2022年06月23日
これからメルマガ配信を始める企業や現在の運用から改善しようとしている企業のなかには、複数の店舗をお持ちの方も多いと思います。そのような企業では、どのようにメルマガを管理すればよいか迷われている方も多いのではないでしょうか。
管理者が一括してメルマガを配信することも可能ですが、複数の店舗で個別にメルマガを配信するメリットも多くあります。しかし、メルマガ配信システムの契約は個別契約になるのでしょうか?
今回の記事では、アパレルメーカーやECショップなどのメルマガ配信を、各店舗が独自で行うメリットを解説します。また、複数店舗におけるメルマガ配信を効率化するツールも紹介しているので、今後のメルマガ運用の参考にしてみてください。
会社が一括してメルマガを管理するのではなく、店舗ごとにメルマガを運用することで、さまざまなメリットが得られます。今後メルマガ配信を始めたり見直したりするにあたって、どのようなメリットがあるのかを確認してみてください。
複数店舗でメルマガを配信するメリットに、各店舗における最新情報を顧客に届けられることが挙げられます。たとえば、アパレルメーカーのように、複数のブランドを持っていたり、実店舗とECショップを運営していたりする場合、それぞれ別々に情報を配信しなければなりません。
複数店舗・ブランドごとにメルマガを配信することで、最新情報が混同せずに顧客へ届けられます。顧客にとって、好きなブランドや、よく行く店舗からの情報を受け取るため、購買行動につながりやすいのがメリットです。
店舗別に独自のプロモーションを行えるのもメリットの1つです。競争が激しいアパレル業界や、ECサイトで売上を伸ばすためには、独自のプロモーションが必要となります。
複数店舗で異なるプロモーションを展開すれば、各エリアに近い顧客を獲得し、売上改善につなげられる可能性があります。クーポンやセール情報をメルマガ経由で配信することで、リピーターの獲得に期待できます。
複数店舗でメルマガを運用し、顧客情報の管理を便利にします。メルマガを介して獲得した顧客情報に関して、性別や年齢に加え、好みのブランド、購入頻度などの情報を各店舗で適切に管理できます。
また、獲得した顧客情報をもとに、プロモーション活動を実施したり、各顧客のニーズを満たす情報を配信したりすることで、最終的に売上につなげられます。
セグメント配信でメルマガ配信時間を最適化する
複数店舗でメルマガ配信を行うことによるメリットがある一方で、注意点にも気をつけなければなりません。トラブルに発展しないように、メルマガ配信を始める前に注意点を確認しておきましょう。
複数店舗が独自でメルマガを配信する際には、顧客情報が混合しないように注意が必要です。各店舗で持っている顧客情報が混合すると、顧客が求めていない情報や、ほかの店舗でしか使えないクーポンなどを誤って配信することとなります。
このような状況が続くと、顧客の満足度が低下し、売上にも直接的な悪影響を及ぼす可能性があります。複数店舗でメルマガを運用するのであれば、各店舗が責任を持って顧客情報を管理するようにしましょう。
次に、メルマガを原因とするクレームが発生した際の処理方法を決めることも重要です。上記で解説したように、顧客情報を混合させることで、クレームにつながることがあります。
顧客からクレームを受け取った以上、信頼を取り戻すための作業が必要です。迅速にお詫びのメールを配信したり、クレームの規模によっては、特別な対応を取ったりするなどの対応を準備します。
謝罪メールの文章の書き方などについての解説や、例文の紹介についてはこちら
最後に、メルマガ配信ツールを統一します。複数店舗でメルマガを配信する一方で、それぞれの店舗でツールを合わせることで、効率的に運用できます。
たとえば、1つの店舗でメルマガ配信にトラブルが発生したときに、ほかの店舗でも同じツールを使用していれば、素早く復旧作業を済ませられます。複数店舗やブランドごとにメルマガを配信する際には、ツールを統一して効率化を図るようにしましょう。
複数店舗でメルマガを運用する際には、コンビーズメールプラスのサブアカウント機能がおすすめです。メルマガ配信の効率化を実現するためにも、サブアカウント機能の特徴を押さえておきましょう。
コンビーズメールプラスのサブアカウント機能は、管理者とメルマガ配信者を分けて運用できます。管理者アカウントとは別に、配信者用にサブアカウントを作成し、各店舗で自由にメルマガ配信を行えるのが特徴です。
また、サブアカウントからメルマガを配信するときに、管理者側で承認を必要とする設定をしておけば、配信内容のダブルチェックが可能です。誤った情報の配信を防ぎ、店舗の信頼性の維持に役立ちます。
サブアカウントの作成数に制限がないのもメリットです。たとえば、店舗やブランドごとにメルマガを配信する場合に、新しくメルマガ配信ツールを利用する必要がありません。
なお、サブアカウントは、管理者用のアカウントからすぐに作成できます。急遽、新規アカウントでメルマガ配信が必要になったときでも、時間をかけることなく作業を行えます。
コンビーズメールプラスのサブアカウント機能を活用することで、各店舗で配信先を管理できます。顧客情報が混合することもなく、トラブル防止に役立つのがメリットです。
とくに、サブアカウント間で顧客情報が共有されないので、個人情報保護の観点からも安心です。一方、管理者用アカウントからは、サブアカウントの配信先すべてに対して一斉配信が可能で、全店舗セールや会社としての情報発信の場にも活かせます。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
会社が一括してメルマガを配信するのではなく、各店舗で運用することで、顧客のニーズに適した情報を配信できます。独自のプロモーション活動や、最新情報を伝えられるので、売上アップにもつながる可能性があります。
ただし、メルマガ配信時には、店舗ごとに顧客情報を混合させないように注意が必要です。コンビーズメールプラスのサブアカウント機能を活用して、適切に顧客管理を行うようにしましょう。
以上、『複数店舗でメルマガを配信するメリットとは?大規模配信の注意点や効率化の方法』について、ご紹介いたしました。
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