2020年01月26日
「クリック率」とは、メール配信による効果測定をする際に重要な指標の1つです。
こちらの記事では、クリック率の定義やその他の指標との違い。
そして、実際にクリック率の向上を実現に向けて取り組みたい具体的な施策を紹介します。
メール配信の効果的な運用に向けて、定期的な効果測定は必須です。
そして、こちらの効果測定を行う上で重要な指標の1つが、「クリック率」です。
こちらの章では、クリック率の定義について。
さらに、「開封率」や「反応率」との違いを中心に解説していきます。
メール配信を効果的に行うためには、定期的な効果測定は必須です。
そして、効果測定する際の重要な指標の1つが、「クリック率」です。
クリック率とは、メール配信に成功したURLが設置されたメール総数に対して、URLが何人にクリックされたのかを示す数値です。
次に、具体例を使ってこちらの数値の算出例を紹介します。
例えば、メール配信に成功したメール総数1,000件の中で、メール内のURLを20人がクリックしたケースがあるとします。
こちらのケースにおけるクリック率は2%です。
この具体例が示すように、クリック率はメルマガ読者の「メール配信のコンテンツ」への興味の高さを表しています。
そのため、クリック率の測定結果を基にメール配信のコンテンツ改善が、メルマガの効果的な運用に必須です。
前述したように、あくまで「クリック率」は、メール配信の効果測定にとける指標の1つに過ぎません。
こちらのクリック率と同様に重要な指標の1つが、「開封率」です。
この2つの指標は混同してしまいがちですが、どちらも異なる定義の上で成立しています。
ここから、「開封率」の定義を解説していきます。
開封率とは、メール配信に成功した総数の中で、何通のメールが開封されたのかを示している数値です。
言い換えると、メール配信に成功した1つひとつのメールがどの位の割合で開封されたかを示しています。
次の具体例を見てみると、よりクリック率と開封率との違いが明確です。
例えば、メール配信に成功した総数1,000件の中で、20件のメールが開封された場合の開封率は2%です。
つまり、こちらの指標からは、顧客の商品やサービスへの興味の高さまで測定することはできません。
開封率に関する詳細は、以下リンク先の記事で解説しています。
併せて、こちらの記事も参照してみてください。
前章では、重要な指標である開封率とクリック率との違いについて解説しました。
ここでは、同様に混同して使われやすい「反応率」とクリック率の違いを解説していきます。
まず、反応率とは、URLが設置されたメールの開封総数に対してURLが何人にクリックされたかを示している数値です。
こちらの定義だけを聞く限りでは、クリック率と非常に酷似していることがわかります。
そのため、こちらの指標を使用する際は、細心の注意を払う必要があります。
以下にて、反応率の具体例を紹介していきます。
例えば、URLが設置されたメールの開封総数500件の中で、URLが10人にクリックされたケースがあるとします。
こちらのケースにおける反応率は2%です。
このように反応率は、開封率の詳細を探る際に有効な指標です。
前章では、クリック率の詳細やその他の指標との違いについて解説しました。
こちらの章では、実際にクリック率を向上させるにあたり有効とされる2つの施策について紹介します。
クリック率向上に向けた1つ目の施策は、「販促コンテンツを1つに絞る」ことです。
その理由を、次の2つの理由から解説していきます。
1つ目の理由は、読者1人のメール滞在時間は非常に限られたものだからです。
そのため、1回のメール配信につきURLを複数個配信しても、全てのURLがクリックされることは非常に稀なケースです。
実際に、複数のURLやコンテンツを盛り込んだメールのクリック率は、メール後へに差し掛かるに連れて減少していくとのデータも発表されています。
2つ目の理由は、メール前半でURLをクリックしてWEBページに移った後、再びメールを読み直す読者の数は非常に限られているためです。
仮に、後半に複数のコンテンツを用意しても、前半に添付したURLを通じ該当のWEBページに移った読者は後半の文面の存在を忘れてしまうケースが大半です。
こうした背景から、メール配信を行う際は「販促コンテンツを1つに絞る」ことを推奨しています。
コンビーズメールプラスのオプションサービス「メルマガ添削」なら、専門スタッフが次の5つのチェック項目を基に、メール配信をする際添削を請け負います。
これら5つのチェック項目を基に、メール配信毎に最適なコンテンツ量等を添削していきます。
こちらの添削を基に、メール配信におけるコンテンツ改善を行っていきましょう。
クリック率向上に向けた2つ目の施策は、メール配信時に「画像でレイアウトを整える」ことです。
こちらの施策は、某企業で行われた5,000件以上に渡るメルマガキャンペーンでも行われました。
こちらのキャンペーン結果から、画像でデザインが整えられたメールのクリック率は、画像のないメールにおけるクリック率と比較すると、約40%高いことが明らかになりました。
つまり、画像でメール上のレイアウトを整えることで、メルマガのクリック率向上を期待できます。
そして、コンビーズメールプラス搭載の「HTMLメールエディタ」なら、レイアウト選択による文字の大きさから色の編集。
さらに、画像挿入の実現などの配信コンテンツにおける視覚的な部分の編集までが可能です。
そして、こちらのHTMLメールエディタなら、「HTML」の知識を持ち合わせていない方でも編集が可能です。
この機能によりメール配信時のレイアウトを整えることで、クリック率の向上につなげていきましょう。
ここまで、クリック率の定義やその他の指標との違いについて。
そして、クリック率の向上に向けて取り組みたい施策を解説してきました。
上述した通り、クリック率は、読者のメール配信で紹介されたコンテンツに対する興味の高さを測る上で重要な指標です。
こちらの測定結果を基に、メール配信時のコンテンツ改善を行うことで、メルマガの効果最大化につなげていきましょう。
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