2020年10月22日
Webマーケティングの目的は、「ターゲットとなるユーザーの集客」「リピーターによるサイトへの再訪問」により成果を出し、目標とする値につなげることです。
そのためには、サイト上でのユーザー体験そのものの満足度を高めていくことが必要で、目的別に様々な手法があります。
その方法を知ることで、よりターゲットユーザーにアプローチしやすくなります。
ここでは、それぞれの施策と実施の手法について、目的別に解説していきます。
目次
まずは、サイトそのものにユーザーが足を運んでくれなければ、自社のアピールもできません。
そのためには、まずユーザーの集客を目指さなけれはいけません。
そこで、下記の集客方法を簡単に紹介致します。
このSEOの目的は、GoogleやYahooの検索結果上位に自社ページを表示させユーザーにアピールすることですが、これは後で記述しているリスティング広告と似たものです。
しかし、こちらは検索ユーザーのニーズにいかに応えられているのかが重要となり、ページのクオリティーの高さが求められます。
このSEOで上位になる主なメリットは、ブランド力が評価されクリック率が上がることでしょう。
ユーザーとのコミュニケーションを円滑にするために公式アカウントを作成しユーザーに訪問を促すための対策です。
ソーシャルメディアを活用することで、自社に興味を持ってくれる人を増やすことができるのです。
このソーシャルメディアの活用を成功させるためには、自社の商材がどのようなユーザーをターゲットにしたものなのかを明確にし、それに見合ったソーシャルメディアを選定しましょう。
そして、ターゲットユーザーが希望や憧れを掻き立てられ共感できる、魅力的なコンテンツを発信していくことです。
リスティング広告の目的は、GoogleやYahooの検索結果上位に自社ページを表示させてユーザーにアピールすることです。
掲載順位は、キーワード単位でオークション形式の入札によって決定します。
ユーザーの検索キーワード履歴をもとに表示サイトへの誘導を促します。
今やSNSは、老若男女問わず利用されています。
SNSではユーザーの年齢・地域・興味などを登録している場合があります。
したがってターゲットユーザーが絞りやすくなり、属性別に広告を配信できSNS広告のメリットといえます。
複数の広告配信可能なWEBサイトやページ、アプリなどを束ねてネットワークを作り、一括して広告配信する仕組みをいいます。
出稿先を選ぶことはできませんが、簡単かつ大量に広告を出稿できます。
ユーザーの検索情報を元に配信を行いサイト訪問者に適したものを表示します。
このアドネットワークが生み出されたことによって、広告主やメディア側がトラフィックを得るまで負担となっていた時間や労力の軽減につながりました。
以上が、集客のための施策です。次に、再訪問を促すための施策と実行方法です。
せっかく一度サイトへ訪れてくれたユーザーには、再び訪れてもらえるよう促すための施策を計画し実施しましょう。
一度サイトへ訪問したということは、ユーザーの興味や関心の現れでもあります。
見込み客になり得るユーザーですので、再びサイトへ訪れてくれるのか対策を立てることはとても大切です。
それでは、再度ユーザーにサイトへ訪れてもらうための施策とはどのようなものがあるのでしょうか。
一度でもWebサイトを訪問すると、ユーザー情報がCookieによって保存されます。
このCookieをもとに、広告を配信します。
つまり、サイトを離脱した後のユーザーを追跡してくれるのです。
様々な情報があふれるインターネット社会では、ユーザーのサイト離脱率は決して少なくありません。
そのためには、一度サイトを離脱した後にも再び戻ってきてもらえるような対策が必要でこの手法は効果的といえます。
ステップメールやメールマガジンなどでサイトへのアクセスを促します。
ステップメールは、ターゲットとなる既存ユーザーや、まだ顧客となっていないユーザーに対してもゆっくりとした信頼関係が築けるため有効な手段といえます。
しかし、いくらサイトへのアクセスを促すことに成功しても、早々に離脱されてしまっては意味がありません。
そこで、次はアクセスユーザーが興味を持ち、顧客となってもらうための「接客」にあたる施策についてです。
Webサイトでは、実質店舗とは違いのお互い顔を見ながらのやり取りは一般的ではありません。
そのため、ユーザーの満足度はサイトの作り方そのもによって左右される可能性があります。
そのことからも、サイトの雰囲気作りやユーザーにとって心地の良いサイト作りを意識することはとても重要なことです。
それでは、そのための施策と実行する手法について解説します。
ランディングページ最適化(Landing Page Optimization)といわれるもので、Webマーティングでは耳にする機会が多いです。
LPOとは、ユーザーが離脱しないようなランディングページを工夫することです。
何故なら、ランディングページは、ユーザーが商品購入やセミナー参加の申し込み、資料請求へのアクションを起こすための誘導ページであり、とても重要な部分だからです。
ユーザーが離脱してしまう理由として、思っていたのと違う、どこに見たい情報があるのかわからないなどが上げられますが、これを改善していきます。
LPOで効果を出すためには
これらのことを、実施していきましょう。
こちらは、エントリーフォーム最適化(Entry Form Optimization)といわれるものです。
複雑なエントリーフォームはユーザーにとっては本当にストレスです。
例えば、
こうなると、ユーザーはストレスと面倒臭さから必ず離脱していきます。
そんな入力フォームや、カートからの離脱を改善すための手法が、この入力フォーム最適化(EFO)なのです。
これは、成果に直結する部分ですので問題があれば必ず改善することが大切です。
Web接客には、チャット型やポップアップ型、プッシュ通知などの種類があります。
チャット型では、より店舗での接客に近いやり取りができます。
その分、直接のクレームにつながる恐れもあるため注意が必要です。
ポップアップは、サイトに訪れたユーザーが表示している画面を邪魔することなく表示でき、ユーザーも手軽に使えます。
また、ポップアップにはユーザーを目標のページへと誘導していける利点もあり、企業独自の魅力的なクーポンをポップアップで表示し配布することで顧客ロイヤリティーにもつながります。
さらに、サイトを訪問した全ユーザーだけでなくターゲットにしたい特定のセグメントにのみ表示することも可能です。
プッシュ通知には、興味を引く情報や新着情報を、いち早くユーザーの目に止まりやすくできる点がメリットです。
先ほどの、クーポン配布でもプッシュ通知は有効的な手法です。
このように、ひとことでWebマーケティングとはいっても、手法は様々です。
そのため、目的と合わないWebマーケティングを施策し実施しても意味がありません。
このように、自社サイトにとって今何をするべきなのか必要なのかをしっかり考えましょう。
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