2022年02月03日
メール配信システムのCombz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)では、メール配信利用者が快適に使えるよう、メルマガ活用方法について記事でご紹介しています。
そのなかで先日、メルマガのネタ提供として『【メルマガネタ】ネタ探しに困った時に!/誕生石の意味』(本編)と題して、誕生石にまつわる話を記事として掲載しました。
誕生石に関係する情報がたくさんあったため、本編では紹介しきれなかったものを、今回は『誕生石の補足場を一覧でご紹介』というテーマでお届けします。
※ご注意
本記事はアカデミックな内容となっているため、「諸説あり」ということをご理解ください。
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目次
誕生石が12個になった説はいくつかあります。
が、有力とされています。
12にまつわる話から誕生石が派生したことがわかります。
18世紀ごろのユダヤ人を中心にヨーロッパで、誕生石を身に着けるのが一般化したとされています。
理由としては、生まれた月の星座に属する宝石(守護石)を持つことで、災害、病気に守られ、幸運に恵まれると信じられていたためです。
主に占星術の信仰からきているとされています。
現在の誕生石は、1912年にアメリカの宝石商組合(現:ジュエラー・オブ・アメリカ)が基準を定めて、1952年にアメリカの宝石小売商組合などが改定しできあがりました。
商業利用や季節感のほか、象徴的な意味を考慮したうえで誕生石を設定しました。
これにならって、イギリスでは1937年に金属商組合が「イギリスの誕生石」を定めました。
イギリス(フランスも含む)では、4月に水晶、7月にカーネリアンが加わっています。
ほぼ、この2つの考え方が今の誕生石の基準となっています。
日本の場合は、1958年にアメリカの誕生石を基準に全国宝石卸商協同組合が「日本の誕生石」を制定しました。
日本では3月にサンゴ、5月にヒスイを追加しています。
このように、国によってさまざまな考え方、風土風習などが踏襲(とうしゅう)されて、誕生石が定められています。
誕生石の語源や由来には、世界四大文明(メソポタミア、エジプトなど)、ギリシアやローマの文化と神話、宗教などが関連している場合があります。
この段落では特に間違えやすい、ギリシア神話とローマ神話に登場する神々を抑えるために、主にオリュンポス十二神について簡単に解説します。
ギリシア神話とは、古代ギリシア民族の間で伝承されてきた伝説や神話を意味し、全知全能の神であるゼウスを軸に、オリュンポスの神々や人間の英雄などが登場するストーリーとなっています。
ローマ神話はギリシア神話を継承したものです。
古代ローマでも特有の神話などが存在していましたが、ギリシア神話の影響を強く受けており、エピソードの追加や新しい解釈が増えるなどし話に深みが出ました。
このような影響などから、ローマ神話の神々とギリシア神話の神々は同一視されています。
オリュンポス十二神 | |||
---|---|---|---|
ギリシア神話 | ローマ神話 | ||
全知全能の神 | ゼウス | 最高神 | ユーピテル |
最高位の女神 婚姻の神 女性の守護神 |
ヘーラー | 結婚・出産をつかさどる女性の守護神 | ユーノー |
知恵・芸術・工芸・戦略の女神 | アテーナー | 知性・学芸・工芸・医療・戦争の女神 | ミネルウァ |
光明・医術・弓術・詩歌・音楽・預言・家畜の神 | アポロー | 同上 | アポロー (ギリシア神話からの取り入れ) |
軍神・殺害の神 | アレース | 戦いの神 | マールス |
豊穣(ほうじょう)の神 | アプロディーテー | 菜園の守り神 | ウェヌス |
富・幸運の神、商業・発明・盗人・旅行者の守護神 | ヘルメース | 商業の神 | メルクリウス |
狩猟と月の女神 | アルテミス | 狩猟・貞操(ていそう)・月の女神 | ディアーナ |
海の大神 | ポセイドーン | 水・海の神 | ネプトゥーヌス |
穀物や大地の生産物の女神 | デーメーテール | 豊穣・地母(ちぼ)・地下の神 | ケレース |
火・鍛冶(かじ)の神 | ヘーパイストス | 火・鍛冶(かじ)の神 | ウゥルカーヌス |
かまどの神 | ヘルティアー | かまどの神 | ウェスタ |
今回のメルマガネタ(本編)では、誕生石をベースに意味や歴史などを一覧にしてご紹介しました。
しかし、石にまつわる話はまだあり、『星座石』と『干支石』というものがあります。
少し簡単に解説したいと思います。
星座石とは、12星座と宝石が結びついてできたものです。
自信の星座の宝石を身に着けることで各星座とのつながりができて、幸運を得られたり、守られたりすると考えられていました。
メインストーンである守護石とサブストーンである福守護石を身に着けることで、宝石のパワーが発揮されると考えられています。
星座石 | ||
---|---|---|
星座 | メインストーン | サブストーン |
牡羊座(3月21日~4月19日) | ルビー・ダイヤモンド | サファイア・ブラッドストーン |
牡牛座(4月20日~5月20日) | エメラルド・サファイア | ヒスイ・グリーンアベンチュリン |
双子座(5月21日~6月21日) | アゲート・ジャスパー | アレキサンドライト・トルマリン |
蟹座(6月22日~7月22日) | パール・ムーンストーン | アクアマリン・メノウ |
獅子座(7月23日~8月21日) | ダイヤモンド・ルビー | サードオニックス・琥珀(こはく) |
乙女座(8月22日~9月22日) | サードオニックス・カーネリアン | サファイア・レッドジャスパー |
天秤座(9月23日~10月22日) | ペリドット・トルマリン | オパール・サファイア |
蠍座(10月23日~11月21日) | オパール | ブラッドストーン・ルビー |
射手座(11月22日~12月21日) | トパーズ | ガーネット・ラピスラズリ・トルコ石 |
山羊座(12月22日~1月19日) | トルコ石・ガーネット | オブジディアン・パール |
水瓶座(1月20日~2月18日) | アメジスト・サファイア | ヒスイ |
魚座(2月19日~3月20日) | ブラッドストーン・アクアマリン | ムーンストーン・ヒスイ・パール |
干支石とは、十二支にはそれぞれ本尊(またはご神体)があり、それらにちなんで宝石を結びつけたものといわれています。
誕生石や星座石同様、自身の生まれた干支石を身に着けることで、干支の本尊が守ってくれるとされています。
干支石にもメインストーンとサブストーンがあり、2つを身に着けることで宝石の力が発揮されるといわれています。
干支石 | ||
---|---|---|
干支 | メインストーン | サブストーン |
子 | 琥珀(こはく) | トパーズ |
丑 | パール | ムーンストーン |
寅 | タイガーアイ | キャッツアイ |
卯 | ヒスイ | エメラルド |
辰 | カーネリアン | ガーネット |
巳 | 黒真珠 | オニックス・ヘマタイト |
午 | サードオニックス | ルビー |
未 | サンゴ | インカローズ |
申 | クリスタル | オパール |
酉 | シトリン | トパーズ・イエローアゲート |
戌 | ラピスラズリ | サファイア |
亥 | 紅ヒスイ | ルビー・ローズクォーツ |
このように、星座石や干支石もメルマガのネタとして調べて、メールの書き出しに使うのもおもしろいかもしれません。
本記事は、本サイトでは『メルマガネタ 誕生石の意味』(本編)で書ききれなかった部分を、補足情報としてご紹介しました。
メインの記事はもちろんのこと、補足情報をメルマガネタのひとつとして使うと、読者の目を引くことができる可能性が高まりますので、ぜひ、ご活用ください。
誕生石の意味・前編についてはこちら
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