2023年09月08日
メルマガの開封率を高めるために必要な仕掛けとして、インパクトがあるメルマガのタイトル(件名)を考えるのも、大切な要素のひとつです。
メルマガを受信した人は、わたしたちが思っているよりも素早くチェックするため、「読者が目を引くメールタイトル」「思わず開いてしまうメールタイトル」でないと、見逃される恐れがあります。
読まれずに放置されて「開封率が思ったより上がらない」とならないためにも、今回は『メルマガの開封率を上げる!思わず開いてしまうメールタイトルの作り方』と題し、メールタイトルを工夫する大切さ、読者が開封したくなるメールタイトルの作り方のコツ、効果測定などについて解説していきます。
この記事の後半では、メルマガ用のメールタイトルのサンプルもいくつか掲載していますので、参考例として使ってみてくださいね。
目次
メール配信したメルマガは、販売促進のためにも内容はとても大切です。しかし、開封されて初めて内容を読んでもらえることも、メールの内容と同時に意識したいところです。
読者にメルマガを開封してもらい、中身を見てもらうためには、メールタイトルが重要です。
受信したメルマガを読者が確認する際、真っ先に目に入るのがメールタイトルです。そのメールタイトルが読者の興味をひくものかそうでないかで、開封される確率は大きく変わります。
メールタイトルが読者の意識に引っかかるものでなければ、開封してくれる可能性は下がってしまいます。
そのため、メルマガが読まれる前段階であるメールタイトルの工夫は、重要であることがわかります。
メルマガにメールタイトルを付ける際の注意点としては、一番は読者の目にとまるものを意識することです。
メルマガのメールタイトルを付ける際の注意点は、以下の注意点を考慮しながら作成していきましょう。
ありきたりなメールタイトルにしてしまうと、複数社のメルマガ、通常のメールと混ざってしまい、気づかれにくくなってしまいます。
ありふれた言葉ではなく、印象に残るワードを選定して作成しましょう。
メルマガの内容を要約し、メールタイトルに盛り込むのも大切です。読者は無条件でメルマガを開封してくれるわけではないので、メールタイトルでどんな情報が載っているかがわかるようにしましょう。
読者の目を引かせるためには、印象に残るワードはもちろん、サービスやキャンペーンといった情報も盛り込み、インパクトを含ませる必要があります。
インパクトを付けることで、読者の目にとまりやすくなるので開封してくれる可能性が高まります。
メールタイトルは短文なので、難しい単語や業界用語を盛り込み、少しでも短縮をはかりたくなりますが、そうした言葉は読者全員が理解できるとは限りません。
可能な限り、誰でも読める単語を選択して作成しましょう。
メール配信したメルマガの開封率を上げるための施策のひとつとして、「思わず開いてしまうメールタイトル」を作るということが挙げられます。
受信側は日々、数多くのメールを素早くチェックするため、目にとまるメールタイトルでないと、読み飛ばされる可能性があるからです。
この段落では、メルマガのメールタイトルの作り方について解説します。
メルマガのメールタイトルの文字数を、どの程度にすれば良いかで迷うかもしれません。文字数制限の目安としては長くても30文字前後、冒頭の10文字〜15文字に伝えておきたい内容を記入するとよいです。
理由としては、人間が一瞬で認識できる文字数が13文字~15文字程度といわれているためです。冒頭部分に割引情報やサービス内容など、インパクトのある要素を盛り込みましょう。
メルマガのメールタイトルを目立たせる書き方として、「4Uの原則」が有効です。4Uの原則とは、アメリカの起業家であるマイケル・マスターソンが考えたもので、以下の4つのUから成り立っています。
タイトルを目立たせる4Uの原則
緊急性とは、メールタイトルに「時間の要素」を取り入れることを意味します。
例
このように、後日ではなく今すぐに読んでほしいという思いを表現することができます。
独自性とは、「新しいアプローチ」でメールタイトルを作るものです。
新商品や新サービスができた際は、「新着情報」などで訴求できます。既存商品の場合は、これまでと違う表現で目新しい雰囲気を出すことで、改めて読者が興味を示す可能性があります。
超具体性とは、メルマガのテキスト部分の要約だけでなく、商品やサービスの「具体的な内容」を盛り込むものです。
例
このように、具体的な情報を書くことで、読者は魅力を感じてメルマガの本文に目を向けてくれるかもしれません。
有益とは、読むことで得られる情報、商品やサービスを購入することで得られるものなど、「読者にとってメリットを感じられること」を書くものです。
例
上記の例は、超具体性でも例にあげたメールタイトルですが、最大月20万円の節約が、読者にとって有益な情報となります。
ここでは、メルマガのメールタイトルが実際に開封率アップにつながったかを確かめる効果測定と、つながらなかった場合の改善策について解説します。
メルマガの開封率とは、メール配信したメルマガの有効配信数(不配分を除く)のうち、何人が開封したのかを数字にしたものです。
開封率の計算方法
メール開封数÷有効配信数×100=開封率(%)
開封率でわかることは、メール配信したメルマガに付けたメールタイトルの効果や、メール配信した曜日や時間帯のマッチング具合を、確かめることができます。つまりはこの2点を見直すことで、開封率がアップする可能性があるということです。
メルマガの開封率を調べる方法としては、主に2つの方法があります。
Google社が無償で提供している、アクセス解析ツールの「GA4(Google Analytics、読み=アナリティクス)」を使うと、開封率を測定することができます。
GA4を用いたメルマガの分析については、こちらの記事でも紹介しているので、是非参考にしてみてください。
GA4の使い方、分析に必要な設定、併用としてメール配信システムの分析ツールについてはこちら
メール配信システムに備わっている、効果測定の機能を使うのもひとつの方法です。
当社が提供するメール配信システム・Combz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)を例にあげると、「開封率測定」機能があります。
この機能を使うとメールが読まれた数から、開封率や誰がいつ開封したかを解析することができます。
上記2つの測定方法については、以下のリンクで詳しく解説しています。
開封率について詳しく知りたい場合はこちら
前述した『メルマガのメールタイトルを作るコツ』を用いて、メルマガのメールタイトルを作成してメール配信したにもかかわらず、開封率が思うように上がらない場合、メルマガのメールタイトルの見直しだけでなく、メール配信日時の改善も必要な可能性があります。
以下の方法で改善策を探ってみましょう。
ABテストとは、メルマガのメールタイトルをAパターンとBパターンに分けて比較し、どちらが効果的だったかを検証する方法です。
やり方としてはABともに、同じ配信先、件数、日時にメール配信し比較します。効果測定の結果、どちらが開封率アップにつながったかを判断することができます。
A/Bテストの種類とGoogleアナリティクスはこちら
メルマガはメール配信する日時に左右される場合があります。理由としては、学生、主婦(主夫)、有職者によって生活サイクルが違うためです。各属性にマッチするであろう時間帯や曜日にメール配信すると、開封率がアップする可能性があります。
メルマガ最適化について併せて読みたい記事
メルマガ配信時刻の最適化
ここでは、メルマガのメールタイトルに使えるサンプルを紹介しています。サンプルを参考に、オリジナルのメールタイトルを作ってみてくださいね。
お得感を伝える方法
商品の良さを伝える方法
企業向けの良さを伝える方法
自然言語処理のAIであるGPTが備わっているChatGPTを使うと、メールタイトルのたたき台を作成することができます。
ChatGPTでは箇条書き程度の指示内容であっても、メールタイトルの案を出してくれます。
今回は、以下の内容でChatGPTに聞いてみました。
私たちは通販サイトで、20~30代の男女向けにアパレル販売をしています。
以下の指示内容を使って、メルマガのタイトルを作成して提案してください。
メールタイトルをできるだけインパクトのあるものにしてください。
10点のメールタイトルの案を出してください。
また、各メールタイトルごとの、推測で開封される可能性を%で教えてください。
ChatGPTに聞くことで、最低限使えるメールタイトルの案を出してくれます。この案をもとに独自のメールタイトルを作成すれば、時短だけでなくインパクトのあるものができあがります。
また、開封される可能性も質問すると、一般的な傾向に基づいて回答してくれるので、その数字をもとにメールタイトルを選定、効果測定時に役立てることができます。
概要説明と、どのような指示を出すことでメルマガのタイトルと文章を作ってくれるか、について
メルマガを開封するための工夫のひとつとして、メールタイトルを決めるのも大切な作業です。 メールタイトルだけでなく、本文も魅力あふれる内容にしないといけません。両方の作業が理解できたら、実践したくなりますよね。
「メールタイトルや本文は作れるようになったけど、メール配信システムはまだ決めていない」
という方には、当社が提供するメール配信システム・Combz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)をおすすめします。
コンビーズメールプラスは独自に開発した経路探索型アルゴリズムにより、高速かつ安定的に多量のメールを配信することができます。
独自開発の経路探索型アルゴリズムの構図
さらに、さまざまな料金プランを用意していますので、予算にマッチしたプランを選ぶことができます。また、当社のメール配信システムは「業界最安値帯で配信数無制限」で、アドレス件数1,000件以内の場合、月額4,000円から始められます。
「いきなり有料ではなく無料で使ってみたい」という方には、30日間の無料トライアルを用意しています。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
メール配信したメルマガの開封率を高めるためには、読者の目を引くメルマガのメールタイトルを作るのも、ひとつの方法です。
メルマガのメールタイトルをうまく作るためには、4Uの原則を用いると良いです。そして、効果測定などを行い、開封率アップにつながったかや改善点などをあぶりだして、最も効果のあるメルマガのメールタイトルを見つけ出しましょう。
今回はメルマガのメールタイトルの書き方や、効果測定、改善策などについて解説しました。
以上、『メルマガの開封率を上げる!思わず開いてしまうメールタイトルの作り方』でした。
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