2023年03月09日
Google社が提供するフリーメールサービス「Gmail」は、無料で使えるだけでなく、パソコンやスマートフォンがインターネット接続されていれば、いつでもWebブラウザ上や専用アプリからメールの送受信、閲覧が可能です。
そんな便利なGmailでも、時としてメールが届かないというアクシデントも発生します。そこで今回は『Gmailに届かないメールがあるのはなぜ?原因や設定について解説』と題し、メールが届かないトラブルと解決策などについて、紹介したいと思います。
目次
Gmailとは、Google社が提供するフリーメールサービスです。インターネットが接続されていれば、Webブラウザ上や専用アプリからメールの送受信、閲覧をすることができます。
無料で使えるだけでなく、メールアドレスを作成すればGmailだけでなく、Google社が提供しているGoogleドライブなど他の機能も使用できるため、個人だけでなくビジネスでも幅広く利用されています。
メールのやりとりに欠かせないメーラーについてはこちら
「Gmailにメールが届かない!?」と困ったことはありませんか?大抵の場合、主にヒューマンエラーとシステムエラーの2つが原因と考えられます。
この段落では、Gmailにメールが受信できない、または送信できない要因について、可能な限り解説します。
まずは、受信できない要因についてです。
思いがけない形で、メールが違う場所へ分類されている可能性があります。操作ミスや知らないうちに別の所に分類されるのは、以下の3つです。
受信したメールが、Googleサイドのセキュリティの関係上、迷惑メールと判断する場合があります。迷惑メール扱いになってしまうと、Gmail内にある項目「迷惑メール」に移動させられてしまいます。
対処法
「迷惑メール」に振り分けられたメールは、30日間は保存されていますが期限を過ぎると自動で消えてしまうので、こまめに確認するのをおすすめします。
手違いでメールをゴミ箱に、移してしまっている場合があります。
対処法
Gmail内にある項目「ゴミ箱」をクリックして、間違えて移動させていないかのチェックをしましょう。ゴミ箱も迷惑メール同様、30日間は保存されますが、期限を過ぎると自動で削除されてしまうので注意が必要です。
操作ミスでメールをアーカイブ(意味:保管)してしまっている場合があります。特にスマートフォンの専用アプリは、メールそのものをスワイプすると、アーカイブされてしまいます。
対処法
アーカイブされたメールは、Gmail内にある項目「すべてのメール」をクリックすることで表示され、確認することができます。
Gmailは、無料で使用できるオンラインストレージのGoogleドライブ内に、データとして保存されます。
ただ、無料で使える容量は15GBが上限となっています。そのため、メールのデータ以外に、Googleのドキュメントやスプレッドシート、フォト、容量の大きい添付ファイルの送受信を行っていると、上限を使い切ってしまう可能性があります。
使い切ってしまうと、当然ながらメールのデータの保存場所を失うため、受信されなくなってしまいます。
対処法
適度にドライブ内の不要なデータやメールを削除して容量を確保するか、有料プランに切り替えて容量を増やすかをして、メールの送受信ができるようにしましょう。
Googleドライブのストレージの確認方法
Googleドライブの空き容量を確認する方法は、以下のリンクをクリックするとビジュアルで分かりやすく表示されます。
インターネットへの通信環境が悪かったり、Gmailそのものが通信障害を起こしていると、メールを受信することができません。
単純に、インターネット接続されていないと受信されません。特にWi-Fiは、状況次第では電波が不安定になることがあるので、安定する場所に移るなどの対処が必要です。
また、スマートフォンのモバイルデータ通信がオフになっていると、受信することができません。設定でオンオフを確認しましょう。
そのほかでは、パソコンやスマートフォンどちらにもある機能、機内モードを使うと無線通信すべてが遮断されるため、機内モードになっていないかもチェックしましょう。
本元であるGmailのサービスが一時的に停止していると、当然ながらメールを受信することはできません。
正常に稼働しているかは、「G Suite ステータス ダッシュボード」で確認することができます。利用可能な場合は「緑色のチェックマーク」、サービス障害の場合は「オレンジ色のエクスクラメーションマーク」、サービス停止の場合は「赤色のバツマーク」で表示されます。
受信者によってはフィルタ機能を使い、アーカイブへ移動、削除を行っている場合があります。便利なフィルタ機能ですが、状況によっては「どこにメールが振り分けれたかわからない」や「メールが受信されてない」と感じる場合があるため、機能の解除を促す必要があります。
メールを他のアカウントに転送する設定を行っていると、Gmailの受信ボックスに表示されなくなります。
転送を設定しているかは、「すべての設定を表示」をクリックし「メール転送とPOP/IMAP」を押すと確認することができます。転送されている場合は「メールを受信トレイに残す」を選ぶと、受信トレイに残すことができます。
次に、送信できない要因についてです。
単純にメールを送る際に、相手先のメールアドレスを誤入力して送信できない場合もあります。メールを送信する前に、誤字脱字がないか確認しましょう。
Gmailで添付ファイルを送ることができる、データ容量は25MBまでです。容量を超えてしまうと送信エラーとなり、相手に届きません。
小分けにして添付ファイルを送る、ZIP形式で圧縮、ファイル転送サービスを活用して、相手にメールが届くように工夫しましょう。
メルマガ運用側にとってGmailなどのメーラーが、メール配信したメルマガを「迷惑メール扱い」にしてしまうと致命的です。
この段落では、迷惑メールを回避する方法について解説します。
メール配信システムを活用して、メルマガをメール配信している方はたくさんいるかと思います。大抵の場合、メール配信システムを提供している企業は、メルマガが迷惑メール扱いにならないようにするために、「SPF」と「DKIM」という認証技術を導入しています。
SPF
メール配信されたメルマガが迷惑メールと誤認されないようにするための認証技術
DKIM
受信したメルマガが正当なメール配信者から送られてきたものかを調べる技術
認証技術だけでなく、迷惑メールにならない方法などについてはこちら
メール配信システムを選ぶ際は、SPFやDKIMといった認証技術を導入しているか、チェックしておくと、迷惑メール扱いを防ぐことができます。
当社が提供するメール配信システム・Combz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)では、利用者が発行したメルマガが、迷惑メール扱いにならないようにSPFとDKIMを導入しています。そのため、安心してメルマガをメール配信することが可能です。
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
Gmailにメールが届かない原因は、主にヒューマンエラーかシステムエラーのどちらかと考えることができます。一つずつ対処することでトラブルは改善します。
あせって対応してしまうと、大事なメールの居場所を探しきれなくなったり、誤って削除してしまう可能性があるので、落ち着いて行いましょう。
以上『Gmailに届かないメールがあるのはなぜ?原因や設定について解説』でした。
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