2022年08月15日
「Webマーケティングとは何か?」と考えたとき、どんなことを思い浮かべますか?簡単にWebマーケティングを説明すると、Webサイトへユーザーを集客し、商品やサービスを認識してもらう、販売促進をする、といった活動が主な目的となります。
Webマーケティングを積極的に行うと、最終目標であるコンバージョン数(購入などの成果)アップにつながるため、重要な活動といえます。
しかし、Webマーケティング未経験者にとっては「始め方が分からない!」となるのが自然な流れです。
そこで今回は、『Webマーケティングとは?概要と必要性を簡単に解説!【未経験者必読】』と題して、Webマーケティングの目的や必要性のほか、集客施策と接客施策について解説します。
仕事内容を把握して、「Webマーケティングに向いている人」にレベルアップしましょう。
十数年前に比べて、多くの企業がWebサイトを通じて商品やサービスを販売しています。競合他社よりも「自社の商品やサービスの方が魅力的」であることを知ってもらうためには、的確な情報発信による集客と、自社の商品にマッチする顧客の絞り込みが必要です。
集客とターゲティングをして、最終目的であるコンバージョン数アップをするためには、Webマーケティングは行わなければいけません。
そのWebマーケティングとは一体何か?について、この段落で解説します。
Webマーケティングとは簡単に説明すると、SEOやWeb広告、SNSなどを宣伝媒体に、Webサイトへユーザーを集客し「商品やサービスを知ってもらう」「購入のための販売促進を行う」といった活動です。
従来のマーケティングも、集客と販売の向上を目指すために行われています。そのWeb版のため、Webマーケティングといわれています。
1番の特徴は数値化できること
従来のマーケティングと違って、Webマーケッティングは集客から成果までを数値化できるのが特徴です。
従来のマーケティングの場合は、既存メディア(紙媒体やCMなど)で宣伝して集客し、認知度と購入数アップを目指しますが、宣伝効果などがどれだけあったかは、把握しづらいのが現状です。しかし、Webマーケティングはすべてを数値化できるため、集客や販促が正しかったかなどの見直しと改善がスムーズに行えます。
Webマーケティングの仕事内容は、主に「見込み客などを集客する(集客施策)」「購入などを促す(接客施策)」「ユーザーと販売側の関係を保持(再訪問の促進)」「アクセス解析(効果測定)」の4つとされています。
集客施策 |
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接客施策 |
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再訪問の促進 |
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効果測定 |
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この段落では、4つの作業について解説します。
まずは、サイトそのものにユーザーが訪問してくれないと、自社のアピールもできません。アピールをするためには、まずユーザーの集客を目指す必要があります。
この段落では、集客施策について簡単に解説します。
SEO(検索エンジン最適化)
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、直訳すると「検索エンジン最適化」です。よく耳にするSEO対策とは、GoogleやYahoo!の検索結果上位にWebサイトが表示されるようにし、検索エンジン経由で流入を増やすのが目的となります。
検索上位に掲載されるためには、ニーズに応えられている検索キーワードを選定できているかや、ページのクオリティの高さ(コンテンツの充実さなど)が求められます。
ソーシャルメディア対策
ソーシャルメディアとは、情報発信だけでなく運営側とユーザーのコミュニケーションがとれる、ブログやSNSのほか動画共有サービスを指します。活用することで、Webサイトに興味を持ってくれる人を増やすことができます。
このソーシャルメディアの活用を成功させるためには、自社の商材がどのようなユーザーをターゲットにしたものなのかを明確にし、それに見合ったソーシャルメディアを選定する必要があります。
そして、ターゲットとするユーザーが「欲しい」と感じられる情報発信を行うことで、成果につながります。
リスティング広告(検索連動型広告)
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードをもとに表示されるテキスト広告です。リスティング広告を設定すると、GoogleやYahooの検索結果上位に自社ページが表示され、ユーザーにアピールすることができます。
掲載順位は、キーワード単位でオークション形式の入札によって決定します。ユーザーの検索キーワード履歴をもとに、表示サイトへの誘導を促します。
SNS広告
SNS広告とは、Twitter、Instagram、Facebookなどに広告を配信する方法です。SNSではユーザーの年齢・地域・興味などを登録している場合があります。そのため、ターゲットとしたいユーザーが絞り込みやすくなり、属性別に広告の配信ができます。
アドネットワーク
アドネットワークとは、複数の広告配信が可能なWEBサイトやアプリなどを束ねて、ネットワークを作り、一括して広告配信する仕組みです。
出稿先を選ぶことはできませんが、簡単かつ大量に広告を出稿できます。ユーザーの検索情報をもとに配信を行い、適したものを表示します。
このアドネットワークが生み出されたことによって、広告主やメディア側がトラフィックを得るまで負担となっていた時間や労力の軽減につながりました。
Webサイトではリアル店舗とは違い、対面での接客は基本、行われません。そのため、ユーザーの顧客満足度はWebサイトの出来そのものに、左右される可能性があります。
顧客満足度を高めるためには、ユーザーにとってWebサイトが使いやすく居心地のよいものかの、検証と改善を繰り返す必要があります。
この段落では、Webサイトの回遊や導線の改善に役立つ、接客施策について解説します。
LPO(ランディングページ最適化)
LPOとはLanding Page Optimizationの略で、直訳すると「ランディングページ最適化」です。LP(ランディングページ)とは、検索エンジンや広告などを経由し、ユーザーが最初に訪れたページを指します。
LPOでは、ランディングページに訪れたユーザーの離脱を防いだり、コンバージョン数を高めるために、ページのデザインや構成を使いやすいものに改善するのが目的となっています。
LPOで効果を出すためには
上記のチェックポイントをもとに、改善点を見つけてはブラッシュアップすることで、離脱防止やコンバージョン数アップにつながる可能性があります。
EFO(エントリーフォーム最適化
EFOはEntry Form Optimizationの略で、直訳すると「エントリーフォーム最適化」です。会員登録や問い合わせなどに使われるフォームの使用頻度を高めるために、改善策を講じるのがEFOとなります。入力項目が多かったり、どこまで進行しているかなどが明確でないと、ユーザーは入力にストレスを感じ、途中で離脱する可能性があります。
例えば、以下のような支障がある場合、ユーザーは離脱する恐れがあります。
成果に直結する部分ですので、問題があれば改善することが大切です。
Webサイトに一度訪れたユーザーに再び訪れてもらい、見込み客や優良顧客は増やしていきたいものです。そのためにも、再訪問を促進する施策も大切です。
改めてユーザーに訪問してもらうためには、どんな施策があるかを解説します。
リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、一度Webサイトで商品やサービスを閲覧したユーザーを追跡して、別のサイトに移動した際に、同様の商品などを広告として配信し宣伝する方法です。
仮に、あるファッションサイトでTシャツを閲覧後、Webメディアに移動した際、そのサイト内にある広告にさっき見ていたTシャツが表示されていた、という経験があるかと思います。これがリターゲティング広告なのです。
このリターゲティング広告は、Cookieという機能を用いて表示されます。Cookieとはブラウザの機能で、ユーザーが訪問したWebサイトや入力した情報などを一時的に保存するものです。Cookieに残っている情報をもとに、ユーザーに適した広告を配信しています。
メールマーケティング
メールマーケティングとは、個々の顧客とメール配信を介してコミュニケーションをはかり、最終目標である、見込み客が商品やサービスを購入などにつなげる手法です。
メールマーケティングの手法は主に4つあり、「メールマガジン」「セグメントメール」「ステップメール」「リターゲティングメール」があります。
簡単に説明すると
メール配信を的確に行うことで、内容に納得したユーザーは再訪問する可能性があるだけでなく、購買意欲が高まり、商品やサービスなどを購入する場合もあります。
集客施策、接客施策、再訪問の促進を実施したあとは、これまでの施策の効果を測定し、傾向と対策を知る必要があります。
Google Analytics(アナリティクス)
Googleアナリティクスを活用すると、検索エンジンを経由してWebサイトに訪問してきたユーザーが、どんなページを閲覧したかのPV数(ページビュー数)や、コンバージョン数などを測定することができます。
Google Search Console(サーチコンソール)
Googleサーチコンソールを使うと、検索エンジン内でWebサイトがどんな状態かを調べることができます。特定のキーワードに対して、Webサイトのページが検索エンジン内で何回表示されるか、クリック回数のほか、平均的な掲載順位をはかることができます。
SEO対策を行う際に、キーワードの選定やページの改善に役立てることができます。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
SEO対策用の検索キーワードを調べる際、いろんなツールがありますが、ウーバーサジェストは一目で月間ボリューム数などが分かりやすいのでおすすめです。
ウーバーサジェストは無償提供されており、Googleのブラウザ「Chrome(クローム)」専用の拡張機能があるので、「Chromeに追加」をクリックするだけで設定できます。
ここまで、Webマーケティングについて解説してきました。さて、当サイトが提供しているのは、メール配信システムのCombz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)です。つまりは「メールマーケティング」に役立てることができます。
メールマガジン(メルマガ)は基本的には、保有している顧客全員を対象に一斉配信します。コンビーズメールプラスでは、独自に開発した経路探索型アルゴリズムにより、高速かつ安定的に多量のメルマガを配信することができます。
経路探索型アルゴリズムに関しては、下記リンク先で詳しく解説しています。
どれだけメール配信の速度や到達率が向上するかについてはこちら
コンビーズメールプラスが提供する大規模大量メール配信に適した独自のシステム経路探索型アルゴリズムと大規模配信についてはこちら
メール配信に登録済みのユーザーが、特定の条件にあてはまる反応を起点に、あらかじめ配信日時などを設定しておいたメールを配信することで、段階的に情報を提供します。この効果により、ユーザーの行動を促すことができます。
ステップメールについては、下記リンク先で詳しく解説しています。
ステップメールとは何か、どのように活用すればいいのかの方法についてはこちら
実際にステップメールがどのように活用することで、メール配信の効果最大化が実現されるのかを解説はこちら
セグメント配信とは、ユーザーがメール配信の登録時に、エントリーフォームに入力してもらった個人情報(住所、氏名、年齢、性別、職業、趣味など)をもとに、ニーズにマッチしたユーザーにだけメールを配信するものです。
セグメント配信については、下記リンク先で詳しく解説しています。
セグメント配信でメルマガ配信時間を最適化する
コンビーズメールプラスでは、メール配信の効果を細かく解析できるよう、さまざまな効果測定を用意しています。
クリック率の測定
メルマガ内に記載したURLが、どれだけ押されたかを示すクリック率の測定ができます。誰がいつどのURLを何回押したかも調べられます。
実際にクリック率の向上を実現に向けて取り組みたい具体的な施策についてこちら
開封率の測定
メルマガがどれだけ開けられたかの、開封率をはかることができます。誰がいつ開封したかを調べられるので、開かれやすい件名や配信の時間帯などを絞り込みやすくなります。
メルマガ開封率についてや開封率を上げる方法のほか、効果測定の方法についてこちら
配信先アドレス数増減レポート
配信先として登録されたメールアドレスの増減数を年単位、月単位、日単位でチェックできます。
クロス分析(オプション機能)
ユーザーの属性(個人情報など)やアンケート結果などを、最大3つまで組み合わせてグラフを作ったり、レポートを作成したりできます。
アンケート作成機能とクロス分析などのオプション機能についてこちら
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
Webサイトで商品やサービスを販売しているのであれば、集客と販売促進は必須の作業といえます。この2つがうまくいかないと、最終目標のコンバージョン数が上がらない可能性があります。そこで役立つのがWebマーケティングであり、集客施策、接客施策、再訪問の促進、効果測定を行うことで、課題解決につながります。
再訪問の促進ではメールマーケティングの面で、当社が提供するメール配信システムのコンビ―メールプラスが役立ちますので、ぜひ、導入を検討してみてください。「集客がうまくいかない」「売上が思ったより上がらない」と感じたときは、Webマーケティングを活用しましょう。
以上、『Webマーケティングとは?概要と必要性を簡単に解説!【未経験者必読】』でした。
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