【悩み解決】メール配信システムを活用するメリットや選び方のポイントを解説

2023年02月21日

【悩み解決】メール配信システムを活用するメリットや選び方のポイントを解説

メールを使って販売促進をしたいと考えた場合、どのようにすればいいかわからない方が、たくさんいるかと思います。

個人のメールのやり取りに使用しているメーラー(OutlookやGmailなど)を使って、BCCの機能を利用して、メール配信している方もいるかもしれません。

しかし、この方法は大規模なメール配信に不向きなうえ、セキュリティ上の問題もあるため、おすすできません。

安心安全で大規模なメール配信を行いたいと思ったら、メール配信システムの導入を推奨します。

そこで今回は『【悩み解決】メール配信システムを活用するメリットや選び方のポイントを解説』と題して、メール配信システムの仕組みや、導入するメリットまたはデメリットなどについて解説します。

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    目次

  1. 1メール配信システムとは?
  2. 2メール配信システムのメリットは?
  3. 2.1メーラーからBCC設定の一斉送信は危険
  4. 2.1.1一斉送信に向いていない
  5. 2.1.2送信件数に上限がある
  6. 2.1.3送信の遅延が発生する
  7. 2.1.4個人情報漏えいの恐れ
  8. 2.1.5効果測定を行うことができない
  9. 2.2メール配信システムの導入のメリット
  10. 2.2.1安定的に大規模なメール配信が可能
  11. 2.2.2メール配信システムの主な仕様は「一斉配信」と「セグメント配信」
  12. 2.2.3セキュリティ対策により「迷惑メール」になりにくい
  13. 2.2.4メール配信後の効果測定が可能
  14. 2.3少なからずデメリットもある
  15. 2.3.1必ずしも読まれるとは限らない
  16. 2.3.2迷惑メールになる可能性
  17. 2.3.3メルマガ作成の手間がかかる
  18. 2.3.4コストがかかる
  19. 3メール配信システムの選び方のポイント
  20. 3.1確実に届く仕組みである経路探索型アルゴリズム
  21. 3.2メール配信には不可欠な効果測定
  22. 3.2.1開封率
  23. 3.2.2クリック率
  24. 3.3メール配信システムの料金形態
  25. 4まとめ

メール配信システムとは?

メール配信システムとは、数千人や数万人など、多くの配信先に対して一斉配信するときに便利なツールです。

数十人に対してメールを送る際には、メーラーに付属しているBCC機能を使っても問題ないのですが、BCCの設定人数がおよそ100人を超えたあたりから、送信先から受信拒否されることが多くなります。

メールを受信するときには、1つのサーバーから大量に配信されたメールは危険とみなされることが多いため、メール配信システムは大量のメールを、複数のサーバーに分散して配信させるように作られていることがほとんどです。

そんなメール配信システムを導入するメリットを見ていきましょう。

メール配信システムのメリットは?

メール配信システムを用いてメール配信をした方がいい理由としては、

「大規模なメール配信を高速かつ安心安全に確実に届ける」

ためです。

この段落では、メーラーからBCC設定で一斉送信する危険性と比較しながら、メール配信システムのメリットについて解説します。

メーラーからBCC設定の一斉送信は危険

一般的なメーラーにある機能、BCCを設定してメールを一斉送信している方も、たくさんいるかと思います。

特定電子メール法に遵守していれば、メーラーからメールを一斉送信するのは何ら問題はありませんが、リスクがいくつかあるため推奨できないのが現状です。

そのリスクとしては、以下のものがあげられます。

メーラーから配信するリスク

  • 一斉送信に向いていない
  • 送信件数に上限がある
  • 送信の遅延が発生する
  • 個人情報漏えいの恐れ
  • 効果測定を行うことができない

一斉送信に向いていない

メーラーで100件以上の一斉送信をすると、配信先の受信サーバ側が送信者のIPアドレスを「迷惑メール」と判断する可能性があり、万一、判定されると送信に制限がかかってしまいます。

また、何度も実行し続けると、キャリア側が配信元を悪徳業者扱いにし、以降配信されてきたメールを拒否する可能性もあります。

送信件数に上限がある

各メーラーでは、1回に送れる送信件数の上限が決まっています。

その上限を超えると、エラー表示となり送信できなくなります。

送信の遅延が発生する

メーラーから大量なメールを一斉送信するとサーバに負担がかかり、通常のメール送信までも遅延、一時的な送信制限がかかる恐れがあります。

個人情報漏えいの恐れ

BCC設定でメールを送信した場合、他の人に他者のメールアドレスが漏れることは基本的にありません。

しかし、BCCと思い込んでCCで送ってしまったりなどの、人的ミスによる漏えいは十分起こりえます。

万が一漏えいしてしまうと、個人情報保護法に違反するとみなされる可能性があります。

効果測定を行うことができない

メーラーはあくまでメールのやり取りをするためのツールなので、開封率、クリック率、反応率、到達率などの効果測定を行うことができないため、マーケティングには不向きです。

BCCでの一斉送信はリスクあり!メール配信システムを推奨!

メール配信システムの導入のメリット

上記で解説したとおり、メーラーで一斉送信を行うといくつかのリスクが発生してしまいます。

そうしたリスクを回避しメール配信できるのが、メール配信システムでありメリットとなります。

メール配信システムから配信するメリット

  • 安定的に大規模なメール配信が可能
  • メール配信システムの主な仕様は「一斉配信」と「セグメント配信」

安定的に大規模なメール配信が可能

メーラーのBCC機能で送信する場合とは異なり、メール配信システムでは大量のメールを複数の配信サーバーに分散させることが可能です。

何万件という配信先も、数十件ずつに細かく分け、複数の配信サーバーに少しずつ配信を担当させることで、1台当たりの配信サーバーの不可は軽くなり、受信側に受信拒否される可能性が低くなります。

ほとんどのメール配信システムでは、分散させる仕組みを持っているので、大規模なメールを安定的に配信させるための考え方は共通しているようです。

メール配信システムの主な仕様は「一斉配信」と「セグメント配信」

メール配信システムには、さまざまなメールマーケティングが存在しますが、そのなかでも基本的な仕様は2つです。

一斉配信について

一斉配信とは、メール配信システムに登録されている読者すべてに同じメールを送る方法です。

不特定多数の読者にメール配信するため、汎用性の高い情報をメール配信するのに適しています。

セグメント配信とは

セグメント配信とは、特定の読者にマッチする情報をメール配信するものです。

特定の読者を絞り込むには属性の取得が重要で、

主に
  • 住所
  • 氏名
  • 年齢
  • 性別
  • 電話番号
  • 誕生(または記念日)
  • 趣味

などといった情報を収集します。

例えば「40代向けのアンチエイジング化粧品を紹介したい」場合、

属性は「年齢=40~49歳、性別=女性、趣味=コスメ(またはファッション)」

といった条件で絞り込みを行い、対象となる読者にだけ情報をメール配信することができます。

セグメント配信でメルマガの開封率・クリック率を改善!一斉配信との使い分けも

セキュリティ対策により「迷惑メール」になりにくい

基本的にメール配信システムを提供する企業は、メール配信されたメールが「迷惑メール」と判定されないよう、SPFとDKIMの認証を受けている場合があります。

この2つの認証は、電子署名やIPアドレス認証の活用により、

メール配信者が行ったメールが正規かそうでないかを判断

するものです。

この認証を導入しているメール配信システムであれば、迷惑メール扱いになりにくくなり、受信側へメールを届けることができます。

メルマガが迷惑メールにならない方法-SPFやDKIM認証とは?

メール配信後の効果測定が可能

日々、メール配信を行うと、読者がどれだけ開封(開封率)したか、本文内にあるURLをどれだけクリック(クリック率)したかなどの数値を計測することができます。

こうした開封率やクリック率を集めることで、今後のマーケティング戦略に役立ちます。

少なからずデメリットもある

万全の状態でメール配信ができるようになっていますが、少なからずともデメリットも存在します。

必ずしも読まれるとは限らない

一斉配信、セグメント配信問わず、読者にマッチした情報をメール配信したからといって、必ず読まれるとは限りません。

読者のパソコンには個人的なものを含めると、たくさんのメールが日々、送受信されています。

そのため、瞬時に届いたメールを確認して、必要なものだけ開封する可能性が高いです。

少しでも開封してくれる可能性を上げるためには、件名(タイトル)で目を引く工夫が必要です。

【サンプル付き】開封率を上げるメルマガのタイトル(件名)の書き方

迷惑メールになる可能性

SPFやDKIMなどを認証して、迷惑メール対策をほどこしていても、読者がもっているパソコン、メールソフトのセキリュティの関係上、メール配信の件名や文章の内容、配信量によっては、迷惑メールと判断される場合があります。

こうした支障から迷惑フォルダに振り分けられ、読んでもらえない可能性があります。

メルマガ作成の手間がかかる

定期的にメール配信するため、配信回数に応じて文章作成をしないといけません。

また、内容を作るためだったり、実際にメール配信したものが効果的だったかの検証、今後の対策といったことについて、ミーティングも実施しないといけないため、少々作業負担がかかってしまいます。

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コストがかかる

メール配信システムを提供する企業によって料金プランはさまざまですが、大小問わずコストがかかってしまいます。

メール配信システムの選び方のポイント

メール配信システムの選び方のポイントとしては、導入することで得られるメリットと発生する可能性があるデメリットを踏まえつつ、各社の「メール配信の仕組み」「効果測定の有無」「料金プラン」をチェックすると、選定しやすくなります。

メール配信システムを選ぶ時のポイント

  • Ckeck Pointメール配信の仕組み
  • Ckeck Point効果測定の有無
  • Ckeck Point料金プラン

この段落では、当社提供のメール配信システム・Combz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)のメール配信の仕組み、効果測定の有無、料金プランを紹介しますので、各社と比較する際の参考にご覧ください。

確実に届く仕組みである経路探索型アルゴリズム

コンビーズメールプラスの場合は、独自の経路探索型アルゴリズムを導入しています。

メール配信されたメールは、まず配信エンジンで迷惑メールにならないように、細かく分散処理されます。

そして、配信サーバ群で過去の配信実績と照合し、最適なサーバに振り分けられます。

この機能のおかげで、1時間あたり100万通のメールマガジン(メルマガ)を高速かつ確実にメール配信できるようになっています。

また、セキュリティ対策も行っているため、安心して読者に情報を送ることができます。

独自開発の経路探索型アルゴリズムの構図

コンビーズ独自の経路探索型アルゴリズム
高速配信のヒミツ!経路探索型アルゴリズム

メール配信には不可欠な効果測定

コンビーズメールプラスではメール配信後の効果をはかれるよう、いくつかの効果測定の機能を搭載しています。

そのなかで代表的な効果測定として、開封率とクリック率について簡単に説明します。

開封率

開封率とは、メール配信した有効配信数(エラーメールなどを除いた実配信数)のうち、何人の読者がメールを開封したかを測定できるものです。

開封率を調べることで、読者の目を引きやすい件名、開封されやすい日時を知ることができます。

クリック率

クリック率とは、メール配信した有効配信数のうち、本文内にあるリンク先のURLが、何回押されたかを測定するものです。

クリック率を見ることで、コンテンツへの興味度合いを測ることができます。

さらに、誰がどのリンクを何回押したかと、最初と最後に押したのはいつだったのかを調べることもできるので、コンテンツの内容改善にも役立ちます。

メルマガは効果測定が重要!分析方法とKPI(指標)の理解で成果アップ

メール配信システムの料金形態

コンビーズメールプラスでは、導入を検討している方の予算に合うように、さまざまな料金を設定しています。

低価格ではじめられるように「業界最安値帯で配信数無制限」の料金プランも提案しています。

アドレス件数1,000件で月額2,300円(別途初期設定費用)での導入が可能です。

Combz Mail PLUS(コンビーズメールプラス)の料金形態

料金プランをカスタマイズ
【2023年版】おすすめメール配信システム14選! / 比較表あり

まとめ

今回の記事はいかがでしたでしょうか?

メール配信システムを導入することで、大規模なメール配信を、高速かつ安心安全に確実に届けることができます。

しかし、どんなシステムにもメリット、デメリットがあります。

セキュリティ万全ななかでニーズにマッチしたメール配信を行えますが、必ず読んでくれるとは限りません。

また、必ずコストもかかるので、予算に合う料金プランを選ぶ必要があります。

このようなメリット、デメリットを理解したうえで、導入の検討をおすすめします。

以上、『【悩み解決】メール配信システムを活用するメリットや選び方のポイントを解説』でした。

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