2022年02月24日
Webライティングを始めようと考えている方のために、今回は『Webライティングとは?知れば誰でも書ける!【基礎編】』と題して、文章の作成方法について解説します。
基本的にWebライティングは、ブログやサイトに掲載する文章の書き方を指しますが、さまざまなテクニックを必要とします。これらを覚えておけば、メール配信用の文章を作る際に役立ちますので、ぜひ、覚えてくださいね。
※補足
筆者は株式会社コンビーズでWebライターを担当する前は、某新聞社で記者職、某国立博物館では出版業務・編集を行った経験があります。過去と現在の経験を踏まえて独自の解釈もありますので、すべてがあてはまるわけではないことをご理解ください。
目次
Webライティングのおもしろさは反応があることです。
ブログやサイトの場合
メール配信の場合
「ブログの記事を読んで問い合わせしました」や「メルマガの内容に納得して商品を購入しました」など、ユーザーからのリアルな声を聞く機会が増えるので、反応があった瞬間の感動はひとしおです。
注意点
ただ、Webライティングを実施したからといって、確実に反応が出るという保障はありません。見込みという感覚で書いていくのをおすすめします。
ちまたにあふれている『必ず〇〇〇数稼げる方法』は、ほぼあり得ないことなので、実直に文章を掲載してトライ&エラーを繰り返し、数値を計測していきましょう。
まずは、Webライティングの概要、メリット・デメリットについて解説します。
概要
考え方はいろいろありますが、Webライティングとは、Web上(ブログやサイトなど)に文章を掲載し、ユーザーに対して商品やサービスの魅力、特定のコンテンツに関する情報発信などを行うものと考えて、おおよそ間違いないです。
一方でSEOライティングというものがありますが、これは検索エンジンで上位に掲載されやすくすることに特化した書き方を指します。ただ、基本的にブログやサイトのページに到達する方法としては、検索エンジンからがほとんどなので、無理にすみ分けして考えなくてもよいでしょう。
メリット
デメリット
WebライティングにはSDS法やPREP法という、特殊な執筆方法があります。ただ、いきなり特殊な書き方を始めても「よくわからない」となってしまう可能性があるので、まずは書くための基本を解説したいと思います。
押さえておきたい基本として
となっています。
メール配信では必要ありませんが、ブログやサイトに文章を掲載する場合は、SEO対策として検索キーワードを盛り込みます。検索されやすい単語を書き込んでおかないと、Google(検索エンジン)の検索結果に掲載されにくくなります。
選定方法
皆さんもインターネットを介して何かを調べる際、1つのワードだけでなく2つ~3つほど入力しているのではないでしょうか?
検索キーワードは、メインワードとそれに関連するワードのワンセットで使うのをおすすめします。
例としては「メール 配信」「Web ライティング 書き方」などです。
選定基準としては、月間検索数(検索ボリューム)1,500前後、SEO難易度30前後となっています。もちろん、扱う情報や業界で月間検索数は大きく変動するので、あくまで目安として覚えておくとよいです。
月間検索数とSEO難易度について
月間検索数とは、複数のユーザーが特定の単語を検索した回数(月単位)です。
SEO難易度とは、Googleの検索エンジンの上位に表示されやすいかそうでないかを、数値として表しているものです。
ツール
検索キーワードの選定方法として便利なのが「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」です。利用方法としては、とても簡単です。
ウーバーサジェストは無料で提供されています。Googleのブラウザ「Chrome(クローム)」専用の拡張機能がありますので、「Chromeに追加」をクリックするだけで導入ができます。
ウーバーサジェストを追加し、Googleの検索エンジンにキーワードを入力すると、画面右に月間検索数(Vol)とSEO難易度(SD)が表示されます。例えば「メール 配信」と検索すると、Volは1000、SDは42となります。
普段、Chromeを使わないという方は、SEOツール・ディーポの「rishirikonbu.jp」を使うと便利です。 一つの単語を検索すると、関連ワードと一緒に月間検索数が表示されます。また、難易度チェックも行えます。
注意点
タイトルは一目で記事の内容が分かるように作るだけでなく、Google(検索エンジン)の検索結果で表示される文字数も気にした方がよいとされています。
一般的には、30文字前後がいいとされています。ただ、ユーザーが閲覧するデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット端末)によって表示される字数が異なります。
そのため、パソコンで表示される限界の約29文字を基準にするとよいです。筆者の場合は、必ずGoogle(検索エンジン)の検索結果にきれいにタイトルをおさめたいと思うタイプなので、28文字で作成しています。
表示制限まで使う
表示される文字数すべてを使って、タイトルを作る場合です。必ず検索ワード(2~3単語程度)は入れて作成してください。
例として『メール配信を乗り換えてコストダウンを実現【プラン見直し】』は28文字でできています。検索キーワードは「メール 乗り換え」です。Google(検索エンジン)の検索結果で表示される場合は以下のイメージです。
社名を残す方法
タイトルの文字数を少し減らして、社名を全部か一部、表示させる方法があります。例えばCombz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)の場合は、サイト名の一部「コンビーズ」が見えるようにタイトルを制作しています。
必ずタイトルと社名の間には「-(ハイフン)」や「|(縦線)」が表示されるので、社名と記号を差し引いた文字数でタイトルを作りましょう。『メール配信をする際、便利なセグメント配信とは』は22文字、「コンビーズ」の5文字を足して計27文字になります。
検索キーワードとしては「メール 便利」です。Googleの検索エンジンで表示される場合は以下のイメージです。
ユーザーに分かりやすいものを
文章を見てもらううえで、タイトルは重要視されています。筆者の場合は分かりやすいものを好むため、淡々としたタイトルを付けます。インパクトあるものを求めている方は、問いかけたり、親近感が持てる書き方をおすすめします。
既存メディアが提唱している書き方を、参考にするのも大切です。特に、実売数を気にしている紙媒体が紹介している、タイトルの作り方は勉強になります。
Webライティングの文章表現として独自性があるのは「です・ます調」です。
新聞や専門誌など、紙媒体の場合は「だ・である調」で書かれていることが多いです。そもそも掲載紙面の面積に限界があるため、できるだけ文章を短くしないといけないことと、淡々と事実だけを伝える、つまりは提案型の記事ではないので、「だ・である調」になります。
一方でWebライティングの場合は、自由に文章量を調整できます。さらに、自社の商品やサービス、コンテンツを提案するため「だ・である調では表現がきつく感じる」ので、ていねいな言葉づかいを意識して「です・ます調」で表現されます。
ここでは、各書き方についてご紹介します。
ブログやサイト用に文章を作成する場合、一番わかりやすい流れは「結論(前文)」「詳細説明」「まとめ」です。
文章は必ずしもすべて読まれるとは限りません。そのため、前文でまず「結論」を書いてしまい、文章の全貌を簡潔に伝えることを心がけてください。
また、SEO対策として、検索キーワードは「結論」と「まとめ」に盛り込むのをおすすめします。理由としては、本文にあたる「詳細説明」に無理に入れてしまうと、文章が不自然になってしまうためです。
簡単な書き方
参考に「結論(前文)」例文を書いて、「詳細説明」で必要な文章の順番、「まとめ」を解説します。検索キーワードは「商品 メール」「商品 宣伝」「商品 宣伝方法」です。
タイトル
タイトルには、検索キーワードを盛り込んで、検索されやすくします。強調したい部分は「【】隅付き括弧」で囲ってあげると、目にとまりやすくなります。
【宣伝方法!】メール配信システムを使い商品情報を発信する
前文
前文で書くべきことは、「課題」と「解決策」です。結論なので「何をやったら、どんな効果が見込めるか」を端的に書きつつ、検索キーワードを盛り込みましょう。
皆さんはサイトやSNSを通じて、商品の魅力を発信しているかと思います。それでも「なかなかコンバージョン数(購入などの成果)が上がらない」と感じたことはありませんか?
さらに、宣伝を活発化させて、より多くのユーザーに自社の商品のよさを知ってもらうために、メール配信システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
今回は『メール配信システムを使い商品の魅力を伝える』と題して、メール配信システムの操作方法をお伝えします。
メール配信システムを宣伝方法の一つとして使うと、ダイレクトにユーザーへ商品情報を届けることができるので、自然とコンバージョン数アップにつながります。
詳細説明
詳細説明では、前文で書いた「課題」と「解決策」をさらに詳しく書きます。
など、分割して読む側が納得できるように、少しずつ解説します。
まとめ
まとめでは、詳細説明に書いたポジティブな内容を、検索キーワードを盛り込みつつまとめます。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?メール配信システムを商品の宣伝方法の一つとして取り入れると、ユーザーへ魅力をていねいに伝えることができます。内容をよく読んで納得したユーザーは、自然と商品の購入、または検討をしてくれます。
ぜひ、今回をきっかけにメール配信システムの導入をご検討ください。
メール配信用の文章を書く方法を解説しています。
タイトル
タイトルはブログやサイトに掲載する文章同様、ユーザーが一目見たときに引き付けられるものが望ましいです。
例えば、送料無料キャンペーン中である場合は『【送料無料】メルマガ登録者〇人達成記念キャンペーン』など、どんな特典が得られるかを強調するとよいでしょう。
効果を出すためのタイトルの作り方などは下記リンクで紹介しています。
読者が開封したくなるメールタイトルの作り方のコツ、効果測定について
本文
メール配信の場合も「結論(前文)」から書くとよいです。メルマガを受け取ったユーザー全員が、全文を読むとは限りません。
結論を書く際は、5W1Hが役立ちます。When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(何のために)、How(どのように)となっています。
前文
5W1Hを用いて書く場合は、以下の順番となります。
当社(Who)のネットショップ内(Where)で〇月〇日より(When)、メルマガ登録者〇人達成を記念し(Why)、送料無料キャンペーンを行います(What)。キャンペーン適応方法は、メルマガの最後にお伝えします(How)。
二段落目以降
結論を書いた後は、「詳細説明」を二段落目、三段落目…に書いていきます。
一段落ずつ、概要をていねいに説明すると、ユーザーは読み進めやすいだけでなく、内容を理解しやすくなります。
文章の書き方に困ったときは、下記リンクをご参照ください。
メルマガ作成時に役立つ時短テクと毎回のネタのお悩みを解決する方法についてはこちら
今回の記事では、Webライティングの書き方について解説しました。書き方を覚えると、媒体を問わず文章を書くことができます。
文章を書けるようになったらブログやサイトでの公開だけでなく、メール配信システムを導入し、メルマガとして発信してみるのはいかがでしょうか?
ぜひ、ご検討ください。
また、文章の作成に慣れてきたら、下記リンクもご参照ください。当サービスサイトでは、「メール作成」としてさまざまなノウハウを掲載しています。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?Webライティングの基本をおさえると、文章を書くのはそう難しくありません。
文章でつまづきやすいのは、書き出し部分です。「冒頭に何を書けばいいだろう?」と悩み、結果的に進まないということがあります。商品やサービス、特定のコンテンツの情報を発信する場合、とにかく「結論」から伝えていけばよく、あとは結論部分を分解して詳細な説明を肉付けしていくことで、記事は完成します。
以上『Webライティングとは?知れば誰でも書ける!【基礎編】』でした。
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