものです。

一例をあげると、InstagramとFacebookの連携機能があげられます。

InstagramはFacebookのAPIを使用しているため、FacebookのアカウントがあればInstagramも連動して使うことができます。

メール配信においても、APIが使われている事例があります。

詳しくは下記リンクを参照してください。

APIとは?APIの意味や仕組み、事例やメリット・デメリットを解説【初心者向け】
「コンビーズメールプラス 」上のAPI 活用事例

SNSとメール配信の併用

SNSが定番化して以降、個人だけではなく多くの企業が、情報発信や宣伝ツールとしてTwitter、Instagram、Facebook、LINEなどを活用しています。

メール配信は企業がユーザーに直接情報提供するのに対し、SNSは特定のジャンルを支持するユーザー同士がつながれるだけでなく、そのコミュニティにマッチした情報発信をすることができます。

簡単にいえば、メール配信は特定のユーザー、SNSは不特定多数のユーザーへ情報提供するイメージです。

SNSとメール配信は、ただ単に使い分けるだけではなく、マーケティングの流れに沿って連続して使うこともできます。

たとえば、メルマガ登録を増やしたいと考えた場合、SNSで募集している情報を拡散して登録を促し、獲得したユーザーに対してメルマガを配信するという使い方が代表的です。

SNSとメール配信を効果的に使い分けよう

まとめ

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

SNSなどの台頭で、メールマーケティングはもう古いと思われる方も多いかもしれません。

しかし、IT技術の進化とともにメールマーケティングも発展をとげ「セグメント配信」「HTMLメール」「ステップメール」などといった機能を追加していきました。

今でもメールは、ビジネスでのやり取り、Webサイトやリアル店舗での個人情報登録の際に連絡先として活用されています。

まだまだ、メールは現役なので、メルマガでの訴求は可能と考えて良いでしょう。

現在でもメール配信システムを活用して、マーケティングを成功させている事例は多数あります。

一度メール配信を活用したメールマーケティングに、取り組んでみてはいかがでしょうか?

以上、『進化し続けるメールマーケティングの歴史とトレンド』でした。

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