2024年11月30日
「メルマガを始めたいけど、何から手をつければいいか分からない…」
「業種に合ったメルマガの活用方法を知りたい…」
「メルマガで売上をアップさせたい…」
そんな悩みをお持ちの経営者・マーケティング担当者の方へ。
メルマガを効果的に活用するためには、自社の業種や顧客層に合わせた戦略を立てることが重要です。
そこで今回は、業種別に効果的なメルマガ活用法を紹介し、成功事例や秘訣をわかりやすく解説します!
メルマガ集客のメリットから具体的な事例、そして効果的なメルマガの作り方までを詳しく解説
目次
メルマガの効果を正しく測定することは、今後のメルマガ戦略を改善し、より良い結果を出すために非常に重要です。
しかし、ただ漠然と
「 効果があった 」「 効果がなかった 」と判断するのではなく、
具体的な数値に基づいて分析する必要があります。
そこで今回は、メルマガの効果測定に欠かせない4つの指標を紹介します。
これらの指標を理解し、分析することで、メルマガの改善ポイントが見えてきます。
開封率とは?
開封率とは、送信したメルマガがどれだけの割合で開封されたかを示す指標です。
計算式は、
開封数 ÷ 送信数 × 100
で表されます。
開封率が高いほど、メルマガの件名や送信者名が読者のニーズに合っていることを示しています。
逆に、開封率が低い場合は、件名や送信者名を見直す必要があるでしょう。
クリック率とは?
クリック率とは、メルマガに含まれるリンクがどれだけの割合でクリックされたかを示す指標です。
計算式は、
クリック率 = クリック数 ÷ 送信数 × 100
で表されます。
クリック率が高いほど、メルマガの内容が読者の興味を引いていることを示しています。
逆に、クリック率が低い場合は、メルマガの内容や構成、リンクの設置場所などを見直す必要があるでしょう。
エラー率とは?
エラー率とは、送信したメルマガがエラーで届かなかった割合を示す指標です。
計算式は、
エラー率 = エラー数 ÷ 送信数 × 100
エラー率が高い場合は、メールアドレスの誤入力や、受信側のメールサーバーのトラブルなどが考えられます。
エラーの原因を特定し、対策を講じることで、メルマガの到達率を高めることができます。
購読停止率とは?
購読停止率とは、メルマガの配信停止を希望した読者の割合を示す指標です。
購読停止率が高い場合は、メルマガの内容が読者のニーズに合っていない、配信頻度が高すぎるなど、読者にとって有益な情報が提供できていない可能性があります。
メルマガの内容や配信頻度を見直し、読者にとって価値のあるメルマガを配信することで、購読停止率を下げることができます。
メルマガの効果測定において、開封率とクリック率は特に重要な指標です。
これらの数値は、メルマガがどれくらい読者に届き、興味関心を引いているかを示す指標となります。
ここでは、Benchmark Emailの
のデータを参考に、業種別の平均開封率と平均クリック率を見ていきましょう。
業種別の開封率とクリック率
業種別 | 平均開封率 | 平均クリック率 | 平均エラー率 | 平均配信停止率 | 平均迷惑メール報告率 |
---|---|---|---|---|---|
広告/マーケティング/PR/メディア/デザイン | 26.41% | 1.60% | 5.21% | 0.17% | 0.17% |
建築・建設 | 16.86% | 0.81% | 4.39% | 0.19% | 0.19% |
観光/エンターテイメント/ホスピタリティ | 27.59% | 1.30% | 5.44% | 0.16% | 0.16% |
教育(大学、社会人) | 12.77% | 0.54% | 8.34% | 0.12% | 0.12% |
コンサルタント/HR/人材 | 20.33% | 0.94% | 4.52% | 0.16% | 0.16% |
ファイナンス | 17.94% | 0.75% | 3.56% | 0.13% | 0.09% |
医療 | 28.14% | 1.80% | 3.87% | 0.16% | 0.13% |
保険 | 17.92% | 0.71% | 3.57% | 0.09% | 0.15% |
製造/物流/エンジニアリング | 17.03% | 1.06% | 4.99% | 0.13% | 0.18% |
NPO/行政サービス | 32.65% | 2.59% | 3.02% | 0.15% | 0.16% |
不動産 | 26.65% | 2.40% | 4.56% | 0.18% | 0.16% |
小売/消費サービス | 24.28% | 1.34% | 4.16% | 0.16% | 0.18% |
教育(小中高) | 16.73% | 1.02% | 7.97% | 0.16% | 0.20% |
テクノロジー/通信 | 20.33% | 1.19% | 5.56% | 0.18% | 0.14% |
フィットネス | 24.46% | 1.27% | 4.81% | 0.20% | 0.01% |
業種不明 | 21.44% | 2.16% | 7.12% | 0.14% | 0.00% |
このデータから、業種によって開封率とクリック率に差があることがわかります。
たとえば、NPO/行政サービスは
開封率が32.65%と高く、クリック率も2.59%と高い数値
を示しています。
一方、教育(大学、社会人)は開封率が12.77%、クリック率が0.54%と低い数値となっています。
上記のデータはあくまでも業界全体の平均値です。
自社のメルマガの開封率やクリック率を測定し、業界平均と比較することで、自社のメルマガがどれくらい効果的なのかを判断することができます。
もし、自社の数値が業界平均を下回っている場合は、メルマガの内容や配信頻度、ターゲティングなどを見直す必要があるでしょう。
開封率やクリック率を向上させるためには、様々な施策を検討する必要があります。
たとえば、件名や本文の内容を工夫したり、
パーソナライズされたメルマガを配信したり、配信時間帯を調整
したりするなど、様々な方法があります。
これらの施策を試し、効果を検証することで、より効果的なメルマガ配信を行うことができます。
メルマガは、業種を問わず様々なビジネスで活用されています。
ここでは、それぞれの業種における効果的なメルマガ活用法を解説します。
製品情報の発信
新製品や改良品の情報をいち早く顧客に届けることができます。
また、製品の使用方法やメンテナンス方法などの情報を提供することで、顧客満足度を高めることができます。
技術情報の提供
専門性の高い技術情報を提供することで、顧客の信頼を獲得することができます。
また、業界の動向や最新技術に関する情報を発信することで、顧客とのエンゲージメントを高めることができます。
顧客との信頼関係構築
定期的なメルマガ配信を通して、顧客との接点を増やし、信頼関係を構築することができます。
また、顧客からの質問や意見を収集することで、製品開発やサービス改善に役立てることができます。
新商品情報
新商品の入荷情報や、商品の魅力を伝えることができます。
また、商品レビューやコーディネート提案などを掲載することで、購買意欲を高めることができます。
セール情報
セール情報やクーポン情報を配信することで、来店促進や購買促進を図ることができます。
また、期間限定のキャンペーン情報などを配信することで、顧客の購買意欲を高めることができます。
イベント情報
展示会や販売会などのイベント情報を配信することで、集客効果を高めることができます。
また、イベントの様子をレポートとして配信することで、顧客とのエンゲージメントを高めることができます。
新メニュー情報
新メニューや季節限定メニューの情報を配信することで、来店促進を図ることができます。
また、写真や動画などを活用することで、食欲をそそるメルマガを作成することができます。
クーポン配布
クーポンを配信することで、リピーター獲得や客単価向上を図ることができます。
また、誕生日月に特別なクーポンを配信するなど、顧客を優待することで、顧客満足度を高めることができます。
予約受付
メルマガから予約を受け付けることで、顧客の利便性を高めることができます。
また、予約状況をメルマガで配信することで、空席状況を顧客に知らせることができます。
サービス紹介
サービス内容や特徴を詳しく紹介することで、顧客の理解を深めることができます。
また、サービス利用の流れや料金体系などを明確に伝えることで、顧客の不安を解消することができます。
キャンペーン情報
キャンペーン情報や割引情報を配信することで、新規顧客獲得やリピーター獲得を図ることができます。
また、期間限定のキャンペーンなどを実施することで、顧客の購買意欲を高めることができます。
お客様の声
顧客満足度調査の結果や、お客様の声を掲載することで、サービスの信頼性を高めることができます。
また、顧客からの質問や意見をメルマガで紹介することで、顧客とのエンゲージメントを高めることができます。
金融商品情報
新規の金融商品や、顧客に合った金融商品を紹介することができます。
また、金融商品のメリットやリスクなどを丁寧に説明することで、顧客の理解を深めることができます。
セミナー情報
投資セミナーや金融に関するセミナーの情報を配信することで、顧客の金融リテラシー向上に貢献することができます。
また、セミナー参加者をメルマガ読者に限定することで、顧客の囲い込みを図ることができます。
マーケット情報
株式市場や為替市場などのマーケット情報を配信することで、顧客の投資判断をサポートすることができます。
また、経済ニュースや専門家の解説などを掲載することで、顧客の金融知識向上に役立てることができます。
メルマガは、ただ配信するだけでは十分な効果を得ることはできません。
メルマガを効果的に活用し、ビジネスを成功させるためには、戦略的な視点を持つことが重要です。
ここでは、メルマガ戦略を成功させるための3つの秘訣を紹介します。
メルマガを配信する目的を明確化し、ターゲットとする顧客層を絞り込むことが重要です。
誰に、どんな情報を届けたいのか?
を明確にすることで、メルマガの内容を最適化し、読者の興味関心を惹きつけることができます。
たとえば、新規顧客獲得を目的とする場合は、自社の商品やサービスに
興味を持ちそうな潜在顧客層をターゲットに、魅力的な情報を発信する必要があります。
一方、既存顧客の維持を目的とする場合は、顧客の属性や過去の購買履歴などを分析し、パーソナライズされた情報を配信することで、顧客満足度を高めることができます。
メルマガのコンテンツは、読者の心を掴むものでなければなりません。
読者の興味関心を惹きつけ、有益な情報を提供することで、メルマガの開封率やクリック率を高めることができます。
魅力的なコンテンツを作成するためのポイントとしては、以下の点が挙げられます。
読者にとって価値のある情報を提供する
読者のニーズを捉え、役立つ情報や有益な情報を提供することで、メルマガの価値を高めることができます。
わかりやすく簡潔な文章
専門用語を避け、わかりやすい言葉で簡潔に書くことで、読者の理解を深めることができます。
見やすいレイアウト
テキストだけでなく、画像や動画などを効果的に活用することで、視覚的に appealing なメルマガを作成することができます。
行動を促す
メルマガの目的を達成するために、読者に具体的な行動を促す必要があります。
たとえば、商品購入ページへのリンクを掲載したり、クーポンコードを発行したりするなど、読者の行動を促す仕掛けを作りましょう。
先の章で解説した通り、メルマガの効果を測定し、改善していくことは、メルマガ戦略を成功させるために不可欠です。
開封率、クリック率、コンバージョン率などの指標を分析することで、メルマガの改善ポイントを特定することができます。
A/Bテストを実施するのも有効です。
メルマガは、顧客とのエンゲージメントを高め、売上向上に貢献する強力なマーケティングツールです。
しかし、メルマガの効果を最大限に引き出すためには、戦略的な活用が不可欠です。
メこの記事では、業種別に効果的なメルマガ活用法と戦略の秘訣について解説しました
メルマガマーケティングを成功させるためのポイントは、以下の3点です。
これらのポイントを踏まえ、自社に合ったメルマガ戦略を立案し、顧客とのエンゲージメントを高め、売上向上を目指しましょう。
かんたん・安心・低価格のメール配信システム
「コンビーズメールプラス」は、簡単操作、充実したサポート、そして低価格が魅力のメール配信システムです。
初心者の方でも安心して使い始めることができます。
配信数無制限で低価格なプランが用意されているため、コストパフォーマンスに優れています。 初期費用0円、月額4,400円から利用可能。充実したレポート機能も魅力のひとつです。
開封率、クリック率、コンバージョン率などのデータを分かりやすく表示し、分析することができます。
セキュリティ対策も万全で、最安プランでもSPF認証に対応しています。
「MAシステムは難しそうで使いこなせるか不安…だけど、メルマガには力を入れていきたい!」
そんな方におすすめのメール配信システムです。
初期費用 | 0円 |
---|---|
価格 | 1,000アドレス:4,400円/月~ |
割引・キャンペーン | 要問い合わせ |
無料トライアル | 最長30日間(100アドレス100通まで) |
料金プランや運用のご相談まで、あなたの専属コンサルタントがサポートします
コンビーズのサービスをご紹介していただくと、あなたも紹介者さんもおトク
お客様が安心してご利用いただけるようセキュリティ対策もバッチリ。第三者認証であるISMS(ISO27001)を取得済み。