2023年02月16日
メールマーケティングには、いくつかの方法が存在します。
そのひとつに「ステップメール」というものがあります。
ステップメールとは、ユーザーのアクション(メルマガ登録などの行動)を起点に、事前に用意しておいたメール内容、あらかじめ設定しておいたメール配信する日時、配信回数などの条件をもとに、自動で情報を届けるものです。
ステップメールを活用すると、見込み客に有益な情報を数回に分けてメール配信できるため、接触する回数が増え優良顧客に成長させることができる可能性があります。
そして、最終的なコンバージョン数(購入などの成果)の増加につなげることができる場合があります。
そこで今回は『ステップメールとはなにか?ツールとして活用し集客&購買意欲を高める』と題し、便利なステップメールについて解説します。
目次
ステップメールはメルマガとは異なったアプローチの仕方をします。
この段落では、メルマガと比較しながら、ステップメールについて解説します。
ステップメールとメルマガの概要について解説します。
ステップメールは、メールマーケティングのひとつの方法です。
ステップメールとは、ユーザーのアクションを起点に、事前に用意しておいたメールを、あらかじめ設定しておいたメール配信を行う日時と回数を自動的に行うものです。
ステップメールの場合は、段階的にメール配信するため、サイトの利用方法や、商品の取り扱い説明など、「必ず知っておいてほしい情報」を送るのに有効です。
メルマガも、メールマーケティングのひとつの方法として幅広く認知され、活用されています。
メルマガとは、メルマガ登録している全ユーザーに対し、商品やサービスの情報など、リアルタイムで届けたい内容を一斉配信するものです。
メルマガの場合は、リアルタイムな情報を即時配信したり、任意の日時にメール配信できるので、新着情報やタイムセールなど、「今すぐ知ってほしい情報」を送るのに有効です。
ステップメールとメルマガを上手に使いこなそう
ステップメールとは上記でも解説したとおり、ユーザーのアクションを起点にメール配信されます。
具体的にどんな起点があるかというと、
など、あらゆるシーンに合わせて、自動でメール配信することができます。
当社のメール配信システム・Combz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)では、「ステップメール」という呼称で機能を提供しています。
当サービスでは、以下項目を起点として設定が可能です。
起点として設定できる日
ステップメールには2つの配信方法があり、「ステップメール」と「シナリオメール」が存在します。
ステップメールとシナリオメールでは、配信方法や起点への考え方が若干異なります。
ステップメールはユーザーが「メルマガ登録」や「資料請求」などをしたのを起点に、メールを自動でメール配信します。
メルマガ登録を起点にした場合
シナリオメールは、ユーザーがメールを「開封」したり、「文章内にあるリンクをクリック」するなどの、アクションを起点に、その行動に沿う内容のメールを送ります。
開封した場合としない場合のメール内容を変えたり、クリックしたリンクによってメールの内容を変えたりできるため、それぞれのシナリオを描くことができることから「シナリオメール」と呼ばれます。
開封された場合①
開封された場合②
未開封の場合
ステップメールとシナリオメールを上手く活用して効率的にメルマガを配信してみよう
ステップメールのメリットは、見込み客の育成ができることです。
しかし、設定に手間がかかることや、送る頻度に注意しなければならないことは、デメリットと言えます。
これらのメリットとデメリットについて解説していきます。
ステップメールを利用すると、少しでも興味を示してくれた顧客に対し、有益な情報を提供することができるため、メールを通じてくり返し接触することが可能になります。
接触回数が増えることで、
運営者と顧客との距離が徐々に縮まり、商品の購入へと誘導しやすくなります。
そこから、
さらに興味を持ってもらうことができれば、購買意欲の促進効果が期待できます。
しかも、こうした販促活動を自動で行うことができるため、取りこぼしもなく、運営の労力を減らしながら、確実にメール配信ができるようになります。
言い換えれば、
見込み客に対する営業が自動化できるツール
です。
ステップメールはうまく使うためには、それなりの準備が必要です。
例えば、
配信ユーザーの選定や効果的な文言の作成といった下準備には、データ分析などの工数がかかります。
また、
ステップメールの設定項目は、目的や行いたいことが細かいほど、多くの設定をしなければなりません。
加えて、もっとも気をつけなければならないのが、
配信頻度や日時
です。
あまりに多くのメール配信を行うことは、ユーザーによって迷惑にもなりかねません。
そうしたことも考慮して、ステップメールの配信設定を行いましょう。
ステップメールを活用する場合にも、ユーザーが開封して中身を読み、文章にあるURLをクリックしてもらわないと意味がありません。
まずは、ステップメールの効果を高めるための、施策をおさえておきましょう。
ユーザーは日々、多量のメールを素早く確認するため、目を引くタイトルを付けないと気づかない場合があります。
タイトルを作成する場合、文字数は30文字前後を目安に、冒頭部分の10文字~15文字に、必ず知っておいてほしい内容を書くとよいです。
理由は、人が瞬時に認識できる文字数が13文字~15文字程度とされているためです。
また、目立つタイトルを作る際に4Uの原則になぞらえて作成するのも有効です。
読者が開封したくなるメールタイトルの作り方のコツ、効果測定について
ステップメールであっても、メール配信する時間帯などは考慮した方がよいです。
単純に忙しい時間帯や、就寝中などに送ってしまうとユーザーに迷惑をかけます。
また、タイミングがミスマッチだと読んでくれない可能性があります。
一例をあげると、
ターゲット層によって異なる行動時間
さらに細かく日時も設定することで、より見てくれる可能性が高まります。
どの曜日に配信を行うと開封されやすいかについてはこちら
一度作成した文章を添削すると欠点などが見つかり、よりユーザーが読みやすい内容を完成させることができます。
訴求ポイントを的確に表現したり、読みやすくするために動線に気を付けるとよいです。
また、情報量を詰め込み過ぎていないかや、文章量が適量かなども見直すのも忘れてはいけません。
メール配信するメルマガ文章を効果的に添削するコツとは?
ここからはステップメールの活用例を紹介していきます。こちらを参考に、実際にメールを送るイメージをしてみましょう。
登録されている誕生日や記念日に合わせて、お祝いメールを送ることで
「せっかくだから利用してみよう」
という気持ちになる効果を狙います。
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特定のアクションによって、案内する内容や表示するものを変える設定も可能です。
これにより、最適なメールやアナウンスを、ユーザーに届けることができます。
先日お送りしたメールでは、 △△ にご興味をお持ちいただきありがとうございます。
詳細をお伝えいたしますので、こちらをご覧ください。
先日お送りしたメールをご覧いただき、ありがとうございます。
詳しいご説明をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
定期的に案内したい内容の送付や、お問い合わせをしようか迷っているユーザーを後押しする狙いがあります。
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当日 □□ 様にお会いできるのを楽しみにしております。
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自社のサイトへ誘導するために、直接ユーザーにコンタクトを取れるメール配信は、とても有効な手段です。
しかし、これを手作業で行うのは手間がかかり、間違った内容を配信してしまうリスクもあります。
特に配信時の宛先設定を「BCC」にし忘れるといったミスは、個人情報保護の観点から見ても、避けたいです。
そこで、ステップメールを利用すると、ユーザーに合わせたメール配信を、簡単に間違うことなくできます。
それだけではなく、対象となるユーザーや、配信内容、頻度といった、設定の管理もわかりやすくなります。
今回、いろいろと解説してきましたが、実際にお試しいただくほうが、作業内容のイメージがしやすいかと思います。
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