2024年08月01日
今では電子メールでのやり取りは、当たり前のようにできます。
この電子メールですが、改めて考えてみるとどんなツールなのかわかりますか?
そこで今回は『電子メールとは?初心者から上級者までおさらい!特徴や仕組みと使い方』と題して、電子メールの特徴や仕組みについて詳しく解説します。
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目次
電子メールとは、インターネットを介してパソコン、スマートフォン、タブレット端末などから、テキストメッセージの送受信を行う手段のことをいいます。
テキストメッセージの他にも、文章や画像のファイルを添付して、送受信することも可能です。
送受信のためのアドレスはメールアドレスといい、代表的な例をざっくり構造化すると下記のようになります。
アカウント名@プロバイダ名.ne.jp
電子メールは主に、メールアドレスを用いて送受信を行いますが、スマートフォンであれば電話番号を使っての送受信が可能なSMS(ショートメッセージサービス)も、存在しています。
本記事では、電子メールのうち一般的にメールマーケティングに用いられる、e-mail(イーメール)について解説します。
この段落では、電子メールの特徴や仕組みについて詳しく解説します。電子メールの誕生や歴史については、下記リンクをご参照ください。
メールマーケティングの歴史をひも解くとともに、今後のトレンドについてはこちら
メールの受信は、これまでメールサーバに到達し蓄積されているメールを手動でサーバに問い合わせる方式、ポーリング型電子メールが主流でした。
しかし、1998年ごろからメールがサーバに到達した時点で、リアルタイムに受信者に通知を行うプッシュ型電子メールが普及しはじめ、携帯端末を中心に主流になっています。
プッシュ型電子メールとは、発信者の任意のタイミングで素早く情報を届けることができ、さらにメールによるアプローチからWebサイトなどの、プル型のメディアへの誘導も可能です。
しかし、メール自体のプッシュ力が高い分、発信の頻度や時間帯によっては、受信者の迷惑となり、受信拒否につながる可能性があるので、注意が必要です。
プッシュ型、プル型について、さらに詳しく知りたい方は、以下のリンクをご参照ください。
メルマガの概要やメリット、デメリットなどについてはこちら
今ではパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末でも自由に、インターネットへの接続が可能となっています。
インターネット上で送受信を行う電子メールは、自宅、会社、出先など、場所を問わず思い立ったときに利用ができます。
発信者側のみのメリットとなりますが、電子メールはメール配信後に効果を測定することができます。電子メールは郵便や新聞、雑誌広告などとは違い、届いたメールがどの程度開封されているかや、本文中のリンクをクリックした受信者側がどのくらいいるか、コンバージョン率(売り上げなどの成果)はどのくらいあるかなどの、データを取得しやすいツールとなっています。
国内の端末の普及率は、モバイル端末全体の96.1%の内スマートフォンが83.4%、パソコンは69.1%となっています。
このことを考えると、ほとんどのスマートフォンは標準で電子メール機能が備わっているので、国内に住んでいるほぼすべてのユーザーは、電子メールを使うことができるといえます。
人口カバー率が高いということは、電子メールはスタンダードな連絡手段であることがわかります。
電子メールがどのような場面で使われているかは、次の段落である『電子メールの使い方』で具体的な例を示しつつ、解説します。
本項では1つの送信者から多数の受信者に送信する場面に限定して、電子メールの代表的な使い方をご紹介します。
当たり前のことではありますが、電子メールはテキストメッセージでのやり取りが可能なため、プライベートでの連絡手段として役立ちます。
今ではSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)が普及し、それらツールを介しての連絡が行われていますが、必ずしも全員がSNSを導入しているとは限りません。
その点メールアドレスは、パソコンやスマートフォンを持っていれば、最低1つはメールアドレスを所持することができます。
SNSを利用していない、または利用できない状態の際は、電子メールを連絡手段として使うことができます。
また、日常的に電子メールを使っていなくても、メールマガジン(メルマガ)、ビジネス利用、緊急連絡先として役立ちます。
電子メールは送受信が可能なため、BtoB、BtoC問わず、メールマーケティングを行うことができます。
メールマーケティングにはさまざまな方法があり、
の4つとなります。
各メールマーケティングを活用することで、広告宣伝を打ち出すことができたり、必要な情報を定期的に伝達することが可能になります。
メールマガジン(メルマガ)とはメールマーケティングの方法の1つで、メルマガを配信する側がもっているメルマガ読者全員を対象に情報を一斉配信するものです。
自社の商品・サービスの販売促進や広告宣伝に使うこともあれば、情報伝達手段としてもメルマガは活用されます。
メルマガを送る目的として一番わかりやすいのは、ファンとなる顧客を増やすことです。
メルマガを通じてコミュニケーションを繰り返すことで関係性が深まり、最終的には顧客を優良顧客などへ成長させることができます。
優良顧客などが増えることにより
「メルマガを通じてファンを増やすことができた」
と捉えることができます。
「セールスのためのメール」
という認識が高いですが、連載コラムやWebサイトの更新情報のお知らせなどにも、使われることがあります。
メルマガを配信するメリットとしては、以下のとおりです。
メルマガ配信のメリット
ステップメールとは、メルマガ登録者のアクション(行動)を起点に、前もって用意しておいたメルマガを、事前に設定しておいた配信日時や回数をもとに自動で送る仕組みです。
あらかじめ文面を用意しておけば、それぞれの日時を起点に自動的にメール配信されます。
例えば、
買い物の7日後に商品のアフターサービスの案内メールを送ったり、要点ごとに文面を用意してメール講座の連載として配信する
というような活用が可能です。
また、商品購入を中断したメルマガ登録者に対して、割引サービスなどを送り購入の後押しをするは「リターゲティングメール」はステップメールで行うことができます。
顧客のアクションをきっかけに事前に用意タイミングよく届けるメール
ステップメールはメルマガ登録者へ定期的に有益な情報を提供できるので、メルマガを介して繰り返し接触することができます。
接触が増えることで、運営者とメルマガ登録者との距離が少しずつ縮まり、商品やサービスの購入へ誘導しやすくなります。
そこから興味をもってもらえれば、購買意欲の促進効果が期待できます。
このような販促活動を自動で行うことができるので、運営者の労力を削減しつつ、着実なメールマーケティングを実施することができます。
ステップメールはメルマガ登録者のアクションを起点に、メルマガを段階的に自動で送ることができるものです。
簡単な活用例をあげると
メルマガ登録を起点した場合
といった流れ、メルマガ登録者の購買意欲をかき立てる、メルマガを定期的に送ることができます。
便利なステップメールについてはこちら
メルマガ配信システムを使用せず、手動のメールでメルマガを一斉送信するのは、作業的にかなり無理があります。
また、昨今の迷惑メール防止対策、個人情報漏えいの防止などの観点からも、通常の電子メールでのメルマガの一斉送信などは推奨できません。
適正にメールマーケティングを実施したい場合は、メール配信システムの活用をおすすめします。
当社が提供するメール配信システムのCombz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)では、一斉配信、セグメント配信、ステップメールなどの機能が備わっています。
コンビーズメールプラスでは、先述したリスクを回避することができます。
『メールマーケティングで活躍する電子メール』で紹介したとおり、メールマーケティングにはメルマガ、セグメントメール、ステップメール、リターゲティングメールが存在します。
コンビーズメールプラスでは、これらの施策を実施することができます。
『メルマガを配信するメリットとは?』で紹介したとおり、メルマガは一斉配信とセグメント配信を実施することができます。
一斉配信では、メルマガ登録者全員に同じ内容のメルマガを送ることができ、セグメント配信はターゲティングしたメルマガ登録者にマッチした内容のメルマガを送ることができます。
セグメント配信と一斉配信の違いや、使い方などについてはこちら
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
このように電子メールを使う場面は数多くあり、現代生活においては欠かせないツールといえます。
SNSなどに比べると、メールアドレスは必ずパソコンやスマートフォンを持っている限り、全員が1つは所有しています。
そのため、必ず連絡がつくツールといえます。
またメルマガやステップメールなどのメールマーケティングを活用することで広告宣伝を打ち出すことができたり、必要な情報を定期的に伝達することが可能になります。
かくいう筆者も、スマートフォンで友人とやりとりをしたり、パソコンでネットショップの購入確認メールを受け取ったりしています。
以上『電子メールとは?初心者から上級者までおさらい!特徴や仕組みと使い方』でした。
料金プランや運用のご相談まで、あなたの専属コンサルタントがサポートします
コンビーズのサービスをご紹介していただくと、あなたも紹介者さんもおトク
お客様が安心してご利用いただけるようセキュリティ対策もバッチリ。第三者認証であるISMS(ISO27001)を取得済み。