2023年11月02日
メール配信システムの導入を考えている方や既にメルマガを運用されている方は「何曜日にメルマガ配信を行うと読まれやすいか?」「どの時間帯に配信しようか?」の配信タイミングは、検討材料のひとつではないでしょうか?
そこで今回は、ひとつの参考例として、当社のメール配信システムであるCombz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)の配信実績(※)を分析し、何曜日に配信が良いのか、何時ごろの配信が良いのか、について解説したいと思います。特定の曜日や時間に配信数が増加するということは、そのタイミングは開封されやすい、反応されやすいことが考えられます。ぜひ、本記事を参考に、どの曜日や時間帯に配信を行うと良いかの参考にしてみてください。
※出典元:コンビーズメールプラスの配信実績
本記事で紹介するデータは、当社提供のコンビーズメールプラスをご利用いただいているお客様の配信実績の統計データで、企業や個人を特定する情報ではありません。調査期間は2014年~2022年の情報となります。
メルマガをメール配信する際の適切な時間帯についてはこちら
目次
まずは、一般的にいわれている開封率が高まる曜日と、当社のメール配信システム・コンビーズメールプラスの配信実績を分析した結果わかった、配信数が最多となる曜日を比較したいと思います。
ちまたでは火曜日、木曜日、金曜日に配信を行うと開封率などが高まるといわれています。そして、土曜日、日曜日、祝日は業務上のメールチェックから離れているため、開封されにくいというのが定説となっています。
曜日 | 配信割合 |
---|---|
月曜 | 14.40% |
火曜 | 13.71% |
水曜 | 15.64% |
木曜 | 14.73% |
金曜 | 20.48% |
土曜 | 12.94% |
日曜 | 8.09% |
ここでは、当社のメール配信システム・コンビーズメールプラスの配信実績を分析し、各曜日の配信数を見ていきます。
上記で紹介した、一般的に配信すると良いとされている曜日と比較していきましょう。調査期間を通しての配信数が多かった曜日は金曜日、水曜日、木曜日の順です。金曜日が最多で全体の20%以上を占めています。次に水曜日の15.6%、木曜日は14.73%となっており、ここまでで全曜日の半数を占めます。僅差で月曜日、火曜日と続きますが、日曜日はそのほかの曜日と比べれば明らかに少ないことがわかります。
また、祝日に関しても日曜日と同様の配信数となっており、世間の休日には配信数が少ないとコンビーズメールプラスの配信実績からも伺えます。
当社のメール配信システム・コンビーズメールプラスの配信実績を分析すると、金曜日と水曜日に配信が多いことがわかりました。
ただし、日ごとの配信数を見ていくと水曜日と金曜日であっても「祝日」の配信数は日曜日並みに低調な結果が出ているため、平日の金曜日と水曜日に配信数が多いと言えます。
日曜日は全体の8.09%と少なく、祝日も同様の傾向が見られます。メール配信システム利用者は「読まれない可能性」を見越して、配信を控えている可能性があります。
休日の配信数が少ないのは、読者の反応率だけでなくメール配信システム利用者自身が営業日でなくチェックが出来ないため配信を控えているのかもしれません。
世間一般の定説とコンビーズメールプラスの結果を比較してみると、金曜日は配信の多い日として世間一般の多い日とマッチしているのがわかります。
コンビーズメールプラスの配信実績は金曜日20.48%、水曜日15.64%、木曜日14.73%、月曜日14.40%、火曜日が13.71%です。一般的にいわれる配信すると良いとされている曜日と比較すると若干異なる結果となりました。ただ、金曜日以外で平日であればどの曜日もある程度配信されていて大きな差は無いともいえます。
まずは、平日に配信するのが基本的な考えと言えます。コンビーズメールプラスの配信実績からは平日であれば、見方を変えれば大きな差は無いとして、ターゲットとなる読者の属性や動きを考えた曜日で配信するのがよいでしょう。
逆に考えると、土曜日、日曜日、祝日は、あえて休日に送らなければならないメルマガでなければ、配信を避けるべき曜日と言えます。
上記で解説したとおり、平日の配信が効果的というのがわかりました。次に、メルマガ読者の1日の行動をご紹介します。これらを加味することで、より的確なタイミングで配信を実施することができます。
基本的に平日に配信することが良いことがわかりましたが、やみくもに送っても見てもらえるとは限りません。メルマガ登録者の1日の行動に合わせてタイミングよく配信を行うことで、より開封率やクリック率などが高まる可能性があります。
メールチェックが行われやすいのは以下の時間帯といわれています。
有職者、主婦(主夫)、学生と、それぞれをターゲティングすると、より時間帯を細かく分析することができます。
有職者の場合、メールを開封するのは、早朝、お昼ごろ、帰宅時間といわれています。最近はリモートワークも増加傾向にあるため、新しいニーズへの対応も考えた方が良いかもしれません。
主婦(主夫)の場合、家族が会社や学校へ行った後の家事が一息ついたころの昼ごろ、あるいは就寝前に開封するといわれています。
学生の場合、終日は学業、アルバイトをしている人なら夕方ごろから仕事をしている可能性があるので、就寝前が良いとされています。
配信する内容や読者の属性に合わせた配信を心掛ければよいのですが、一般的にはどの時間帯に配信が多いのかをコンビーズメールプラスの実績から見てみましょう。
時間帯 | 配信割合 |
---|---|
6時 | 1.1% |
7時 | 2.1% |
8時 | 7.9% |
9時 | 7.9% |
10時 | 5.6% |
11時 | 7.1% |
12時 | 15.7% |
13時 | 4.9% |
14時 | 5.5% |
15時 | 4.0% |
16時 | 3.6% |
17時 | 7.2% |
18時 | 12.2% |
19時 | 3.2% |
20時 | 4.5% |
21時 | 1.7% |
22時 | 0.9% |
上記以外の時間帯 | 4.4% |
上記の実績から読み取れるものとして
世の中一般的にもこの時間帯の配信量は多いようです。ご自身が下院となっている店舗やサービスのメルマガを受信時間を見ると、この時間に送られてくるメールも多いと思います。
ピーク時間の配信以外も見てみましょう
朝一の配信は8時か9時に予約配信がするのが多いようです。表外に4.4%の配信に関しては、API連携を活用してシステムメールを自動化する使われ方もあり、深夜早朝の配信も活用されています。
計画した予約配信だけでなく、突発的な配信(緊急の連絡、告知の用途)を行う方も多く、メール配信サービスは幅広い用途で利用されています。
メール配信システムを導入したてのときは「定期的に配信を行うにはどうしたらいい?」と悩むかもしれません。メルマガの内容と読者の属性によって一概には言えませんが、迷ったらまず金曜日の時間帯は12時か18時の時間帯を参考に配信してみてはいかがでしょうか。
これらを目安に配信を行い、日々メールマーケティングすることで、「この曜日に配信を行うと効果が高まる」「この曜日は効果が薄い」といった結果を生むことができます。今回の記事を読んで、もし「メール配信システムを導入してみたい」と思った方は、当社提供のメール配信システム・コンビーズメールプラスを使ってみませんか?
メール配信システムであるコンビーズメールプラスでは、さまざまな料金プランを用意しています。「まずは気軽にメール配信システムを使ってみたい」という方には、30日間の無料お試しプランをおすすめします。メール配信システムを導入してみたい方の予算に合うように、さまざまな料金プランを用意していますので、ぜひ、ご検討ください。
当サービスサイトでは、メール配信システムを快適に使えるよう、本記事以外にもさまざまな活用方法を案内しています。
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いかがでしたでしょうか?今回はメール配信システム・コンビーズメールプラスのビッグデータを分析し、メルマガの配信頻度が高い曜日を割り出しました。
コンビーズメールプラス的には、金曜日に配信が集中していることがわかりました。配信を控えている曜日が、土曜日、日曜日、祝日ということが明確になりました。
全体的にみて平日に配信を行うと、開封率やクリック率がアップする可能性が高いというのが結論になります。ぜひ、今後メール配信の導入を検討されている方は、配信頻度が高い金曜日にメルマガを送ってみてはいかがでしょうか?それを基準に徐々に曜日を変更して、最も開封率が高い日を探してみると良いかもしれません。
以上、『メルマガの配信する時間や曜日を工夫して、開封率アップを狙おう』でした。
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