2023年04月18日
みなさんは、スマートフォンでメール受信の通知を受けたときに、通知メッセージのなかに本文の一部が見えていることにお気づきでしょうか?また、ブラウザメールの場合でも、メールを開かなくとも本文の一部が、プレビューされる場合がありますよね。
これらは本文の冒頭の書き出し部分ですので、本文を要約したものが見えてほしいですね。要約した内容を最初に見せることで、本文を読むか読まないかをユーザーは判断します。そのため、閲覧してもらうためにも重要な箇所の一つといえます。
そこで今回は『【例文あり】メルマガの書き出しを工夫して開封率を上げる!』と題し、書き出し部分の書き方や、第二の買開封率アップの施策としての活用方法について解説します。
※なお、本記事では例としてパソコンではGmail、スマートフォンではGoogle Pixelを参考に作成しています。
リッチテキストメールの操作方法についてはこちら
目次
一般的に書き出しとは、文章の冒頭部分や書き始めのことを指します。一方でメルマガにおいての書き出しは、一般的な書き出しの意味に加えて「本文を要約した前文」と捉えることをおすすめします。
ユーザーは手元に届いたメルマガすべてを閲覧するとは限りません。そのため、書き出し部分で本文の要約(結論)を伝えることで、その先のメールを読みたいと思ってもらえることが必要になります。
最初の段階で要約を見てもらうことで、ユーザーは本文を読むか読まないかを判断するため、書き出しは重要な箇所の一つといえます。
書き出しを作成する場合、メルマガの内容を要約できているかを意識するとよいでしょう。端的にわかりやすく本文を要約し、書き出しとして執筆する場合、5W1Hを使うとスムーズに作成することができます。
5W1Hとは、英語のそれぞれの頭文字をとったものです。
この5W1Hを使って、本文を要約するとスムーズです。参考になるほかの記事がありますので、気になる方はご覧くださいね。
メール本文の装飾の方法についてはこちら
ここからは、メルマガの書き出しの例文を紹介していきますので、参考にしてみてください。
さまざまなシーンを想定して、メルマガの書き出し部分の例文を紹介します。
商品やサービスの紹介、キャンペーン情報といった、ダイレクトに売り上げにつなげるためのメルマガをメール配信する場合の、書き出し部分の例文を紹介します。
この場合、挨拶文などを含めずに直接訴えかけることをおすすめします。
特筆した内容のメルマガでない場合は、挨拶文を冒頭部分に記載し、親しみやすいものに作成すると親近感がわいて、ユーザーは本文を読んでくれる可能性があります。
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メルマガは、タイトルだけでなく書き出し部分も、開封前に見える状態であることが多いので、開封率を左右する要因になっています。
理由としては、メーラーのプレビュー部分、スマートフォンならプッシュ通知に、書き出し部分の一部が表示されるためです。
タイトルで開封率をアップさせる方法については、以下のリンクをご参照ください。
読者が開封したくなるタイトルの作り方のコツや効果測定などについてはこちら
パソコン(Gmail)の場合、メーラーのプレビュー部分は以下画像のとおりに表示されます。
タイトルの文字数が長すぎると、プレビュー部分は縮んでしまいます。開封してもらえるようにするためにも、以下の文字数に気を配ってみてはいかかでしょうか。
スマートフォン(Google Pixel)の場合は、プッシュ通知が表示されると最初はタイトルのみが出てきます。
現状のままだと、タイトルは18文字まで表示されます。下にスワイプすると書き出し部分の一部が表示され、最大200文字までが見られるようになります。
本記事ではGmailと特定のスマートフォンを参考に、タイトルや書き出し部分の文字数を紹介しています。
当然ではありますが、ユーザーが所有するパソコンやスマートフォン、使用しているメーラーによって表示される文字数に誤差が生じます。重要な情報は、できるだけ前に書くことをおすすめします。
今回紹介している文字数を最大数と想定した場合、タイトルなら15文字以内、書き出し部分は100字以内に重要な情報を盛り込みましょう。
実際に例文をもとにメルマガをメール配信した場合、Gmailのプレビューとスマートフォンのプッシュ通知はどのような見え方をするのかを紹介します。
タイトルは21文字、書き出し部分は120文字で実際にメルマガをメール配信してみました。
Gmailの場合は文字数がかなり限られてくるため、重要な情報は前にもってくるとユーザーに訴求しやすくなります。
タイトルはすべて表示されるため、訴えかけたい内容をそっくりそのまま表示できます。プレビュー部分は、先頭部分に知っておいてほしい情報を一文入れると見せることができるため、タイトルと合わせてユーザーにどんな内容のメルマガかを感覚的に伝えられます。
スマートフォンのプッシュ通知の場合、届きたてのときはタイトルの一部が表示されます。単語だけで直感的にユーザーは、「ここの業者で事務用品を買えばコストがおさえられる」ことを理解することができます。
スワイプすると、比較用のスマートフォンGoogle Pixelの場合は、書き出し部分120文字であればすべてを表示させることが可能なため、本文ではどんな情報が詳細に載っているかを、書き出し部分で理解させることができます。
当社が提供するメール配信システム・Combz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)では、メール配信したメルマガの効果測定を実施することができます。
主に、クリック率、開封率、配信先登録・解除測定、クロス分析を行うことができます。
今回紹介した書き出し部分を工夫することで、開封率がアップしたかをスムーズに確認することができるので、導入をおすすめします。
効果測定に必要な指標(KPI)と、KPIを活用したPDCAの回し方についてはこちら
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
メルマガを最後まで読んでもらうためには、やはり書き出し部分でしっかり本文を要約し、最低限知っておいてほしい情報を、ユーザーに届ける必要があります。
さらに書き出し部分は、メーラーのプレビュー部分、スマートフォンのプッシュ通知に一部表示されます。開封率を高める一つの施策として、使わない手はありません。
書き出し部分をうまく活用し、ユーザーにメルマガを読んでもらえる工夫をしましょう。
以上、『【例文あり】メルマガの書き出しを工夫して開封率を上げる!』でした。
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