GA4(Google Analytics 4)でメルマガ配信の効果測定!使い方を解説

2023年06月30日

GA4(Google Analytics 4)でメルマガ配信の効果測定!使い方を解説

メルマガ配信の担当者は、メルマガ配信の後のユーザーの動きなどを分析し、今後のメルマガ配信の成果アップにつなげたいと、考えたことがあるのではないでしょうか?

メルマガ配信の効果を測定する方法としては、大きく分けて2つあり、1つがGoogleが提供する分析ツールGoogle Analyticsと、2つ目がメール配信システムに備わっている分析ツールです。

メルマガ配信の効果測定を実施することで、メルマガ配信そのものの効果や、メルマガ配信を介したコンバージョン数(購入などの成果)を検証することが可能です。

そんなGoogle Analyticsは、「UA(Universal Analytics)」から「GA4(Google Analytics 4)」にバージョンアップし、一部仕様が変更されました。

そこで今回は『GA4(Google Analytics 4)でメルマガ配信の効果測定!使い方を解説』と題し、GA4の使い方、分析に必要な設定、併用としてメール配信システムの分析ツールについても解説します。

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    目次

  1. 1GA4だけではない?メルマガ配信の効果測定に使われるツール
  2. 2GA4(Google Analytics 4)とは
  3. 2.1GA4以降で廃止される指標
  4. 2.2GA4以降で定義などが変わる指標
  5. 3メルマガ配信の効果測定に役立つ主なGA4の指標
  6. 3.1GA4による直帰率の考え方
  7. 3.2平均エンゲージメント時間に対する考え方
  8. 4GA4でレポートを見る方法を整理
  9. 3.1GA4でデバイス別のレポートを見たい
  10. 3.2GA4でコンバージョンを計測したい
  11. 5メルマガ経由のアクセスかどうかを調べる方法
  12. 5.1パラメータとは何か
  13. 5.2パラメータつきのURLを作成してみよう
  14. 5.3パラメータ付きURLからの流入の確認方法
  15. 6メルマガ本文に作成したURL貼り付ける
  16. 6.1テキストオンリーの場合
  17. 6.2画像リンクを作る場合
  18. 6.3HTMLメールエディタもおすすめ
  19. 7開封率やクリック率を調べる方法
  20. 7.1開封率やクリック率とは
  21. 7.2開封率とクリック率を確認する方法
  22. 8まとめ

GA4だけではない?メルマガ配信の効果測定に使われるツール

メルマガ配信の内容は、主にテキストのみか、画像付きで作成された商品やサービスに関する情報と、それらに関連するWebサイトのリンクではないでしょうか?

普段メルマガを配信していると、開封からWebサイトの閲覧、購入などの成果に対し、メルマガ配信がどれだけ効果的だったか気になるかと思います。

効果を見える化するためには、各施策の成果を数値化して検証する必要があります。そこで役立つのが、Googleが提供する分析ツール・GA4(Google Analytics 4)と、メール配信システムの機能のひとつとして搭載されている分析ツールです。この2つの分析ツールを併用することで、より細かく検証することができます。

GA4(Google Analytics 4)とは

GA4とは、Webサイトへのアクセスを分析するためのツールで、Googleが無償で提供しています。GA4に自社のWebサイトを登録すると、そのWebサイトに訪れたユーザーの動向を可視化することができます。

Google Analyticsは2023年7月1日よりバージョンが、UAからGA4へと生まれ変わりました。従来のUAではセッションに視点を当てて分析することを軸に置いていましたが、GA4では一転し、ユーザーにフォーカスして分析することを軸に置くようになりました。

これにより、今まで使えた分析が廃止されたり、定義が変更されたりしました。

以下の表では、廃止されるものと、定義や考え方が変わるものをまとめました。

GA4以降で廃止される指標

GA4への移行により、廃止される指標は27項目あります。ここでは、廃止される指標が、GA4で別の呼び名の指標として計測されるかどうかは考慮せずに列挙してみます。

  • 新規セッション率
  • セッション時間
  • 直帰数
  • 目標の開始数
  • 1回のセッションあたりの目標値
  • 目標到達プロセスの放棄数
  • ページの価値
  • 閲覧開始率
  • ページ/セッション
  • ページ別訪問数
  • 合計ページ滞在時間
  • 離脱率
  • 結果のページビュー数
  • 結果のページビュー数/検索
  • 検索深度
  • 平均検索深度
  • 再検索数
  • 平均検索深度
  • 再検索数
  • 検索後の時間
  • 検索結果の離脱
  • サイト検索の目標コンバージョン率
  • ページスピード関連の指標
  • ユニークイベント数
  • eコマースのコンバージョン率
  • 1回のセッションあたりの値
  • 平均価格

GA4以降で定義などが変わる指標

GA4では従来のUAから名称が変更された指標が22項目あります。

GA4で定義などが変わる指標
ユーザー ユーザー数
新規ユーザー 新規ユーザー数
直帰率 エンゲージメントのなかったセッションの割合
平均セッション時間 セッションあたりの平均エンゲージメント時間
ヒット数 イベント数
目標の完了数 コンバージョン
目標値 イベントの値
コンバージョン率 セッションのコンバージョン率
ページビュー数 表示回数
平均ページ滞在時間 平均エンゲージメント時間
exit 離脱数
ランディングページ数 閲覧開始数
検索回数 view_search_results
検索を伴うセッション数 view_search_results
合計イベント数 イベント数
イベントの発生したセッション セッション
トランザクション数 eコマース購入数
収益 eコマースの収益
平均注文額 購入による平均収益
内部プロモーションのクリック数 アイテムプロモーションのクリック数
商品がカートに追加された数量 カートに追加
ユーザーあたりの収益 ユーザーあたりの平均購入収益額

メルマガ配信の効果測定に役立つ主なGA4の指標

ここでは、メルマガ配信の効果測定に役立つ、GA4内での指標について考え方を整理していきます。

GA4による直帰率の考え方

UAでの直帰率の考え方は、セッション(訪問)があったWebサイトの1ページ目から、ほかのページに移動せずに、そのまま離脱した割合を数値にしていました。GA4では、直帰率に関しての考え方と算出方法が変更されました。

GA4による直帰率の算出方法

GA4での直帰率の考え方は「エンゲージメントのなかったセッションの割合」です。

上記の考え方を計算式にすると

総セッション(100%)-エンゲージメント率=直帰率

となります。

一見すると「どういう意味?」なる考え方と算出方法ですね。上記の計算式に使われている各単語の意味を理解すれば、最終的に意味が通りやすくなりますので、ひとつずつ解説していきます。

セッション

セッションとは、一言で表現すると下記のようになります。

ユーザーがWebサイトに訪問して離脱するまでの一連の行動

例えば、あなたがお気に入りのECサイトに訪問した場合、あなたがそのECサイトにアクセスしてから、離脱するまでの行動を一つのまとまりとしてとらえ、それを「1セッション」と計測します。

実店舗で例えると、お店に来店(訪問)し、商品を閲覧(行動)、お店を出る(離脱)となります。

そして、実店舗に1人の顧客が1回来店した状態は、セッションでいうと1人のユーザーが1セッションしたことと、同じ意味になります。

エンゲージメント

エンゲージメントとは、簡潔に言い表すと、このようになります。

Webサイトに訪問したユーザーが行動を起こすこと

GA4では、以下のセッションが発生した場合、エンゲージメントとして扱われます。

  • 訪問してから10秒以上継続したセッション
  • コンバージョンイベントが1件以上発生したセッション
  • ページまたは画面の閲覧、または視聴が2件以上発生したセッション

エンゲージメントが発生するということは、少しでもそのページに興味を持っていると考えられます。そのため、GA4ではエンゲージメント率を重要視するようになるはずです。エンゲージメント率を確認したい場合は、「レポート→集客→トラフィック獲得」の順に移動します。

エンゲージメント

最終的な計算

これまでに紹介したセッションとエンゲージメント率を用いると、直帰率を計算できます。

GA4における総セッションの100%は、エンゲージのあったセッション(エンゲージメント率)と、エンゲージのなかったセッション(直帰率)を合算したものです。

仮にエンゲージメント率が65%だった場合、計算式に当てはめると

100%(総セッション)-65%(エンゲージメント率)=35%(直帰率)

となります。

平均エンゲージメント時間に対する考え方

UAでは平均セッション時間だったのが、GA4では考え方が変わり「セッションあたりの平均エンゲージメント時間」となります。

平均値には2つあり

  • 平均エンゲージメント時間
  • セッションあたりの平均エンゲージメント時間

です。

ここから先は、具体的に各平均時間について解説します。

平均エンゲージメント時間

平均エンゲージメント時間とは、ユーザーがWebサイトを閲覧した時間、アプリを実際に使用した時間、を意味します。

ただし、別のタブで他のサイトを閲覧している状態や、前面に表示されていない状態だと、直接閲覧していないため、この時間はカウントされません。

平均エンゲージメント時間の算出方法としては

総エンゲージメント時間÷ユーザー数

となります。

平均エンゲージメント時間は「レポート→集客→ユーザー獲得」の順に移動するとチェックできます。

平均エンゲージメント時間

セッションあたりの平均エンゲージメント時間

セッションあたりの平均エンゲージメント時間とは、1セッションのエンゲージメント時間の平均値を算出したものです。

あえて「セッションあたりの」と限定している理由は、GA4がユーザーにフォーカスした分析を行うようになったためです。

セッションあたりの平均エンゲージメント時間の算出方法としては

エンゲージメントの合計時間÷セッション数

となります。

セッションあたりの平均エンゲージメント時間は「レポート→集客→トラフィック獲得」の順に移動するとチェックできます。

セッションあたりの平均エンゲージメント時間

GA4でレポートを見る方法を整理

これまで、UAからGA4への移行に伴い、考え方が変わった項目を見てきました。では、メルマガ配信後の効果測定時には、どんな時にどんなレポートを見たらよいのでしょうか。

GA4でデバイス別のレポートを見たい

ユーザーがWebサイトを閲覧するときに使う、デバイスやブラウザなどを確認できます。スマホユーザーの値が少なくなったときなどは、メルマガ本文内がスマホユーザーにとってわかりにくかったり、見にくかったりしているのかもしれません。

GA4での確認方法デバイス別のレポートは「レポート→テクノロジー→ユーザー環境の詳細」の順に移動するとチェックできます。

また、ブラウザ、デバイスカテゴリ、デバイスモデルなど、項目を変更すると確認したいデバイスやブラウザなどの種類を見ることができます。

GA4でデバイス別のレポートを見たい

GA4でコンバージョンを計測したい

UAでは、セッションを中心にPV数、直帰率、滞在時間を焦点にし、コンバージョンを計測していました。

GA4では、コンバージョンの計測の考え方は、ユーザーに焦点を当て、そのユーザーの行動や操作(イベント)を指標にしています。

主な計測方法としては

  • 既存のイベントでコンバージョンを計測
  • 新規でイベントを作りコンバージョンを計測

の2つがあります。

既存のイベントをコンバージョンにした場合の設定

まずは、既存のイベントでコンバージョンを計測、について解説します。

設定方法は「管理→イベント」の順にクリックすると、既存のイベント欄が表示されます。

既存のイベントをコンバージョンにした場合の設定

そして、既存のイベント欄からコンバージョンとして計測したいものがある場合は「コンバージョンとしてマークを付ける」をオンにするとできます。

イベントによっては、拡張計測機能が有効でないと計測できないものがありますので、管理メニューのプロパティ列にあるデータストリームのページで、拡張計測機能を有効にしてください。

メルマガ配信におけるコンバージョン設定は、既存のイベントでは不十分かもしれません。自社のサイトのお申し込み完了や購入完了を、コンバージョンとして計測したい方がほとんどだと思います。

それらの設定方法は、次の段落をご覧ください。

新規イベントをコンバージョンにした場合の設定

次に、新規でイベントを作成してコンバージョンを計測する方法について説明します。

既存のイベント欄にコンバージョンとして計測したい項目がない場合、自ら新規イベントを作成する必要があります。

新規イベントの作成の解説には、コンバージョンの測定で多くの方がよく設定している、サンクスページ(会員登録後などに表示される挨拶文のページ)を例にします。

今回は仮に、問い合わせフォーム入力後に表示される、のサンクスページのURLを「https://〇〇〇.jp/form/thanks」と仮定して、そのページの閲覧をコンバージョンとして設定するための手順を紹介します。

カスタムイベント名を作成

新規イベントを作成する場合「管理→イベント→イベント作成」をクリックします。ここでカスタムイベント名を入力するのですが、どんなコンバージョンなのか、一目でわかるような名前にすることをおすすめします。

一致する条件を作成

次は一致する条件を作成します。

今回のコンバージョンポイントは、特定のページの閲覧回数を計測するため、1行目の項目は

「パラメータ=event_name」「演算子=次に等しい」「値=page_view」

とします。2行目は、https://〇〇〇.jp/form/thanksのページパスである、/thanksを含む全部のページが見られた際に、計測するための設定となります。

入力する内容は

「パラメータ=page_location」「演算子=次を含む」「値=/thanks」

とします。

一致する条件を作成

カスタムイベントをコンバージョンにする

最後は、カスタムイベントをコンバージョンとして設定します。

「管理→イベント」とクリックすると、先ほど作成したカスタムイベントが追加されているので、「コンバージョンとしてマークを付ける」をオンにします。

もし、既存のイベント欄にカスタムイベントが表れないときは「管理→コンバージョン」の順にクリックし、新しいコンバージョンイベントを押します。

「新しいイベント名」という入力フォームが表示されるので、そこにカスタムイベント名を書き込み、保存を押せば対応できます。

カスタムイベントをコンバージョンにする

各イベントのコンバージョンをチェックする方法

既存のイベントや新規イベントのコンバージョンが、実際にどれくらいあったかを確認する方法はいろいろありますが、代表的な方法としては、「レポート→エンゲージメント→コンバージョン」の順にクリックすることで確認できます。

各イベントのコンバージョンをチェックする方法

流入経路ごとのコンバージョンをチェックする方法

獲得したコンバージョンの流入元が、自然検索(Organic Search)なのかなどを調べたい場合は、「レポート→集客→トラフィック獲得」の順にクリックすることで確認できます。

流入経路ごとのコンバージョンをチェックする方法

メルマガ経由のアクセスかどうかを調べる方法

Google Analyticsでメルマガ配信の効果を測定しようとする場合、パラメータの設定が必要となります。パラメータを生成せずに効果測定すると、「(direct)/(none)」で表示されてしまい、実際にメルマガのURLを経由したのかがわからなくなります。

では、どのようにして、メルマガ経由のコンバージョンであるかを計測するのでしょうか。

パラメータとは何か

パラメータとは変数という意味で、プログラム関係では「システムの外部から渡される数値」を意味します。

計測したいURLの末尾にパラメータをつなぎ合わせることで、Google Analytics上で各パラメータを使ったデータの絞り込みができるようになります。

パラメータつきのURLを作成してみよう

つなぎ合わせるパラメータは、Googleが提供しているCampaign URL Builder(キャンペーンURLビルダー)を使うことで簡単に生成できます。サイトは海外版しかないため、使用時は日本語翻訳をおすすめします。

生成するとhttps://●●●.com/の末尾にパラメータがつなげられ、https://●●●.com/?〇〇〇というような見た目に変換されます。 この「?〇〇〇」以降がパラメータにあたります。

キャンペーンURLビルダーの具体的な操作方法

まず、先ほど紹介したキャンペーンURLビルダーにアクセスし、必要事項を入力します。生成するうえで基本的に必要なのは、WebサイトのURL、キャンペーンソース(utm_source)、キャンペーン媒体(utm_medium)、キャンペーン名(utm_campaign)です。この4つを押さえておくと、最低限の分析が可能になります。

キャンペーンURLビルダーの具体的な操作方法

WebサイトのURL

Google Analyticsに登録済みのWebサイトで、メルマガ経由のアクセスとして計測したいURLを入力します。

キャンペーンソース(utm_source)

特定のページに訪れたユーザーが、どこから来たかを特定するために使います。メルマガからの流入を特定したい場合は「mailmagazine」としておくと分かりやすいのでおすすめです。

キャンペーン媒体(utm_medium)

参照元(utm_source)がどんな媒体かを説明する、パラメータであると認識するとわかりやすいでしょう。メルマガであれば「email」としておくことを推奨します。

キャンペーン名(utm_campaign)

どのような施策かを判別するための項目だと思えば、入力に迷わないと思います。年月日を記入すると効果の比較が行えます。

期間限定セールであれば、キャンペーン名に「Limited_sale_20220101」などと書くと分かりやすいです。定期的に配信しているメルマガであれば、年月日の8桁の数字だけでも良いかもしれません。

一連の入力を終えると、URLパラメータが生成されます。実際に、文章内にある参考例を使って作ると、以下のとおりです。

https://●●●.com/?utm_source=mailmagazine&utm_medium=email&utm_campaign=Limited_sale_20220101

パラメータ付きURLからの流入の確認方法

GA4で、メルマガに記載したURLパラメータから、どれだけ流入があったかを調べる方法は「レポート→集客→トラフィック獲得」の順にクリックすると確認できます。

メルマガのURLパラメータ経由で流入があった場合、「Email」という項目が追加され、効果を確認できます。

メルマガ本文に作成したURL貼り付ける

キャンペーンURLビルダーで生成したURLを実際に使ってみましょう。ここでは、実際にメルマガ配信するときに、パラメータ付きURLをどのように使っていくのかを解説します。

テキストオンリーの場合

文章だけで構成されたメルマガをいつもメール配信している場合、URLパラメータをそのままメール本文に貼り付けると、不格好になってしまうので、HTML(リッチテキスト)に切り替えてください。

HTML(リッチテキスト)であれば、「お申し込みはこちら」のようなテキストに対して、簡単にリンクの作成ができます。URLがそのまま本文に表示されるわけではないので、パラメータが見えることなくすっきりとした本文になります。

メルマガの作り方を徹底解説!画像付きのメールはリッチテキストメールで

画像リンクを作る場合

バナーなどをメルマガ本文内に設置しているなら、画像に対してリンクを貼ることも可能です。この場合もHTML(リッチテキスト)で作成可能です。

メルマガ本文欄の上のメニューにある、写真アイコンの画像の挿入・編集をクリックします。アップロード画面へ進むと、お手持ちの画像をアップロードできます。

リンクの貼り付け方法については、ヘルプも参考にしてみてくださいね。

HTMLメールエディタもおすすめ

HTMLメールエディタを駆使すると、メッセージカードを作ることができます。

簡単に使い方を解説

HTMLメールエディタは、いくつかのレイアウトを用意しています。画像やテキストをはめ込むだけでもメッセージカードのようなメルマガを作ることができます。

白紙の状態から作りたい場合は、5種類のブロックとしてテキスト、画像、テキスト+画像、画像+テキスト、余白を用意しています。このブロックを組み合わせることで、レイアウトを自在に変更することが可能となります。

初心者でもHTMLメールが作れるエディタの紹介&作り方を解説!

開封率やクリック率を調べる方法

開封率やクリック率を見る場合は、GA4で確認することもできますが、メール配信システムに搭載されている分析ツールを使用することをおすすめします。理由としては、GA4に比べると設定が簡単だからです。

※注意
ただし、テキストメールに関しては開封率を計測することができません。

開封率やクリック率とは

開封率とは、メール配信したメルマガの有効配信数(不配分を除く)のうち、何通のメルマガが開封されたかを数値化したものです。

クリック率とは、有効配信数となったメルマガのうち、テキスト内にあるリンクが、何回クリックされたかを数値化したものです。

詳しい計算方法や、各指標のメリット、デメリットについては下記リンクを参照ください。

メルマガは効果測定が重要!分析方法とKPI(指標)の理解で成果アップ

開封率とクリック率を確認する方法

開封率とクリック率を確認する方法については、当社が提供するメール配信システム・Combz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)に備わっている機能で解説します。

開封率のチェック

開封率を確認する場合、コンビーズメールプラスにログイン後、「レポート」→「配信数などの推移」をクリックし、表示タイプなどの条件を選択するだけで、配信数と開封率を確認することができます。

詳しくはヘルプを参照してください。

クリック率のチェック

クリック率をチェックする場合は、まずは測定したいリンクを「クリックカウンター」に登録する必要があります。

詳しくはヘルプを参照してください。

テキスト内にあるリンクが、何回クリックされたかを確認する方法としては、コンビーズメールプラスにログイン後、「配信管理」→「配信状況(予約/履歴)」をクリックし、測定結果を確認したいメールの件名をクリックします。

ポップアップで「配信状況(詳細)」の画面が出てきますので、「クリックカウンター」を押すと、クリックカウンターで登録しておいた、リンクのURLとクリック率を見ることができます。

詳しくはヘルプを参照してください。

まとめ

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

GA4を使うと、ユーザーがどこから訪れて特定のWebページに到着したかを分析することができます。

メルマガの開封率やクリック率、直帰率、コンバージョンなどを細かく分析することで、今後のメルマガ配信の傾向と対策に役立てることができます。

URLパラメータを生成すれば、GA4での分析がよりスムーズになるので使わない手はありません。

以上、『GA4(Google Analytics 4)でメルマガ配信の効果測定!使い方を解説』でした。

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