2022年02月08日
HTMLメールエディタを利用すると、専門知識がなくても文字を装飾したり、画像を簡単に挿入することができます。
さらにHTMLメールは視覚的な訴求力があり、テキストメールよりも読まれやすいと言ったメリットもあり、開封率の測定も可能なため、メルマガを改善しやすいのも特徴です。
目次
日本ビジネスメール協会が発表しているビジネスメール実態調査では、年々HTMLメールの利用者が増えてきています。
10数年前までは、ビジネスでのHTMLメールの使用を禁止している企業も多く、その理由としては、HTMLメールによるウィルス感染のリスクがあったためです。
しかし、メルマガ配信サービスによる、セキュリティの強化やスパム対策などでHTMLメールの利用者が増えている傾向にあります。
HTMLの知識がなかったことが理由で、これまで導入を迷っていた方へ、これを機に初めてみては如何でしょうか。
そこで、HTMLメールエディタの導入におけるメリットと特徴を紹介します。
HTMLメールとは?
HTMLはHyperText Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の略です。
このHyperText Markup Languageの頭文字を取って、HTMLと呼びこの言語を使ったメールのことをHTMLメールと言います。
エディタとは?
エディタとは、英語で編集者を意味します。
パソコンやサイト上で文字の編集やデータの作成を行うためのソフトウエアのことをエディタと呼びます。
HTMLエディタ以外にも文字だけを編集するテキストエディタやメモ帳もエディタ機能の一つです。
メールにはテキストメールとHTMLメールの2種類が存在します。
HTMLメールは、テキストメールと比べると、視覚的な訴求力があり、開封率・クリック率の測定が簡単にできるといったメリットがあります。
本来、HTMLメールを自力で作成するには専門知識が必要ですが、HTMLメールエディタを利用すれば簡単に作成できます。
では、具体的なメリットを紹介する前にHTMLメールエディタについて、以前の記事で詳しく紹介しておりますので、下記の記事と併せて参考にしてみてください。
エディタの紹介や操作方法、HTMLメールの作り方についてはこちら
文章主体のテキストメールに比べ、HTMLメールエディタでは、下記のような操作ができるメリットがあります。
など、メールに効果をつけることで、視覚的に訴求できるようになることが大きなメリットと言えます。
また、HTMLメールエディタを利用することで、下記のようなレイアウトも簡単に作成できます。
もし、HTMLメールエディタを利用せず、タグを手打ちすると…
上記のように、HTMLコードを自身で書かく必要があり、デメリットと言えます。
このようにHTMLの知識がない人にとっては、難しい単語や記号が並んでいて、見ているだけで何が何だか分からず、断念しざるを得ませんが、HTMLエディタを使うと専門知識も必要ありません。
HTMLメールエディタを使用できる配信システムでは、このようなタグ打ちという作業がなく、感覚的にも視覚的にも簡単に使用できるため、知識のない人でも直感的に使うことができると言ったメリットがあります。
HTMLエディタを利用すると、上記のようなタグを入力する必要がなく、簡単にメルマガを作成することができます。
操作のイメージとしては、パワーポイントの編集に近く使いやすいのもメリットの一つです。
テキストばかりのメールの場合、文字が羅列するため、とても見にくく感じてしまいます。
特にスマホ画面は表示される領域に限界があるため、テキストが折り返します。
HTMLエディタを使い、HTMLメールで文字を装飾したり、イメージ画像を差し込むことでメルマガが読みやすくなり、スマホユーザーの離脱を防ぐことができるといったメリットがあります。
HTMLエディタを使い企業やブランドなどの画像をメルマガやメールに差し込むことで、認知度向上のメリットがあります。
企業やブランドの認識度が向上することで、貴社からのメルマガであるといった認識も高くなり、企業への安心感も増し、クリック率や問い合わせ数の向上も期待できるメリットがあります。
Combz Mail Plus(コンビーズメールプラス)のHTMLメールエディタは、ナビゲーションに沿って進めていくだけで簡単にHTMLを使ったメルマガを作成できるメリットがあります。
まず、最初にテンプレートを選択します。
テンプレートを選択すると、HTMLエディタ編集画面に移りますので、ここでテキストや画像を挿入していきます。
不要なブロックは簡単に削除できます。
テンプレートを選択すると編集画面に移りますので、ここでテキストや画像を挿入していきます。
下記の画像のようにHTMLタグを直接入力しなくても良いメリットがあり、初心者でも簡単にメルマガを作成することができます。
メルマガ配信後どれくらいのユーザーに読まれ、反応されたのかが簡単に分かります。
測定できるの主な機能は下記の通りです。
また、このような上記のアクションについて、
このようなことまで分かります。
例えば、15時と16時の2つのタイミングでメルマガを一斉配信したら、15時直後の開封率が良かった。
このような結果が得られたのなら、15時に配信する方が良いということが分かります。
このようにメルマガの改善活動が行いやすいのもメリットです。
また、開封率・クリック率・解除率はテキストメールでは測定することができませんが、HTMLメールエディタを使えば測定可能です。
しかし、本来は測定するためのタグを入力しないといけません。
これも専門知識が必要となりますが、メール配信システムが提供しているHTMLメールエディタを利用すればリンクを設置するだけで測定できると言ったメリットがあります。
一般社団法人日本ビジネスメール協会が発表している、ビジネスメール実態調査 によると、ビジネスでのメールは今でもテキストメールが主流ですが、最近では、HTMLメールの利用者が増えています。
ひと昔前は、「ビジネスメールはテキストで送るのが当然」と言われ、画像や装飾を施したメールは適さないという風潮がありました。
しかし、現在は、メールの形式を気にしない人が増えてきており、HTMLメールも送りやすい環境が整っています。
このような背景にもHTMLエディタの機能が充実してきていると言ったことも考えられます。
昔は「企業間でのHTMLメールは、セキュリティ上良くないからテキストメールで送るべき」という風潮があった背景には、HTMLメールはウイルスを仕込むことが容易で、企業からは非常に警戒されました。
最近では、多くの人が迷惑メールの対策に関心を持つようになり、スパム業者の全盛期は過ぎ去りました。
その一方、スマホなどの一般的なメーラーがHTMLメール対応になったため、こちらが主流になりつつあります。
また、企業間でHTMLメールを送る場合であっても、ルールを守って配信すれば、スパム判定されにくくなりました。
メルマガを配信する際に送り手側もなるべく、スパム判定されないようにする工夫も必要です。
具体的には、下記のような内容を意識することで、更にHTMLメールを活用するメリットが得られます。
主な対策方法はこのような感じです。
「怪しい内容と思われるメールは送らない」ことを常に意識することが大事です。
1~5に関しては担当者の注意力、6~8に関しては、メール配信システムを利用することで対策が可能です。
今でもHTMLメールの受信を拒否にしている企業は少なくはありません。
しかし、視覚的な訴求力が強く、開封率も測定できるHTMLメールにメリットを感じ、少しずつ利用する企業が増えてきているのも事実です。
最近はPCよりも、スマホでメールを受信する人の方が多くなりました。
プライベートでは圧倒的であり、仕事中でもスマホの方が割合が大きいほどです。
スマホは外出中などのわずかな空き時間でもメルマガやメールを確認できるため便利ですが、その分1通あたりに目を通す時間は短くなります。
そのため、メルマガを読んでもらえるかどうかはメールを開封した瞬間の見栄えが重要になります。
テキストメールに比べてHTMLメールの方が、視覚的な訴求力が強く、読んでもらいやすくなるため、重要な内容や多くの人に伝えたい場合は、HTMLエディタを活用すると効果的です。
HTMLメールと言えば、ショッピング系サイトのメルマガを思いつく方が多いでしょう。
しかし、最近は企業間のやりとりでも利用され始めています。
さほど重要ではない会議であれば、わざわざ集まるよりも、一斉メール配信で済ませる方が時間の節約になります。
さらには、学校や学習塾などでも使われるようになり、文化祭やイベントなどの行事の案内も簡単にHTMLエディタでメルマガを作成できるため、HTMLエディタ機能を搭載したサービスは注目を集めています。
学校や学習塾で使われるメール配信システムの活用方法については、以前の記事にも紹介していますので、そちらの記事を参照ください。
学校で使われるメール配信システムの活用理由のメリットは、下記の内容がほとんどです。
このような声が最近、教育現場からいただいているメリットと特徴です。
今回はHTMLメールエディタのメリットと特徴について紹介しました。
HTMLメールエディタのメリットを簡単にまとめると、下記になります。
HTMLエディタを利用することで、専門知識がなくてもHTMLメールを作成できますが、HTMLエディタを使用しない場合は、HTMLに関する専門知識が必要になります。
企業間でのやりとりは、今でもテキストメールの方が多く利用されており、テキストメールにもメリットはあり、手間が掛からず、HTMLメールよりもスパム判定されにくいなどの特徴があります。
しかし、ここ数年でメールはPCよりもスマホで読まれる人が多くなりました。
そのためメールを開封して、一瞬で読み手の心をつかむためにはHTMLメールの方が効果的であると言われます。
HTMLメールエディタを使えば、HTMLの知識がなくてもエディタで簡単に作成できるため、この機に一度試してみるのも良いでしょう。
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