2022年08月29日
日々、メルマガをメール配信していると「メルマガの本文だけでは伝えることができない商品やサービスの魅力を、より効果的に伝えたい」と思うときがあるかもしれません。
このようなことはありませんか?
1対1のメールの場合には、通常添付ファイルとして任意のファイルを送ります。メルマガでも同様にファイルを添付したいところですが、メリットとデメリットがありますので、参考にしてみてください。
メール到着後、添付された資料を閲覧したユーザーが、内容に納得して購入などをするといった、コンバージョン数アップにつながる可能性があります。これが1番のメリットと考えられます。
ファイルを添付できるメール配信システムは存在するので、メルマガに添付ファイルを加えることは可能です。ただし、近年はセキュリティ対策の関係で、添付ファイルの送信を控えた方がいいという声も多数あがっています。
おおまかなデメリットとしては以下の2つがあります。
しかし、安全性を確保したうえで、添付ファイルを送れば何ら問題はありません。
ウィルスチェックが万全な外部サービスを活用することで、感染拡大を防ぐことはできます。また、メルマガにダイレクトにファイルを添付すると、迷惑メール扱いではじかれる可能性がありますが、添付ファイルをURL化させれば回避することができます。
個人情報、業務データ、認証情報の流出と悪用、他者への感染拡大、端末の破壊をするマルウェアについてはこちら
以上のように、ファイルをメルマガに添付すること自体は、メールマーケティングにおいて訴求力はあるものの、そもそものメールの到達に関して問題が起きがちであることが分かりました。では、メルマガではファイルを送ることはできないのでしょうか?ファイルをメルマガで送る方法として、直接添付以外にも色々な方法があるのでご紹介いたします。
これまでに、メルマガにファイルを添付すること自体が、メールマーケティングにとって効果的なのかを見てきました。
結果としてメールの到達に関して、良い結果をもたらしにくいことが分かりました。当社が提供するメール配信システムも、添付ファイル機能はあえて搭載しておりません。
理由はいくつかあります。
では、メルマガではファイルを送ることはできないのでしょうか?実はそうではなく、大容量のファイルを送ることができる、クラウドストレージサービスやファイル転送サービスなどを活用すれば解決します。
3つの方法別に紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
サーバにファイルをアップロードして生成したURLを、メルマガの本文に貼り付けて送る方法があります。
WordPress(ワードプレス)でサイトやブログを管理している場合は、WordPressのダッシュボード(管理画面)から、ファイルのアップロードが可能です。
「メディア」の「新規追加」を選択し、「アップロードするファイルをドロップまたはファイル選択」へ、ファイルをアップロードします。
アップロードが完了すると「アップロードするファイルをドロップまたはファイル選択」の下に、ファイルのアイコンが表示されます。同時に「URLをクリップボードコピー」が表れますので、ここをクリックすると生成されたURLをコピーすることができます。
Xserver、さくら、LOLIPOP!などで、サーバをレンタルしている場合、レンタルサーバにファイルをアップロードすることで、ファイルのURLを生成できます。
以下、外部リンクで方法が解説されています。
クラウドストレージサービスとは、ネット上でデータを保管したり、共有することができるものです。インターネットに接続することができる状態であれば、どこからでもアクセスが可能です。このクラウドストレージサービスを活用することで、URLを生成することができます。
クラウドストレージサービスはGoogleDrive、Dropbox、OneDrive、iCloudなどがあります。ここでは、一例としてGoogleDriveでのURLの生成方法について解説します。
Googleドライブ内にある「マイドライブ」にファイルを保存した後、ファイルのアイコンにカーソルを合わせて右クリックすると「リンクを取得」が表示されます。リンクを取得を押すことで、URLを生成できます。
そのほかのクラウドストレージサービスは、下記外部リンクから確認できます。
ファイル転送サービスとは、サービスを展開しているサイトへアクセスし、ブラウザ上でファイルをアップロードして、URLを生成することができるものです。
代表的なものではギガファイル便、firestorage、データ便、クリプト便、Bizストレージファイルシェア、GigaCC OKURN、tenpuなどがあげられます。ここでは一例としてギガファイル便でのURL生成方法について解説します。
ギガファイル便にアクセスすると、トップページに「アップロード」するフォームが表示されます。「ここにファイルをドラッグ&ドロップしてください。(中略)」と記載されている枠内にファイルをドラッグ&ドロップするか、下部にある「ファイルを選択」からアップロードすることができます。
アップロードが完了するとURLが生成されます。
以下、外部リンクは各社が提供するファイル転送サービスです。
添付ファイルを送る方法として、クラウドストレージサービスやファイル転送サービスなどがあることをご紹介いたしました。各サービスを利用する前には、どんなセキュリティ対策を講じているかの確認をおすすめします。
有料版、無料版で仕様も変わってくるので、料金形態での比較も必須です。
また、各サービスに合わせた、情報セキュリティ対策の国際規格の認証を受けているかなどを、チェックするのも目安となります。
メール配信するメルマガの本文にURLを記載した場合、クリック率をはかることができます。
クリック率とは、総配信数に対し不配分を除いた有効配信数となったメルマガのうち、本文にあるURLが何回クリックされたかを数値化したものです。
クリック率の計算方法は「クリック数÷有効配信数×100=クリック率(%)」です。
メール配信そのものが効果的だったかを、クリック率でははかることができます。
コンビーズメールプラスでは「クリック率測定ツール」を搭載しています。クリック率がはかれるのはもちろんのこと、CSVファイルでダウンロードすると「誰が、どのURLを、何回押したか、最初と最後のクリックがいつ」だったかを知ることができます。
URL化した添付ファイルも、このクリックカウンターで計測できるので、誰がファイルにアクセスしたのかもわかります。
クリック率を上げる方法についてはこちら
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
当社提供のメール配信システム・コンビーズメールプラスではメルマガの到達率の関係上、添付ファイル付きのメルマガを配信する機能をあえて搭載しておりません。クラウドストレージサービスやファイル転送サービスといった、外部サービスを使うことで、スムーズに届けることができますし、効果測定もできるようになります。
商品やサービスの詳細な情報を、例えばPDF形式のチラシ、資料として作成し、ユーザーに届けることで、内容の充実さに満足して、購入などのコンバージョン数につながる可能性があるため、1つの施策として行うのも悪くないと思います。
ぜひ、本記事を参考にしてみてくださいね。
以上、『メルマガに添付ファイルはNG?メール配信システムで添付ファイルを送る方法』でした。
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コンビーズのサービスをご紹介していただくと、あなたも紹介者さんもおトク
お客様が安心してご利用いただけるようセキュリティ対策もバッチリ。第三者認証であるISMS(ISO27001)を取得済み。