APIとは?APIの意味や仕組み、事例やメリット・デメリットを解説【初心者向け】

2022年07月28日

APIとは?APIの意味や仕組み、事例やメリット・デメリットを解説【初心者向け】

APIと聞いて、すぐに何のことか思い浮かべることができる人は、この記事を読む必要はないかもしれません。

ここでは、APIという言葉を社内で使っているツールの中で見たことがあったり、もらった資料の中にAPIのことが書いてあるのを見つけたりしたものの、APIというものがそもそも何なのか分からない方向けに解説します。

もし、APIをある程度理解はしているという方がいらっしゃれば、こちらからメール配信システム(コンビーズメールプラス)のAPI活用事例を参考にしてみてください。

    目次

  1. 1APIとは
  2. 1.1APIの意味
  3. 1.2APIのしくみ
  4. 1.3APIの用語
  5. 2APIの身近な例3選
  6. 2.1身近なAPI①:オンラインショップでのクレジットカード決済
  7. 2.2身近なAPI②:家計簿アプリ
  8. 2.3身近なAPI③:マップ・乗り換え・経路案内アプリ
  9. 3APIのメリット
  10. 3.1APIのメリット①:より多くの新しいサービスが開発される
  11. 3.2APIのメリット②:データの二次利用が可能
  12. 3.3APIのメリット③:セキュリティの向上
  13. 4APIのデメリット
  14. 4.1APIのデメリット①:開発工数がかかる
  15. 4.2APIのデメリット②:提供元に依存する
  16. 4.3APIのデメリット③:有料の場合がある
  17. 5まとめ

APIとは

APIという言葉はよく目にしていても、APIの意味やその仕組み、APIが身の周りで活用されている様子を知る機会は多くないと思います。

APIの意味

APIとは、アプリケーション・プログラミング・インタフェース(Application Programming Interface)の頭文字で、英語をそのまま訳すと「アプリケーションをプログラミングするためのインターフェース」です。

インターフェースとは?
インターフェースとは、「何か」「他の何か」をつなぐ接点という意味で、一般的にはその技術や製品のことを指します。

つまり、APIとは自分のアプリやシステムのデータや機能を、他のアプリやシステムでも使えるようにするための技術のことであるといえます。

API連携とは専用の暗号を使って、自分のアプリやシステムからデータをAPIを通じて受け渡すことで、他のアプリやシステムを充実させること(あるいはその逆)と言えます。

APIのしくみ

APIのしくみは、

「欲しい情報があるなら、決まったフレーズで要求してくれれば、要求した情報をお返しします」

という、窓口のような役割をイメージすると良いでしょう。

「窓口」という言葉が出てきたので、もう一段身近に感じるものに例えてみたいと思います。

あなたは、得意先に電話をかけます。

電話の窓口の方にいきなり、

「〇〇さんいらっしゃいますか」

この場合どのようにすれば、あなたの思う〇〇さんに取り次いでもらえたでしょうか。

おそらく、下記のように詳しく指定していたら取り次いでもらえると思います。

とざっくりと要求したら、窓口の方はどの〇〇さんか分からず答えられませんでした。

この場合どのようにすれば、あなたの思う〇〇さんに取り次いでもらえたでしょうか。

おそらく、下記のように詳しく指定していたら取り次いでもらえると思います。

本文

お世話になっております。

株式会社コンビーズの□□と申します。

△△課の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか。

これが、APIの「決まったフレーズ」のイメージとなります。

欲しい情報に合わせて、正しく要求してくれたときに、望む結果を得られるというものです。

これらの「決まったフレーズ」を、得たい情報別にまとめたものを「API仕様書」「APIリファレンス」と言います。

APIの用語

APIのことについて見ていると、色々な用語に出会うと思いますが、パッとイメージしづらいかもしれません。

そこで、よく出てくる用語を、さきほどの「APIの仕組み」で例えて解説します。

接続先:電話をかける相手の会社名

APIキー:相手の会社の電話番号

リクエスト:〇〇さんに取り次いでもらいたいという要求

レスポンス・戻り値:実際に取り次いでもらえて、〇〇さんが電話に出てくれること

これに当てはめると、「得意先に、得意先の電話番号を使って電話をして、窓口の方に〇〇さんに取り次いでほしいとお願いしたら、〇〇さんが電話に出てくれる」ということが、「接続先に、APIキーを使って接続し、決まったフレーズでリクエストを送信したら、望み通りのレスポンスが返ってくる」ということが理解できると思います。

APIの身近な例3選

APIの概要やその仕組みを理解すると、自分には縁遠いものや触れる機会のないものだと思うかもしれません。

しかし、APIは意外と身近にある技術で、わたしたちが触れる色々なところの技術に使われています。

ここでは、APIの使用例として身近に存在するものを、3つ取り上げて解説します。

身近に存在するAPIの使用例3つ

  • オンラインショップでのクレジットカード決済
  • 家計簿アプリ
  • マップ・乗り換え・経路案内アプリ

身近なAPI①:オンラインショップでのクレジットカード決済

オンラインショップで商品の代金を支払うとき、クレジットカードを使って決済したことはありますか?

クレジットカード情報を入力し、決済ボタンを押すだけで料金を支払うことができ、会員情報として保存しておくことで、次回からの決済も非常に楽になります。

実はクレジットカードの決済システムや、顧客のクレジットカード情報自体は、オンラインショップ自体が所有しているものではありません。

クレジットカード決済代行会社がオンラインショップと決済機関の間に入って、APIを提供している場合が多いのです。

それでは、オンラインショップでの決済のなかで、どのようにAPIが活用されているのでしょうか。

先ほど、APIの流れは以下のようになっていることをご紹介いたしました。

接続先に、APIキーを使って接続し、決まったフレーズでリクエストを送信したら、望み通りのレスポンスが返ってくる

これに当てはめてみると、以下のように整理できます。

決済機関に、APIキーを使って接続し、購入者が入力したクレジットカード情報をリクエストとして送信したら、決済結果がレスポンスとして返ってくる

身近なAPI②:家計簿アプリ

家計簿アプリを利用したことはありますか?

自身で入力していくタイプではなく、QRコード決済やクレジットカード決済など、さまざまな支払いや入金を自動で計算してくれるアプリです。

毎回入力する必要がないため、手間が省けて大変便利です。

実はこれも、先ほどのクレジットカード決済システムと同じように、APIを利用して口座の入出金情報や支払情報などを取得することで、取得した金額を計算して家計簿として表示させているのです。

身近なAPI③:マップ・乗り換え・経路案内アプリ

知らない土地に行ったときは、地図や乗り換えアプリなどを見ながら目的地に向かう方も多いと思います。

また、ホームページなどに現在地からの所要時間を、すぐに表示できるようにしているところも見かけます。

顧客に安心してきてもらえたり、決め手の一つとなったりと、顧客満足のためにも一役買っているこの機能ですが、これもAPIを使って実現しているのです。

具体的には、クレジットカード決済システムと同様に、APIを利用して出発地と目的地の情報を入力することで、レスポンスとして返ってきたルートを表示させています。

APIのメリット

そもそも、APIはなぜ使われるようになったのでしょうか。

API のメリットを見ていきましょう。

APIのメリット

  1. より多くの新しいサービスが開発される
  2. データの二次利用が可能
  3. セキュリティの向上

APIのメリット①:より多くの新しいサービスが開発される

APIとして自社サービスの機能を公開することで、同じ特徴をもったサービスが開発しやすくなります。

逆に、他社がAPIを公開していることで、自社のサービスの足りない部分やノウハウ不足で搭載できなかった機能を、あきらめることなく搭載できるというメリットがあります。

つまり、プログラムを1から作る必要がないため、より多くのサービスが生まれ、世の中が便利になっていくということです。

APIのメリット②:データの二次利用が可能

APIでは他社のデータを使うことができます。

同じ情報を様々な分野で活用してもらうことで、情報を分析することが容易になり、各分野に特化した分析が可能となります。

例えば政府の統計データのAPIを利用するなど、市場データと自社の顧客データを掛け合わせて分析することも可能で、そこから新たなイノベーションが生まれ、新しいビジネスが生まれるのです。

APIのメリット③:セキュリティの向上

他社のユーザー情報を使って、自社のサービスにログインできる機能を作ることができます。

つまり、あらためて会員登録をしてもらう必要がないということです。

例えば、Web で買い物をする際、Google や Facebook、Twitter などのアカウントを連携することで会員登録の手間が省けた経験はありませんか?

これは各種サービスとAPI連携が行われているため、別のアプリケーションによる、ログイン認証ができるようになっているからです。

このようにメールアドレスやパスワードの入力など、ユーザーにとって面倒な手続きを省くことができます。

そして、自社でセキュリティレベルの高い会員登録システムを入れるよりも、すでにあるセキュリティレベルの高いシステムを使えることもメリットと言えます。

メルマガが迷惑メールにならない方法-SPFやDKIM認証とは?

APIのデメリット

これまではAPIのメリットを解説してきましたが、少なからずデメリットも存在します。

ただ、このデメリットは克服することができる場合もありますので、一度しっかりと検討してみてください。

APIのデメリット

  1. 開発工数がかかる
  2. 提供元に依存する
  3. 有料の場合がある

APIのデメリット①:開発工数がかかる

APIを使って情報を取得できるようにするには、エンジニアによる開発が必要となります。

自社にエンジニアが在籍していれば、コミュニケーションコストも低くなりますが、自社にエンジニアがいない場合には外注することになると思います。

また、金銭的な負担とともに慣れない用語でのコミュニケーションを行う必要もあります。

ただし、開発工数をかけた分、享受できるメリットも大きいので、APIのメリットとデメリットをしっかり確認して、APIによる連携を進めるかどうかを決めたいところです。

APIのデメリット②:提供元に依存する

APIのデメリットのひとつに、APIの提供側に依存するという側面があります。

そのため、自社サービスでは不具合が起こっていなくても、APIの提供元が不具合を起こした場合、自社サービスにも影響があります。

不具合以外にも、APIの仕様変更があれば対応しなければなりません。

自社のコントロール外のことですので、予測しにくいところもデメリットとなります。

ここまで見ると、デメリットが大きいように見えますが、APIで連携するということは、何らかの不具合の際に、不具合の切り分けをはっきりさせることが可能であるということです。

不具合の原因特定にもつながりやすいので、自社のサービスの一部を外部サービスとAPI連携しておくことで、自社内の管理工数を下げるということもできます。

APIのデメリット③:有料の場合がある

無料でAPIを公開しているところもあれば、有料で利用することになるAPIもあります。

料金がかかってしまうこと自体は、金銭的な負担になるので、それ自体はデメリットに見えます。

ただし、気軽に使える無料のAPIも良いですが、サポートもきっちり受けられる有料のAPIの方が良いという意見もあります。

まとめ

APIは、アプリケーションやサービスを利用するユーザーにとっても便利な仕組みです。

コンビーズメールプラスでは、お客様がご利用のシステムに連携するための 公開APIを提供しています。

メールの配信や配信リストの操作など、多数の機能をAPIで運用できるので、システムの構成にあわせた、柔軟な連携が可能です。

API連携の事例などもご案内できますので、お気軽にご相談ください。

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