2022年09月27日
メルマガの開封率を高めるために必要な仕掛けとして、インパクトのあるタイトル(件名)を考えるのも、大切な作業のひとつといえます。
受信されたメールは意外と素早くチェックされるため、読者が目を引くタイトルでないと、見逃される恐れがあります。
読まれずに放置され、「開封率が思ったよりも上がらない」ということにならないためにも、読者が開封したくなるタイトルの作り方のコツや効果測定などについて解説していきます。
この記事の後半では、メルマガタイトルのサンプルもいくつか掲載していますので、参考例として使ってみてくださいね。
目次
メール配信したメルマガの開封率を上げるための施策のひとつとして、「思わず開いてしまうタイトル」を作るということが挙げられます。
理由としては、受信側は日々、数多くのメールを素早くチェックするため、目にとまるタイトルでないと、読み飛ばされる可能性があるからです。
この段落では、メルマガのタイトルの作り方について解説します。
メルマガのタイトルの文字数を、どの程度にすれば良いかで迷うかもしれません。
文字数制限の目安としては長くても30文字前後、冒頭の10文字〜15文字に伝えておきたい内容を記入するとよいです。
理由としては、人間が一瞬で認識できる文字数が13文字~15文字ほどといわれているためです。
冒頭部分に割引情報やサービス内容など、インパクトのあるものを盛り込みましょう。
メルマガのタイトルを目立たせる書き方として、「4Uの原則」が有効です。
4Uの原則とは、アメリカの起業家であるマイケル・マスターソンが考えたもので、以下のの4つのUから成り立っています。
タイトルを目立たせる4Uの原則
緊急性とは、タイトルに「時間の要素」を取り入れることを意味します。
例として、
「お急ぎください」や「あと〇日でセール終了」
など、後日ではなく今すぐに読んでほしいという思いを表現することができます。
独自性とは、「新しい表現」でタイトルを作るものです。
新商品や新サービスができた際は、「新着情報」などで訴求できます。
既存商品の場合は、これまでと違う表現で目新しい雰囲気を出すことで、改めて読者が興味を示す可能性があります。
超具体性とは、メルマガのテキスト部分の要約だけでなく、商品やサービスの「具体的な内容」を盛り込むものです。
例として、
「コストを見直してみませんか?」や「コストカットに役立つ3つの施策!これをやれば最大月20万円節約できる」
など、細かく具体性を書くことで、読者は魅力を感じてメルマガの本文に目を向けてくれるかもしれません。
有益とは、読むことで得られる情報、商品やサービスを購入することで得られるものなど、「読者にとってメリットを感じられること」を書くものです。
超具体性で例にあげたタイトル
「コストカットに役立つ3つの施策!これをやれば最大月20万円節約できる」
でいえば、最大月20万円の節約が、読者にとって有益な情報となります。
この段落では、メルマガのタイトルが実際に開封率アップにつながったかを確かめる効果測定と、つながらなかった場合の改善策について解説します。
メルマガの開封率とは、メール配信したメルマガの有効配信数(不配分を除く)のうち、何人が開封したのかを数字にしたものです。
開封率の計算方法としては、
「メール開封数÷有効配信数×100=開封率(%)」
です。
開封率でわかることは、メール配信したメルマガに付けたタイトルの効果や、メール配信した曜日や時間帯のマッチング具合を、確かめることができます。
つまりはこの2点を見直すことで、開封率がアップする可能性があるということです。
メルマガの開封率を調べる方法としては、主に2つのやり方があります。
Google社が無償で提供している、アクセス解析ツールの「Google Analytics(アナリティクス)」を使うと、開封率を測定することができます。
Google Analyticsを用いたメルマガの分析については、こちらの記事でも紹介しているので、是非参考にしてみてください。
Google Analyticsの分析についてはこちら
メール配信システムに備わっている、効果測定の機能を使うのもひとつの方法です。
当社が提供するメール配信システム・Combz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)を例にあげると、「開封測定」機能があります。
この機能を使うと、メールが読まれた数から開封率、誰がいつ開封したかを解析することができます。
上記2つの測定方法については、以下のリンクで詳しく解説しています。
開封率について詳しく知りたい場合はこちら
前述した『メルマガのタイトルを作るコツ』を用いて、メルマガのタイトルを作成してメール配信したにもかかわらず、開封率が思うように上がらない場合、メルマガのタイトルの見直しだけでなく、メール配信日時の改善も必要な可能性があります。
以下の方法で改善策を探ってみましょう。
ABテストとは、メルマガのタイトルをAパターンとBパターンに分けて比較し、どちらが効果的だったかを検証する方法です。
やり方としてはABともに、同じ配信先、件数、日時にメール配信し比較します。
効果測定の結果、どちらが開封率アップにつながったかを判断することができます。
A/Bテストの種類とGoogleアナリティクスはこちら
メルマガはメール配信する日時に左右される場合があります。
理由としては、学生、主婦(主夫)、有職者によって生活サイクルが違うためです。
各属性にマッチするであろう時間帯や曜日にメール配信すると、開封率がアップする可能性があります。
メルマガ最適化について併せて読みたい記事
メルマガ配信時刻の最適化
この段落では、メルマガのタイトルに使えるサンプルを紹介しています。
サンプルを参考に、オリジナルのタイトルを作ってみてくださいね。
お得感を伝える方法
商品の良さを伝える方法
企業向けの良さを伝える方法
メルマガを開封するための工夫のひとつとして、タイトルを決めるのも大切な作業です。
タイトルだけでなく、本文も魅力あふれる内容にしないといけません。
両方の作業が理解できたら、実践したくなりますよね。
「タイトルや本文は作れるようになったけど、メール配信システムはまだ決めていない」
という方には、当社が提供するメール配信システム・Combz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)をおすすめします。
コンビーズメールプラスは独自に開発した経路探索型アルゴリズムにより、高速かつ安定的に多量メールを配信することができます。
独自開発の経路探索型アルゴリズムの構図
さらに、さまざまな料金プランを用意していますので、予算にマッチしたプランを選ぶことができます。
また、当社のメール配信システムは「業界最安値帯で配信数無制限」、アドレス件数1,000件、月額2,300円(別途初期設定費用)から始められます。
「いきなり有料ではなく無料で使ってみたい」という方には、30日間の無料トライアルを用意しています。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
メール配信したメルマガの開封率を高めるためには、人の目を引くメルマガのタイトルを作るのも、ひとつの方法です。
メルマガのタイトルをうまく作るためには、4Uの原則を用いると良いです。
そして、効果測定などを行い、開封率アップにつながったかや改善点などをあぶりだして、最も効果のあるメルマガのタイトルを見つけ出しましょう。
今回はメルマガのタイトルの書き方や、効果測定、改善策などについて解説しました。
以上、『【サンプル付き】開封率を上げるメルマガのタイトル(件名)の書き方』でした。
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