2023年06月20日
日本には四季が存在し、各季節に合わせた言葉や文章があります。
挨拶文でも同じように、時候の挨拶というものが存在します。
この時候の挨拶をメールや手紙に一筆添えることで、受け手に季節を感じさせることができ、特別感を演出できます。
メール配信においてはテキストでのメールだけでなく、HTMLメールでグリーティングカードを作成して送ることで、より受け取る側へプレミアム感を与えることができます。
そこで今回は『グリーティングカードはメール配信で!夏に使える季節の挨拶文【7月・8月編】』をテーマに、7月と8月の挨拶文とグリーティングカードの作成方法について紹介します。
目次
気象庁の用語集を参考例にすると、7月から8月にかけては夏とされています。
ほかの季節も合わせて、下記の表をご確認ください。
春 | 3月~5月 |
---|---|
夏 | 6月~8月 |
秋 | 9月~11月 |
冬 | 12月~2月 |
7月は盛夏の時期にあたり、梅雨が明けて少しずつ暑さが強くなってくる時期です。
下旬ともなると1年で最も暑い時期に入るため、夏そのものを感じる1カ月といえます。
気象庁の用語集によれば、8月までは夏とされています。
ただ、上旬は立秋とされており、秋が始まったころを意味します。
特に6月ごろは春と夏の境目という印象があります。
中旬から下旬にかけては、秋が始まったなかでも残暑を感じる時期のため、8月はややグラデーションがかった期間といえます。
7月から8月は、繁忙期な業界が多い可能性があります。
繁忙期とされているのが、旅行業界、アパレル業界、交通業界、運送業界とされています。
世間では、暑中見舞いやお中元の時期でもあります。
暑中見舞いは、7月から8月にかけて相手を気遣う文章を書いた手紙を送るもので、お中元は7月初旬からお盆あたりに、相手の健康を願って贈り物を送る習慣です。
そのほかの行事としては、山開きや海開きのほか、「七夕」や「土用の丑」など、イベントが多く、活発な時期、夏本番をむかえた気分にさせてくれるものが多いといえます。
暑中見舞いやお中元の意味や起源についてはこちら
上記のとおり、7月と8月は夏を感じさせるイベントや、暑さによる体調への気遣いなどが目立つ時期です。
厳しい暑さを乗り越えて、お互い健やかに過ごせることを願うためにも、季節感を演出したグリーティングカードをメール配信して、送ってみてはいかがでしょうか?
時候の挨拶とは、頭語(拝啓など)の後に書く文章です。
時候とは、四季の陽気や気候、季節や時節などを意味します。
7月と8月の時候の代表例としては、以下のものがあります。
7月と8月の時候の代表例
例として
7月の場合「盛夏の候」などがあり、作成方法としては、
「盛夏の候、貴社におかれまして、ますますのご清栄のこととお慶び申しあげます」
という文章になります。
そのほかでは「候」のみだけでなく、「折」や「みぎり」に変更して書くことも可能です。
7月、8月、9月、10月、11月、12月分の時候の挨拶についてはこちら
この段落では、7月、8月の時候の挨拶を加えた例文を紹介します。
あらゆるシーンを想定して掲載しています。
まずは、ビジネスメール向けの挨拶文を紹介します。
7月の時候の挨拶としては、上旬は「盛夏」「小暑」、中旬は「暑中」、下旬は「大暑」という順番で使うことができます。
7月全般としては「盛夏」が使用できます。
8月の時候の挨拶としては、上旬は「立秋」と「晩夏」、中旬は「残暑」、下旬は「秋暑」という順番で使うことができます。
次に、個人向けに少し親しみのある言い回しの例文を紹介します。
7月、8月はお中元シーズン、夏季休暇の時期です。
お中元を送る際や夏季休暇に、季節の挨拶文を添えてメールで送るのも良いのではないでしょうか?
お中元のシーズンとなると、今でも贈答品を手渡しか郵送で送る習慣が根強く残っています。
一方では、すべてをWebで完結させる方法として、オンラインカタログギフトやポイント進呈(Amazonギフトカード(Eメールタイプ) など)をメールで届けて、贈答品という形で済ませる方法も存在します。
Amazonギフトカードにメッセージを添える方法
【Amazonギフトカード(絵メールタイプ)テキストメッセージにも送信可】
ここでは、従来の物品でのやり取りにメールで送ることができる挨拶文と、オンラインカタログギフトなどを添付したメールを送る際に使える挨拶文の例文について解説します。
お中元を送る場合の挨拶文として、ビジネス向け、個人向けを紹介します。
本文
盛夏の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
早速ではございますが、日頃のご厚誼とご鞭撻賜りました御礼とご挨拶を兼ねて、心ばかりのお中元の品を別便でお送りいたしました。
本来であれば直接お伺いしてご挨拶申し上げるべきところ、誠に失礼と存じますが、お納めいただければ幸いに存じます。
末筆ではございますが、貴社のますますのご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
略儀ながら書中をもちましてお中元のご挨拶を申し上げます。
本文
暑さが少しずつ強まる時期となりました。お元気でお過ごしですか。
おかげさまで私たちは元気に過ごしています。
さて本日は、日頃の感謝の気持ちを込めて、〇〇様に心ばかりのお中元の品を別便で送らせていただきました。
お納めいただければ幸いです。
まだまだ暑い日が続きますからご自愛ください。
まずはお中元のご挨拶まで。
オンラインカタログギフトなどを駆使して、Webですべてを完結させる場合の挨拶文を紹介します。
本文
盛夏の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
早速ではございますが、日頃のご厚誼とご鞭撻賜りました御礼とご挨拶を兼ねて、心ばかりのお中元としてオンラインカタログギフトでお送りいたしました。
本来であれば直接お伺いしてご挨拶申し上げるべきところ、誠に失礼と存じますが、お好きな品をお納めいただければ幸いに存じます。
末筆ではございますが、貴社のますますのご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
略儀ながら書中をもちましてお中元のご挨拶を申し上げます。
本文
暑さが少しずつ強まる時期となりました。お元気でお過ごしですか。
おかげさまで私たちは元気に過ごしています。
さて本日は、日頃の感謝の気持ちを込めて、〇〇様に心ばかりのお中元としてオンラインカタログギフトをお送りいたしました。
お好きな品をお納めいただければ幸いです。
まだまだ暑い日が続きますからご自愛ください。
まずはお中元のご挨拶まで。
ECサイト(通販サイト)をよく使う人へ、ギフトカードをお中元がわりに送る場合の挨拶文を紹介します。
本文
盛夏の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
早速ではございますが、日頃のご厚誼とご鞭撻賜りました御礼とご挨拶を兼ねて、心ばかりのお中元としてギフトカードでお送りいたしました。
中元としてギフトカードでお送りいたしました。
本来であれば直接お伺いしてご挨拶申し上げるべきところ、誠に失礼と存じますが、お好きな品をお納めいただければ幸いに存じます。
末筆ではございますが、貴社のますますのご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
略儀ながら書中をもちましてお中元のご挨拶を申し上げます。
本文
暑さが少しずつ強まる時期となりました。
お元気でお過ごしですか。
おかげさまで私たちは元気に過ごしています。
さて本日は、日頃の感謝の気持ちを込めて、〇〇様に心ばかりのお中元としてギフトカードを送らせていただきました。
お好きな品をお納めいただければ幸いです。
まだまだ暑い日が続きますからご自愛ください。
まずはお中元のご挨拶まで。
夏である7月から8月の間には、夏季休暇を実施するところもあるのではないでしょうか?
長期の休みに入ることを取引先やユーザーへ伝えないと、連絡のやり取りが円滑に進まず取引に影響が発生したり、何日も返事がないと信用を落とす可能性が発生するなど、リスクが発生します。
夏季休暇に入る数日前に、きっちり伝えましょう。
夏季休暇のお知らせする際にも、時候の挨拶を交えると「夏休みが増える時期」と認識させることができます。
ECサイトやメーカーサイトなどに掲載する長期休暇案内メール文についてはこちら
夏季休暇のお知らせメールする場合の挨拶文(ビジネス向け)
件名
夏季休暇のお知らせ (社名)
本文
お取引先各位
盛夏の候、ますますのご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、当社の夏季休暇につきまして、
ご案内を差し上げたく連絡いたしました。
夏季休暇の期間は以下のとおりとなっております。
----------------------------------------------------------------------------
【休業期間】
〇月〇日(〇曜日)~〇月〇日(〇曜日)
----------------------------------------------------------------------------
なお、業務再開は〇月〇日(〇曜日)午前〇時です。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
署名
(自社名・部署名)
(電話番号)
(メールアドレス)
当社のメール配信システムであるCombz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)では、グリーティングカードを簡単に作ることができます。
季節を感じさせる挨拶文を加えつつ、文章に見合った画像を構成して、送ってみてはどうでしょうか?
送る側も受け取る側も、グリーティングカードを介して気持ちを確認できるので、満足感が得られるカードといえます。
コンビーズメールプラスでは、ドロップ&ドラッグなどで手軽にグリーティングカードを作成できる、HTMLメールエディタを用意しています。
HTMLメールエディタ内では、用途に合わせたレイアウトをいくつか備えています。
そこに文章や画像を当てはめていくだけで、理想に近いグリーティングカードを作成することができます。
また、HTMLメールエディタのレイアウトの種類として「テキスト」「画像」「テキスト+画像」「画像+テキスト」「余白」を搭載しています。
このブロックを使用することで、
120通りのレイアウト作成ができます。
エディタの紹介や操作方法、HTMLメールの作り方についてはこちら
コンビーズメールプラスでは、ユーザー向けにWebクーポンを発行し、メルマガとして送ることができます。
クーポンの作成については、以下のリンクをご参照ください。
メール配信方法は、こちらのリンクをご参照ください。
実際に作成すると、ユーザーへは文章とWebクーポンが表示されるURLが送られます。
URLをクリックするとクーポンが表示される
URLをクリックするとWebクーポンが表示されるので、ユーザーは特別なプレゼントを受け取ったと感じてくれる可能性があります。
Webクーポンイメージ
特にBtoC向けにECサイト(通販サイト)を展開されている方は、普段支持してくれている不特定多数のユーザーに対し、何かお中元という形で還元したい際に、Webクーポンを活用すると良いのではないでしょうか?
コンビーズメールプラスでは、30日間無料で使用できる「無料トライアル」というプランを用意しています。
「 まずは無料で使用感を試したい 」
という方には、おすすめのプランです。
すべての基本的な機能を使えるだけでなく、テキストメールやHTMLメールのメール配信も可能です。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
7月から8月は夏を感じさせる季節です。
季節感のある挨拶文を加えることで、より相手に特別感を演出することができます。
また、お中元の挨拶文に合わせることで、少し時間をかけて作文したことが相手に伝わり、誠意を感じてもらえるかもしれません。
もちろん、グリーティングカードとしてメール配信すれば、さらに相手を喜ばせることができます。
以上、『グリーティングカードはメール配信で!夏に使える季節の挨拶文【7月・8月編】』でした。
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