【多店舗経営者必見】1契約で複数の店舗からのメール配信を管理する方法

2022年11月25日

【多店舗経営者必見】1契約で複数の店舗からのメール配信を管理する方法

お店を多店舗展開していると、出店したエリアによっては、ターゲット層が違ったりするのではないでしょうか?

そのため、普段は各エリアの属性にマッチした情報を発信して、集客を目指しているかと思います。

さまざまな宣伝方法を駆使して集客していると思いますが、メール配信を活用している場合、1契約(1アカウント)だけで、本部からメルマガを一斉配信している方が、ほとんどかもしれません。

しかし、1アカウントからの一斉配信だけだと、現場の声を肌で感じている担当者がメルマガを書くわけではないので、うまく集客につながらない可能性があります。

そこで、1つの契約で複数のアカウントを作成し、各店舗にサブアカウントを与えることができる『サブアカウント管理』という機能を活用してみましょう。

この機能を使うと、本部が一括してメール配信(メルマガ)できるだけでなく、複数の店舗から個別に送ることも可能になります。

今回は、『【多店舗経営者必見】1契約で複数の店舗からのメール配信を管理する方法』と題して、サブアカウント管理の使い方や、メリットなどについて解説します。

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    目次

  1. 1各店舗から独自のメルマガを送りたい
  2. 2あらゆる場面で役立つ「サブアカウント管理」
  3. 2.1管理者と店舗用(支店用)を分けられる
  4. 2.2サブアカウント数に制限がない
  5. 2.3サブアカウントごとに配信先の管理が可能
  6. 3複数の店舗からメール配信するメリット
  7. 3.1各店舗・ブランドの最新情報を届けられる
  8. 3.2独自のプロモーション活動を行える
  9. 3.3顧客情報を管理しやすくなる
  10. 3.4コスト削減につながる
  11. 3.5数あるツールを活用して時間節約
  12. 4複数の店舗(支店)からメール配信する際の注意点
  13. 4.1クレームが発生したときの処理方法を決める
  14. 4.2メール配信ツールを統一する
  15. 5【番外編】部署や個人でも利用可能
  16. 5.1各社独自のメール配信ができる
  17. 5.2各部署ごとでも対応可能
  18. 5.3営業マン個人でも運用できる
  19. 6サブアカウント管理の設定方法
  20. 7まとめ

各店舗から独自のメルマガを送りたい

お店を多店舗展開していると、各店で獲得した独自の顧客がいるかと思います。

また、出店エリアによっては、年齢や家族層など、顧客の特性もさまざまなはずです。

そのため、

各店で独自に得た顧客のニーズにマッチした情報を、チラシやSNSなどで発信して集客

しているのではないでしょうか?

メール配信(メルマガ)も宣伝媒体として活用している方もいるかと思います。

ただ、大半のメール配信は、本店からの一斉配信の可能性が高く、各店舗オリジナルのメルマガを作成してメール配信しているとは限りません。

仮に本店からの一斉配信だけでなく、各店が独自に獲得した顧客向けに、メルマガをメール配信したい場合は「サブアカウント管理」という機能を使うと便利です。

あらゆる場面で役立つ「サブアカウント管理」

複数の店舗や支店からメール配信したいときは、サブアカウント管理を使うことで、1つの契約で本店のほかに支店ごとのアカウントを無制限に作成できるので、店舗や支店ごとのメール配信を行うことができます。

複数アカウント管理機能

管理者と店舗用(支店用)を分けられる

サブアカウント管理は、管理者と店舗用(支店用)のアカウントを分けて運用できます。

管理者アカウントとは別に、各店舗や支店用にサブアカウントを作成し、各店舗や支店で自由にメルマガのメール配信を行えるのが特徴です。

承認設定でケアレスミスを軽減できる

また、サブアカウントからメルマガをメール配信するときに、管理者側で承認を必要とする設定をしておけば、配信内容のダブルチェックが可能です。

誤った情報の配信を防ぎ、店舗の信頼性の維持に役立ちます。

サブアカウント数に制限がない

サブアカウントの作成数に制限がないのもメリットです。

  • 新たにメール配信ツールを契約する必要がない
  • 不要になればアカウントを直ぐに削除できる

例えば、店舗やブランドごとにメルマガをメール配信する場合に、新たにメール配信ツールを契約する必要がありません。

サブアカウントは、管理者用のアカウントからすぐに作成でき、必要なくなれば削除することもできます。

急遽、新規アカウントでメルマガのメール配信が必要になったときや、イベントでの出店などの臨時の店舗でも、すぐに店舗用のアカウントを作成することができます。

サブアカウントごとに配信先の管理が可能

サブアカウント管理を活用することで、各店舗や支店で配信先を管理できます。

顧客情報が混合することもなく、トラブル防止に役立つのがメリットです。

個人情報漏洩のリスクが軽減する

特に、サブアカウント間でお互いの顧客情報(メルマガ配信先)を閲覧することはできないので、個人情報保護の観点からも安心です。

配信先すべてに対して一斉配信が可能で、全店舗セールや会社としての情報発信の場にも活かせます。

複数の店舗からメール配信するメリット

本店が一括してメルマガを管理するのではなく、店舗ごとにメルマガを運用することで、さまざまなメリットが得られます。

今後メール配信を始めたり見直したりするにあたって、どのようなメリットがあるのかを確認してみてください。

メール配信のメリット

  • 各店舗・ブランドの最新情報を届けられる
  • 独自のプロモーション活動を行える
  • 顧客情報を管理しやすくなる

各店舗・ブランドの最新情報を届けられる

複数の店舗から、各店舗ごとでメール配信するメリットに、各店舗における最新情報を顧客に届けられることが挙げられます。

複数のブランドを持っていたり、実店舗とECショップを運営していたりする場合、それぞれ別々に情報を配信する方が効果が見込めます。

各店舗ごとにオリジナルのメルマガを配信できる

各店舗・ブランドごとにメルマガをメール配信することで、最新情報が混同せずに顧客へ届けられます。

顧客にとって、好きなブランドや、よく行く店舗からの情報を受け取るため、購買行動につながりやすいのがメリットです。

独自のプロモーション活動を行える

店舗別に独自のプロモーションを行えるのもメリットの1つです。

売上を伸ばすためには、独自のプロモーションが必要となります。

各店舗で異なるプロモーションを展開すれば、各エリアに近い顧客を獲得し、売上改善につなげられる可能性があります。

クーポンやセール情報をメルマガ経由でメール配信することで、リピーターの獲得に期待できます。

顧客情報を管理しやすくなる

サブアカウント管理機能を使ってメルマガの運用を継続していると、顧客情報(メルマガ配信先)の管理が非常に便利になります。

獲得した顧客情報に関して、性別や年齢に加え、好みのブランド、購入頻度などの情報を各店舗で適切に管理できます。

サブアカウント管理で各店舗の動向がわかる

  • 店舗ごとによく売れている商品がわかる
  • 顧客層から見えてくる好みのブランドやデザイン
  • 商品の購入頻度など

また、獲得した顧客情報をもとに、プロモーション活動を実施したり、各顧客のニーズを満たす情報を配信したりすることで、最終的に売上につなげられます。

これだけなら、本店からの一斉配信やセグメント配信で充分なのですが、各店舗の担当者が、現場の目で感じている情報をもとに集客を行うことが、売り上げアップに貢献します。

セグメント配信でメルマガの開封率・クリック率を改善!一斉配信との使い分けも

コスト削減につながる

商品・サービスの情報を記載したメルマガをメール配信で届けることで、これまでチラシや企画書作成にかかっていた印刷コストを削減できます。

数あるツールを活用して時間節約

金額が大きく動く契約などの場合は先方へ訪問する、簡単な案内や申し込みはメール配信で済ませるなど、重要度に合わせてさまざまな媒体を活用すれば、時間節約につながります。

複数の店舗(支店)からメール配信する際の注意点

複数の店舗からメルマガをメール配信することで得られるメリットがある一方で、注意点にも気をつけなければなりません。

トラブルに発展しないように、メルマガのメール配信を始める前に、注意点を確認しておきましょう。

メール配信の際の注意事項

  • クレームが発生したときの処理方法を決める
  • メール配信ツールを統一する

クレームが発生したときの処理方法を決める

メルマガを原因とするクレームが発生した際の、処理方法を決めることも重要です。

顧客からクレームを受け取った以上、信頼を取り戻すための行動が必要です。

迅速にお詫びのメールを配信したり、クレームの規模によっては、特別な対応を取ったりするなどの対応を準備します。

複数の店舗を展開している経営者の方は、店舗単位で対応をとどめるのが良いのか、それとも全社的に対応するのが良いのかを見極め、方針を決めたうえで信頼回復のために動きましょう。

謝罪メールの文章の書き方とは?社外&社内向け【ビジネス編】

メール配信ツールを統一する

メール配信ツールを統一します。

複数の店舗でメルマガをメール配信する場合は、それぞれの店舗でツールを合わせることで、効率的に運用できます。

例えば、1つの店舗でメール配信にトラブルが発生したときに、ほかの店舗でも同じツールを使用していれば、素早く復旧作業を済ませられます。

複数の店舗やブランドごとにメルマガをメール配信する際には、ツールを統一して効率化を図るようにしましょう。

【番外編】部署や個人でも利用可能

小売店などのサービス業以外でも、サブアカウント管理は活躍します。

一般消費者向け、法人向けの営業問わず、どんな業種の企業でも使用可能です。

企業のなかには、本社と事業所でドメインが異なるメールを利用していると思いますが、そうした状況でも管理者用アカウントと配信者用アカウントを作成することで、業務効率の向上につながります。

各社独自のメール配信ができる

管理者用アカウントを親会社のアカウントとして、子会社用にサブアカウントを作成すると、上記の例と同様、各子会社からメール配信が行えるため、独自の商品・サービスの情報を顧客に対して、より顧客に近い目線でPRすることができます。

各部署ごとでも対応可能

子会社ごとだけでなく、各部署ごとに振り分ける使い方もおすすめです。

  • 広報部はメディア向けに新商品や新サービスの紹介
  • 営業部は自社商品などに関する企画や提案
  • 総務部などは社内向けに健康診断や年末調整

など各部署の強みを生かしたメール配信が行えます。

営業マン個人でも運用できる

会社対応、部署対応だけでなく、営業マン個人での運用も可能です。

個人向けにアカウントを設定することで、個々がもつ顧客に対して、より的確な提案をメール配信で送ることができます。

顧客の要望にしっかりと応えられるようになり、売り上げアップに貢献できる可能性があります。

この使い方は、保険営業や不動産営業の方に特におすすめです。

サブアカウント管理の設定方法

サブアカウント管理は、管理者用アカウントがあれば、簡単に設定できます。

「管理画面トップ」から「店舗管理」をクリックして「店舗用ID管理」へ進めば、「店舗用IDアカウント」を追加することができます。

メール配信の便利機能のひとつである、サブアカウント管理を詳しく知りたい方は下記ご参照ください。

まとめ

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

多店舗展開しているのであれば、本店が一括してメルマガのメール配信をするだけでなく、各店舗や支店で管理や運用をすることで、顧客のニーズに適した情報をメール配信できます。

独自のプロモーション活動や、最新情報を伝えられるので、売り上げアップにつながる可能性があります。

サブアカウント管理を活用して、適切に顧客管理を行いましょう。

本記事を読んだ多店舗展開する経営者の方で、サブアカウント管理に興味をもった方がいましたら、ぜひ、お問い合わせください。

以上、『【多店舗経営者必見】1契約で複数の店舗からのメール配信を管理する方法』について、ご紹介いたしました。

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