2020年05月05日
近年、スマホで情報収集をする人が圧倒的に多い時代になりました。
そこで、一役買ってくれるのが、メルマガ配信システムです。
メール配信システムやメルマガ配信システムと呼ばれるシステムを利用するこで、特売やお得な情報を一斉かつ簡単に、送りたいユーザーに直ぐにメールを届けることができます。
ひと昔前は、折り込みチラシによる情報配信が主でしたが、メール配信だと印刷やポスティングに掛かる経費よりも非常に安くすることができます。
今回は、メール配信システムを利用することで、コスト削減の他に、知られざる意外なメリットを紹介します。
目次
折り込みチラシをメール配信へ切り替えると、どのような効果が期待できるのかは、大きく分けて下記の通りです。
このような5つのメリットがあります。
まず、折り込みチラシを入れる場合、次のような経費が掛かります。
ポスティング費用に関しては、多くの場合、一般的に業者に依頼することになるでしょう。
また、ポスティングだけ依頼するのか、あるいは印刷から依頼するのか、このような依頼の範囲によって費用が変動しますが、例え配布する枚数が少なくても業者に依頼するとなると、数万~数十万円単位のお金が必要になります。
次に紙に掛かる費用はサイズや紙質により、変動するものの、1枚当たり、30円~100円程度掛かるのが一般的です。
他にも紙を使用しないため環境負荷を軽減できたり、社内のゴミ削減にも効果があります。
一方でメール配信システムを利用する場合の費用は次の通りです。
システム利用料は提供元によって異なりますが、月間数千~数万円程度です。
折り込みチラシの場合、1回あたり15,000~50,000円ほど掛かる計算になります。
メール配信システムの場合、システム利用料は月数千円~1万円くらいで済むことが多く、更に、月に複数回配信ができます。
メール1通あたりの配信料は、折り込みチラシに比べるとかなり安くなります。
提供元によりますが、1通あたりゼロコンマ●円程度です。
またシステム利用料に含まれていることも珍しくありません。
これでも分かるように配信条件に多少差があるとはいえ、ポスティングに比べると断然、メール配信の方が安く費用を抑えられます。
折り込みチラシは、まとまったエリアへポスティングするのが一般的です。
独立したエリアだけのポスティングも業者によっては可能かもしれませんが、費用が非常に高くなります。
一方のメール配信は、ユーザーの住んでいる地域は全く関係ありません。
情報を必要とするユーザーへ簡単に配信することができます。
メール配信システムには、特定の属性をもつユーザーだけに選択的に配信することができます。(ユーザー登録の際に、設定することで可能)
例えば、主な属性は下記の通りです。
この属性を細かく決め、メルマガを配信することで、特定のユーザーに配信することが可能となります。
また、属性の設定は、ユーザーがメルマガ登録を行う際に、設置しておくことで、その人の行動パターンなどを把握することができ、更に効果的にメールを配信することができます。
ユーザー登録が完了すると、配信先リストといった顧客情報リストができます。
その際、属性も設定された状態となります。
具体例として、例えば主婦の場合、子供が学校にいる間の昼間がメールを見やすいため、主婦に対しては昼頃に配信するという設定が可能です。
折り込みチラシの場合、各家庭のポストに入るタイミングは新聞と同じく朝が基本になります。
一方でメルマガ配信は、配信のタイミングを自由に決めることができます。
配信予約をすることで、配信時にパソコン前に張り付く必要がなくなります。
特にメルマガ配信を活用しやすいのが、スーパーやホームセンターなどの量販店です。
好きなタイミングで配信できることを利用し、店の在庫をチェックしながら、リアルタイムの情報を配信することができます。
折り込みチラシと言えば、基本的には広告を掲載するものでしょう。
メール配信も同じなのですが、広告以外にもお得なコラムなどを配信することもできます。
これを定期的に行うことで、「ザイオンス効果」を狙うこともできます。
ザイオンス効果とは、アメリカの心理学者ロバート・ザイオンス氏が広めたもので、「同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象をもつ」というものです。
また、ザイオンス効果については、以前の記事にも紹介していますので、そちらの記事を参照ください。
あまり広告色のない、お役立ち情報を時々配信することで、直接、お客様と会わなくてもお店の評判や受けが良くなることもあります。
紙媒体の場合、お客様がチラシをチラシを持参していないと、どの商品が安かったのか、分からなくなることがあります。
一方でスマホを忘れる人はあまりいません。
それにスマホなら紙を広げる必要がなく、どこでも手軽に情報を確認することができるため、お客様にとっても従業員にとってもメリットがあります。
食品スーパーは他のジャンルと比べると次のような特徴があります。
食品スーパーの経営者であれば、売れ残りによる廃棄処分を極力減らすことを考えます。
また、食品廃棄物を減らすことで、ゴミ収集時のコストも削減できます。
このように廃棄処分を減らす効果が期待できるのもメルマガ配信を活用することで、実現可能になります。
特にお惣菜などは、その日のうちに売り切らないといけない商品がほとんどです。
「今日中に売り切らないといけないのに、このままでは売れ残ってしまう」このような悩みは日々起こります。
ここで利用するのが、メルマガ配信システムです。
売れ残りそうな商品をチェックし、時間帯を決めて割引案内のメールを配信してみましょう。
対象の商品によって、属性を決めて配信すると効果的かもしれません。
お得な情報を見たユーザーが、来店することで販売数の増加に繋がります。
このようなセールは、好きなタイミングで配信できるメール配信システムだからこそ可能になります。
割引情報は私たち購入する側にとっては嬉しい情報です。
しかし、他の競合店も割引セールは当たり前のように行うでしょうから、もう一工夫が欲しいところです。
そこでオススメなのは、割引対象品を使った簡単なレシピや、ちょっとしたコラムを配信してみることです。
日々料理をされる方は、レシピを考えるのに疲れる時もあります。
そこでお店側から提案してあげることで、好印象を持ってもらいやすくなります。
このようにメールでの接触回数を増やすことで、良い評判が目立ち、売上アップが期待できます。
次にホームセンターなどの量販店では、次のような特徴があります。
このように店舗内が広い量販店やホームセンターの場合、お客様が迷子になったり、商品を見つけることができない場合があります。
商品を紹介する際、単に紹介するだけでなく、その商品のエピソードや実用例なども含めてメルマガで配信するのも売上向上につながります。
例えば、6月は梅雨入りします。
梅雨と言えば雨や湿気に悩まされるものですが、この対策として役立つ雨具を含めた関連商品を紹介するとついで買いしもらえるチャンスになります。
また、季節ものの商品は売れ残ると在庫を抱えることになるため、売り切れるように該当商品を期間限定で割引したり、ポイント2倍などの特典を付けてあげると効果大です。
ホームセンターは店内がとても広いため、なかなか商品が見つけられない場合が多い傾向にあります。
店舗によっては、スタッフ呼び出しボタンがあり、これを利用することで案内してもらえますが、週末などの忙しい時間帯は、手の空いているスタッフがなかなかおらず、待たされることも珍しくありません。
また、お客さんを長い間、待たせていると、クレームの原因にもなります。
そこで、予めメルマガに店内マップを掲載しておくことで、このようなことも軽減できます。
全てのお客さんが、スタッフに案内してもらいたいと思っている人は少ないでしょうし、お客さん自ら商品を見つけることができれば、スタッフの案内は必要ありません。
また、接客やサービス業などの業界は、人手不足が深刻です。
スタッフの負担を減らすことで、違う業務に効率よく作業時間を当てることも可能になります。
食品スーパーとホームセンターにおける、メール配信システムを利用するメリットを紹介しました。
今やスマホは一人1台持っていると言っても良いでしょう。
そして、少しの空き時間にスマホチェックする人がほとんどです。
このようなユーザーの時間を活用し、良いタイミングで、お得な情報が目に飛び込んでくれば、買いに来てくれる人も増えます。
メルマガ配信のメリットをまとめると大きくは2つです。
お客様にも経営者にも双方ともに大きなメリットがあります。
コンビーズメールプラスでは、メール配信に関するノウハウを持った専属の担当者が、導入から運用までしっかりサポートします。
スーパーやホームセンターでの利用をご検討中の方は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
他にもメルマガ配信を行う上でのメリットをまとめていますので、ご覧ください。
料金プランや運用のご相談まで、あなたの専属コンサルタントがサポートします
コンビーズのサービスをご紹介していただくと、あなたも紹介者さんもおトク
お客様が安心してご利用いただけるようセキュリティ対策もバッチリ。第三者認証であるISMS(ISO27001)を取得済み。